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ピェンロー鍋(扁炉)を作ってみた。


白菜が激安!
福岡では昼間、雹(ひょう)が降っていましたね。
冷たい雨で冷えた身体には鍋が染みます。

白菜を大量に美味しく食べるにはどうしようか?
豚バラとポン酢でさっぱりいこうか?と悩んでいたら…

ふと、何年か前にdancyuで読んだ作家の妹尾河童さんが紹介していたピェンロー鍋を思い出して、作ってみました。

妹尾さんが中国で食べた美味しい家庭料理だったんだとか。
詳しい内容は忘れたけれど、すごく食欲をそそられたのを覚えています。

材料はシンプルに

水で戻した干し椎茸の出汁と白菜、豚肉、春雨、塩、ごま油

材料がシンプルすぎるので、大丈夫?

ごま油はたっぷりと、塩は気持ち多めに入れて、白菜をトロトロに煮込みました。
たしかにこれは、鍋の〆に卵とご飯を入れるとかなり美味しい…!
出汁昆布を入れる人もいるみたいですね。

椎茸は補気の作用
豚肉は補気と潤いを与える
白菜は胃などの余分な熱を鎮める
ごま油は潤いを与えて腸を滑らかに

便秘にも色々と原因がありますが、
気虚と陰虚からくる便秘にピッタリのメニューだなと思いました。

ちなみに、妹尾さんのレシピでは、鶏肉も入っていました。
鶏肉は身体を温める作用があり、気(エネルギー)を補います。

白菜は、古典によって微妙に解釈が異なります。
平性(身体を温めも冷ましもしない)と書いてある本もあれば、
涼性(身体を少し冷ます性質)と書いてある本もあります。

食べ過ぎ飲み過ぎ等で胃に熱がある方にとっては
内臓の中の老廃物をデトックス出来て良いですが、

陽虚体質で下痢気味の方がたくさん食べると更に体が冷えます。
鶏肉や生姜などの温性の食べ物と組み合わせると良いでしょう。

下記のリンクから「薬膳体質チェック」にて
ご自身の現在の体質を調べてみてくださいネ


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