自分のことについて気まぐれに。 詩を書いてます。

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最近の記事

【エッセイ】夢について

私はよっぽど疲れたり酔っ払ったりしていなければ(所謂泥のように眠る、と形容されるような状態)毎日夢を見る。 そして私はメモこそしないものの、夢の状態から自分の精神状況を認識するというエセ精神分析学者みたいなことをやっている。 もちろん流石に毎日見た夢を全て鮮明に覚えている訳ではない。 また夢というものは基本的に言葉で表現しようとしたら基本的にワードサラダ的な文章(文法としては整合性があるが意味の上で破綻している文章)になる。なので基本的には文章に起こすと言ったことはしな

    • 駅【詩作⑰】

      今日もそろそろ時間だ 駅で電車が来るのを待つ 今日はちょっと遅い 予定の時間表はちゃんとあるのに いつもこの電車だけ来る時間がバラバラ でも朝からちゃんと待ち続けるよまだまだ 私はこれに乗る だって一番この電車が乗り心地が良いから あ 電車来た 踏切台からジャンプして飛び込むみたいに急いで いつも乗り込む でも今日はどうやら怒りっぽい人が乗っててサイアク 「煙が足りない」 近くに中身のありそうな箱が落ちてたから渡した ひとまず落ち着いたみたい 未

      • 【英語分からなくても歌えるような翻訳素人がやってみた】K/DA MORE

        意訳ゴリゴリなのと歌詞なので歌えるように意図的に言葉数減らしてたりルー大柴みたいになってます。許して! [Intro: Jaira Burns, Soyeon & Lexie Liu] K/DA 私らいつだってKDA Yeah, yeah, yeah Na, na-na-na, na-na-na-na-na-na 準備OK? [Verse 1: Soyeon & Lexie Liu] アカリ登場 アカリ凶暴 アカリ上昇 アカリ強硬 アカリ's パート アカリやっちゃうよ

        • 【エッセイ】私が陽キャを嫌う理由

          私が今までやってきたこと全て(特に創作活動)に陽キャに対する羨望、  そして羨望から来る怨恨、差別心、 それらネガティブな感情すべてが込められている。 決して一度たりとも一秒たりともそれを忘れたことはない。 私はracist。 "Don't discriminate LGBTs!"とか"Don't Discriminate Black"なんて私は欠片も思ってない。 理解できないものを恐れ遠ざけ忌み嫌うのは人間の当然の感情。 (かといって声をあげるなってことではない。やはり政策

        【エッセイ】夢について

        • 駅【詩作⑰】

        • 【英語分からなくても歌えるような翻訳素人がやってみた】K/DA MORE

        • 【エッセイ】私が陽キャを嫌う理由

          【謎備忘録】Artporn, Foodporn, ○○porn なぜNSFWじゃないのにporn?※私見につき適当記述

          英語圏最大手SNS,reddit(レディット)にはこういうコミュニティがある。 r/Artporn URL:https://www.reddit.com/r/ArtPorn/ 仕事中、作業中の諸兄は安心して欲しい。決してここに投稿されている画像はNot Safe For Working(略:NSFW,仕事中に閲覧すべきでないもの)ではない。 むしろどちらかというと教育的に宜しいものばかり乗っている。一部掲載しよう。(気になった方は各自検索してほしい。) こういった絵ば

          【謎備忘録】Artporn, Foodporn, ○○porn なぜNSFWじゃないのにporn?※私見につき適当記述

          海【詩作⑯】

          海 広くて深い 海 平たくて暗い 自分の名前にもある一文字 海 "其ノ心ガ靖ラカナル海ノ様ニ為ラン事ヲ” 小学校で絶対一度はやる自分の命名の由来を調べる課題 残念ながら自分はその反対 実際の海も反対 もちろん想像上は安泰 実際には荒波もある でも最後には輝き 止まる そして伸ばす 地平線の彼方に向かってその青 直線と面は滑らか その内側には 複雑な形をした沢山の魚 イルカ サメ 果ては深海魚 あらゆる生き物がいる そう考えると 海と私は

          海【詩作⑯】

          キツネ【詩作⑮】

          キツネはコンコンと鳴く 鳴かず飛ばずのシグネチャーをどんどん書く私 キツネはコンコンと鳴く 静けさは松尾芭蕉にしか染み入らない キツネはコンコンと鳴く 街は春を待とうとするが いずれは謙譲語で塗りたくった喧騒を先頭に夏と冬を迎える キツネはコンコンと鳴く 引く手あまたのあいつと違って俺は一人で字詰め  煙で喉を焼き 消毒液で喉を灼く 引く手あまたのあいつと違って俺は 独創性のみで盲目的にモノを書く キツネはコンコンと鳴く 居るべきか俺のそばに 少な

