集中力を取り戻す「マイクロブレイク」
ヒトの集中力の持続時間は大人の場合、平均50分と言われている。
ただし、50分間ずっと集中しているわけではなく、
15分周期で集中力の波があるため、厳密に言えば15分しか集中できないそう。
確かに高度なレベルで集中するならば、そんな感じかもしれない。
多くの企業、職場では…..
1日あたりの勤務時間が7~8時間。
お昼休みがあることを考えると、午前に3時間働いて、1時間休憩し、
午後に4〜5時間働くというスケジュールになる。
一日中、仕事に前向き、かつ全力で仕事に取り組むのは理想だが、
そんなことはできないい。
睡眠不足の日もあれば、倦怠感に悩まされる日もある。
そんな状況でも、高いパフォーマンスを上げるにはどうしたら良いか?
僕がいつもすすめているのは「マイクロブレイク」。
昼休みや予定された休みとは別にとる、「数分から10分程度」程度の短い休憩。
長時間座り続けたり、継続的に精神的負荷がかかった状態による悪影響を防ぐ
目的もある。
例えば…..
[立ってストレッチする]
30分ごとに、デスクから立ち上がって腕を頭の上に伸ばし、足と背中を伸ばします。
これは筋肉の緊張を和らげ、血液循環を促進するのに役立ちます。
[アイブレイクする]
20 分ごとに、少なくとも 20 秒間、6〜7メートル先のものを見て、
画面を見つめる続けることによる目の疲労を軽減します。
[深呼吸する]
簡単な深呼吸エクササイズを行って、集中力をリセットし、ストレス レベルを下げます。たとえ 1 分でも集中して呼吸をするだけでも効果があります。
特に吐く息を長めに意識しながら。
[デスクエクササイズ]
手首を回す、肩をすくめる、足首を回すなどの簡単な動きをしながら、
関節の柔軟性を保ち、硬直のリスクを軽減します。
[オフィスの周りを少し散歩する]
会議室へ移動する、コンビニに行く、階段の登り降りなど。
リモートワークでも、マイクロブレイクをとる習慣を身につけることで、エネルギッシュな状態を長く保つことができると思う。
マイクロブレイク後は、きっと集中力を維持・向上させるきっかけになると思う。
大切なことは….
自分の身体とココロの声に耳を傾けること。
疲労を感じ始めたり、集中力の低下に気づいたら、それはマイクロブレイクの時間が来たことを示す良いサイン。
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