🌳本の森に埋もれて…🌲

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　本のネット注文などは、よほどの僻地に引っ越すか、身体が不自由になってからお世話になりたいと思っている。
　本当の「本好き」族というのは、どんなに忙しくても書店に足を運び、実物を手にとって仔細に内容をチェックした後に購入するものだ。
　
　僕のように「売れ筋」の本などに興味がなく、かといってネット購入もしたくない者は、仕方なく丸善ジュンク堂書店まで足を運ぶことになる。

　できることならジュンク堂書店に棲みつき、本の森に埋もれて暮らしたいほどだ。
　実際にそのようなイベントも行われているようなので、僕だけの異常な性癖ではないのだろう。

「丸善ジュンク堂に住んでみる」ツアー2023募集開始

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　ということで今回もジュンク堂（丸善広島店）に足を運び、《英米文学》コーナーの書棚の前に立つ。

英米文学の新刊だけでもこの量だ(⁠T⁠T⁠)

　長い時間をかけて仔細にチェックした末に、一部のアメリカ文学愛好家にしか馴染みのないポール・オースターの作品６冊と、翻訳文学専門誌『MONKEY』（柴田元幸の責任編集）を購入する。
　そして、これから当分の間はポール・オースターを相手に過ごすことになる。

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・・・とくれば、ここから小難しい文芸の話が始まるのか💦…と心配されそうだが、そこまで無神経ではない  (⁠^⁠^⁠)

　前回紹介した『ブルックリン・フォリーズ』とは違って、本来の彼の作品はポストモダン系の純文学だ。
　人口の０.1％程度しか購読者のいない純文学の話をnoteで得々と語ったところで仕方がないではないか。
　今回は「こういう本も存在しますよ」という紹介のみに留めたい。
　また、いつか機が熟す時が来れば…

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　アメリカン・テイストに浸りつつ、もう一方の頭で小澤征爾のことを想っていたせいで、この演奏を思い出した。
（ま、これもまたnote向きではない(⁠+⁠_⁠+⁠)）

ジョージ・ガーシュイン作曲
『ラプソディー・イン・ブルー』
　指揮：小澤征爾
　ベルリン・フィルハーモニー
　マーカス・ロバーツ・トリオ　　　
（2003年のガーシュイン・ナイトより）

　

【おまけ】
　本文とは何の関係もないが、春の兆しを感じさせるイラストを一つ。
　カフェに座って、表を通り過ぎる女性の一瞬の姿をスピードスケッチした。
　少々粗っぽいのはご勘弁。

　大胆でダイナミックな雰囲気を持っているので、こういう娘は絵のモチーフとしては興味深い。
　本についてはハードな人文系好みだが、絵は完全に軽めのイラスト好みである :⁠^⁠)