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【1分で読める】機会費用の誤認:やらなければ出来たのに!失われた機会の価値を理解するコツ
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こんにちは!xxIPPOxx(いっぽ)です!(自己紹介はこちら)
以下のような経験はないでしょうか?
既に投資した時間やお金が回収できないにも関わらず、損失を避けようとしてさらに投資してしまう。
無料で得たチケットのイベントに行くために、本当にやりたかった別の有料の活動を諦める。
過去に購入した、興味がない本を読み続ける
高価な料理教室に通っているが、あまり興味が持てなくなったにも関わらず、「もったいないから」と続ける。
ある資格取得のために多くの時間を費やしたが、その資格が自分のキャリアにとって重要でないことに気づいた時、それを放棄することができずにさらに時間を費やす。
これらは機会費用の誤認に陥っている可能性が高いです。
この記事を読むことで、機会費用の誤認について理解し、より合理的な判断を下すための視点を身につけましょう!
機会費用の誤認とは
機会費用の誤認とは、過去に投資したコスト(時間、お金、リソース)を回収しようとするあまり、現在や将来のより良い選択肢を見落としてしまう心理的な傾向を指します。
この誤認は、私たちが過去の決断に縛られ過ぎて、現在最も価値のある選択を見落としてしまうことを意味します。
機会費用の概念を理解すると、選択肢の間での決断を下す際に、見えないコストを考慮することができます。
例えば、ある行動を選択することによって放棄する他の選択肢の価値を理解することが、合理的な判断に繋がります。
一方で、この誤認に陥ると、有益な新しい機会を見逃したり、不必要にリソースを浪費する原因となります。
例えば、不採算のプロジェクトに対して、「これまでに投じた資金を無駄にしたくない」という理由で更なる投資を続けることは、
損切りすれば出来たはずのチャンスやリソース(時間、お金)を失うことに繋がります。
このように、機会費用の誤認は、私たちの判断を歪め、最適な選択を見落としてしまうリスクを高めます。
それを理解し、克服することは、私たちがより良い決断を下すために非常に重要です。
実生活での陥っている例
新しい趣味やスキル習得の機会を放棄し、以前から続けているが興味を失った活動に時間を費やす。
友人や家族と過ごす貴重な時間を犠牲にして、仕事に追われることを選ぶ。
高価なガジェットやサブスクリプションサービスに投資した後、それが自分にとって価値がないことに気づいても、それを手放すことができない。
ビジネスでの陥っている例
企業が不採算の事業部門に対して、過去に投じた投資を回収しようとしてさらなる資金を投入する。
新しい技術や方法論を採用する機会を見逃し、古いシステムやプロセスに固執する。
スタートアップが初期のビジネスモデルに固執し、市場の変化や顧客のフィードバックに基づいて迅速に適応する機会を逃す。
機会費用の誤認の対策
過去の投資を見直し、未来志向の決断をする:
過去に投資した時間や資金に囚われず、現在と将来の選択肢から最も価値のあるものを選択しましょう。多様な選択肢を検討し、最適な選択をする:
選択肢を広げ、各選択がもたらす機会費用を評価することで、より良い決断が可能になります。過去の決断に囚われない:
過去に投じたコストは回収不可能な「沈没費用」であり、現在の選択に影響を与えるべきではありません。感情的な投資に注意する:
感情的に投資しすぎると、合理的な判断が難しくなります。客観的な視点を保ち、定期的に決断を見直しましょう。
まとめ
■機会費用の誤認とは
機会費用(トレードオフ。何かをすると何かが出来ないという事実)を見逃す心理的傾向。
■対策
何かをすることで、何かが出来なくなっているという事実を認識する。
例:
・嫌いな人との関係を切れば、好きな人と過ごす時間が増え、新しい人に出会う可能性が広がる。
・満足度の低い支出を減らせば、旅行など満足度の高い支出を増やせる
・仕事の時間を増やせば、家族と過ごす時間や趣味の時間が減る
最後までお読みいただき、ありがとうございます!(自己紹介はこちら)
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