自分を変える方法4選!

自分を変えたい! でも「意識を変える」とか「一念発起する」とか精神論だけでは変われない! そういう人はどうしたらいいか? 言い伝えによると、次の4つの提案がある。


1 付き合う人間関係を変える

よく言われることだが、あなたはあなたの友人5人の平均である。ほんまかいな、と思うかもしれない。というか、そもそもそんなに親しい友人が5人もいるなら相当恵まれていると言えるだろう。相手のいることなので難しい話ではあるが、このアドバイスは「何らかの目標に向かって自分と同等以上の意気込みでがんばっている人たちに近づこう。そうすればあなた自身も彼ら彼女らと同じ水準まで自分自身を引き上げざるを得ない」というぐらいの意味だろう。

2 生活の時間配分を変える

例えば、小中学校では平日の日中、時間割に沿って行動することが求められた。一方、大人に成って、労働者として生きるにしても、趣味に生きるにしても、家庭に生きるにしても、一定の時間の区切りを作って計画的に生きざるを得ない面がある。なぜならば、ペース配分が無いと不安を憶えたり、極端に不規則な生活になって健康を損なうおそれがあるからである。

また、例えば、夜ふかしばかりする人たちと毎日早起きの人たちとでは性質が違ったりする。つまり、生活の時間配分を変更することで、自然と人間関係にも変化が生じ得るのである。

この時間配分を変えるというのは行動変容や習慣形成にもつながる部分だろう。というのも、毎朝起きてから何に真っ先に取り組むのか、自分を何によって忙しくさせるのか、人生のなかで優先順位が高く緊急度が低くても一定の時間を割り当てるべきものは何か?という課題もこの「時間配分」に入ってくるからである。

だから、例えば「早起きして自分の願望を日付や金額やイメージ付きで手帳に書き込む」とか「必ずコーヒーを飲んで散歩する」といった習慣を新たに取り入れてみるのも、それを継続する限りで「時間配分の変更」に入れてよいだろう。

3 住む場所を変える

引っ越しは強力である。なぜならば、住む地域によって年収やご近所さんがガラリと変わるからである。結局、住む地域が変われば、時間配分も変わらざるを得ない。なぜならば、それによって、人間関係も変わるし、通勤経路や生活に必要な施設へのアクセスも変わるからである。それに加えて、毎日過ごしている部屋にあるグッズも引っ越しによってその重要性が再検討されることになるだろう。

4 薬を飲む

さて、以上の3つは古来からコンサルタントなどによって言い伝えられて来たことであったが、筆者がひとつ付け加えるとすれば、そもそもメンタルに支障を来している人や栄養が足りてない人というのがいて、情緒不安定になっているケースがある。しかし、それをいつまでも精神論だとか、上記のようなソフトなやり方で解決しようとするのはミスマッチである。

例えば、人間関係や居住地を変えても、歩けない人が快適に過ごすにはまず車椅子を入手した方がいい。それと同様に、環境をいくら変えたとしても、肉体が同じ極端な状態である限りは、人生がなかなかいいものにならないということはあり得るからである。

だから、例えば、メンタルクリニックに行って診察を受けても処方箋を書いてもらってもいいし、眼科や歯科でメンテナンスをしてもらってもいいし、ドラッグストアで医薬品を購入してもよいし、お気に入りのサプリをみつけてもよい(例えばフェニルアラニンというアミノ酸サプリがいいかもしれない)のだが、自分自身の肉体・気分・健康状態に起因する不具合やつまずき、困りごとが無いか再チェックしてみるのも自分を精神論以外の方法で変える重要な方法のひとつであると捉えるものである。

(1,492字、2024.07.16)

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