          キツネ【詩作⑮】

          雪【詩作⑭】

          踏みしめる きれいな雪のクッション 足をどける 足跡が付いてる  隠れた土が被せた雪から姿を見せる 「これぐらいしか積もってないのか」 明日は辞めておこうかな 今日も埋める 周りの雪で ――― 踏みしめる きれいな雪のクッション 足をどける 足跡が付いてる 隠れた土が今日は寒気立つ日 姿を見せない 「今日はいっぱい積もってるね」 また来ようね 今日も埋める 周りの雪で

          雪【詩作⑭】

          ゴミ箱【詩作⑬】

          皆が指差す 突き刺す視線 その目は言う 私は啄む ゴミ箱 なら向き合う 口数が多いかもしれないでも一言 貴方達がいるのは 鳥かご  鴉 それは 黒くて 薄汚れてて だから皆はこちらを 蔑視してるのかもしれない けど黒い方が 強いときだってある でも知らなくたって 少しも  "ゆとり乙" なんて言わない でも見ようとしない 見ても見ないふり それならない 今日も "左向き左" と言われて黙ってオウム返し それでいいなら お家に帰

          ゴミ箱【詩作⑬】

          ハイボール【詩作⑫】

          【今ならハイボール 一杯 100円!】 その文字で飲み屋に舞い戻る 看板の言いなり二次会 愕然 お通し いかにも冷凍飯 趣 そんなものはなし 進め 進め また乾杯  酔払いの喧騒で割って飲むニッカハイボール 幼い子どものような… いやいいや 飲み戻す 気にしない 行き違い 言違い 無礼講 飲みの席 思考が混濁 こんな度数の酒で酔っ払うなんて 嘘でしょ 周り 暗くない ? あれ? いつの間にか周りは静か どうした? ジリリリリリ… 「おはようございま

          ハイボール【詩作⑫】

          タバコ【詩作⑪】

          タバコの先端をライターに タバコを吸ってる時 大好きな人の事を思い出す ただこの気持ちを煙に溶かして喫んで そして吐き出す そして ――傍観してる。 もう察してる。 もう止まってる。 一方吐き出した煙は揺蕩いて消えてしまう あの人に向けた狼煙には到底なりそうにもないな。

          タバコ【詩作⑪】

          ワイン【詩作⑩】

          これは安酒 確実に分かる 安い あくまで わざとらしい味 スーパーにでも売ってそうだ 雑に陳列棚に放ってそうだ でも 私は好きだ  ワインに求められる 高級感 透明感 そんなものは私にはいらない  濃硫酸みたいに喉が焼け付きそうになる味 でも好きだ そこに丸さがある 私が愛する酒はそんな高尚なものじゃない 「ルージュ」という言葉の意味が指すような パンチの利いた、かつメリハリのあるような 堅苦しい酒ではない ダメな酒だ どっちかと言ったら いらないよ

          ワイン【詩作⑩】

          照明【詩作⑨】

          皆がいる 部屋がある その部屋には 家具がある 照明がつく 部屋中の色んなところに 照明はある だからって 全部つけたら 部屋中明るくなるけど 眩しすぎて見てられない だったら私は たった一つの 仄かな光を眺める 部屋中明るい必要は無い 自分が見えるだけ 見たいだけの 光を ほんの微かな光を ルームメイトに光を分ける 「うるせえよ」と一喝 または「無類の低脳」と一蹴 私の光は受け取ろうとしないのに なんで皆は

          照明【詩作⑨】

          鴉【詩作⑧】

          私は                                 鴉 エサを求めて 喉を     枯らす 住処を求めて 溜まり場を  荒らす また次の所へ 羽音を  かき鳴らす 汚い          真っ黒な羽   曝け出して       飛び出して でも本当は       見てほしくて  真っ白な眼を開く 泥水を啜り                      ゴミ袋を漁る 清水を浴び                      楽園を知る だがそこは 

          鴉【詩作⑧】

          顔無し【詩作⑦】

          僕らは皆のっぺらぼう そこに名前を付けて そこに仮面を付けて そこに個性をかき集めて 1人 そして知識を一気飲み 時は流れて 仮面は壊れる 破滅は許されず 新しい仮面を吊るされる それをつける それを繰り返し 老ける 催促する 骸骨 付ける 最期

          顔無し【詩作⑦】

          手錠【詩作⑥】

          手錠に繋がれ 遅かれ早かれ 痣だらけにされて 帰ってくるのかな 僕のプライド それと 僕の人格 それはとてもとても辛い事だよ 辛いよ でもやるしかないよ 名前なんて呼ばれはしない それは願望でしかないし 呼ばれるのは番号 あるいは参考にされた住所 そして学歴年齢 僕はこの生き地獄の囚人で 胸元の 傷だらけのドックタグを握りしめていて みじめな人間に見えるかもしれない それでも僕は全力を振り絞るよ  途中に何かに縛られても 何かに傷つけられても

          手錠【詩作⑥】