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トラックはインフルエンサー
歩行者として信号のない横断歩道で車が停まってくれるのをまっていると、ほとんど停まってくれない中でも、わずかにトラックが停まってくれやすいと感じている。
ほとんど停まってはくれないことが前提であり、その上で、肌感として、普通車よりも大型車、特にトラックは停まってくれやすい気がする。バスは停まってくれない。
今年の夏、「横断歩道で車が停まらない」ことを小学生が自由研究にまとめていた。知っている限りで2件。全国で他にも取り上げられていない小学生の訴えがあるかも知れない。
停まってくれやすい車の傾向を調べた少年は、
止まってくれやすい車は「やさしい顔のおじいちゃん」「いかついお兄さん」「大きな車」
止まってくれない車は「背の低い車」と「おばあちゃん」
とのこと。
停まってくれやすいのが「大きな車」という点で、私の肌感と共通している。バスは停まってくれないけど。あ、あとタクシーも停まらないね。停ま"れない"のかな?
トラックが停まってくれる理由は分からないが、トラックが停まってくれることでいい影響がある。最初にいずれかの車線でトラックが停まってくれたら、反対車線の普通車も停まってくれやすくなるのである。普通車に無言の圧力がかかるのかな。
自分が歩行者の時に車が停まってくれたら私は軽く会釈するが、もし自分が運転者の時に歩行者が会釈してこなくても、別にいいと思っている。そもそも停まるのが普通、停まって当たり前、法で停まることになっているので。
「サイン+サンクス運動」というのがあるが、あれに私は納得がいかない。運動の前提が歩行者の振る舞いに依存しているからだ。
愚痴はともかく。
トラックの影響は大きい。普通車が仮に停まってくれても、対向車が停まるまでには時間がかかる。一方で、大きな車体がまず停まったら、対向車は気付かないはずはない。トラックは歩行者にとって重要なインフルエンサーである。
トラックのみなさん、よろしこ。