これからの理学療法士は経験だけでは戦えない
リハビリ専門職、こと理学療法士の実習は様変わりしている。
理学療法士の業務の三本柱は「臨床・研究・教育」である。さらに教育は言い換えると「後進の育成」であり、「後進の育成」は理学療法士の義務とされている(日本理学療法士協会「理学療法士の職業倫理ガイドライン」平成24(2012)年4月15日改正 第17項)。好き嫌い・得意不得意にかかわらず、理学療法士には後進の育成に向き合う義務がある。具体的には、職場の後輩への指導、そして学生への臨床実習指導である。
専門学校上がりが主流