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CFOの戦略:予算は意思!経営は最終的に事業計画を達成することに集中し、絵に描いた餅にはしないために考えること

事業計画は資金調達をするために
作成するのではない

資金調達時に特にエクイティでの資金調達時には、
ベストケースに近くもあり、固い事業計画の作成が求められます。

資金調達をするために事業計画は作成しなくてはなりませんが、
その事業計画以上に実行しなくていけないのは、
事業計画の達成になります。

事業計画は未達にもなっているが、
資金調達が2回も3回もできてしまうこともあります。


未達の事業計画で資金調達ができてしまうと、
事業計画の達成自体しなくても良いものと
誤認してしまいがちですが、
本来は資金調達時に提出した事業計画が
達成していたならば、
その次の資金調達はもっと良い条件で
資金調達ができたことになります。

予算達成には事業KPIに注目するのではなく
売上、利益、現金残高を達成すること

予算を達成するには、事業計画の根幹ともいえるKPIに
何に対してとどのようにKPIに向けてインパクトを与えることで
売上を達成させようかという話になりがちです。

本来であるなら、
現状の事業の延長線で語ることになるため正しいアプローチです。
しかしながら非連続な成長と上場までの期間を考えていくと、
そんなに悠長に構えていることは出来ません。


常に毎期毎期の事業計画の達成の延長線に上場や
事業成長があるという認識をしなくてはなりません。

通常の延長線で現在の事業計画の達成が難しいのであれば、
別の要素をもって事業計画を達成させることを考え実行
しなくてはいけないのが、
スタートアップのボードメンバーとなります。




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