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CFOの財務戦略:長期的な企業価値を上げていくためには資金調達/資金管理が戦略的に実行されている必要がある

2024年の資金調達/資金管理戦略

スタートアップのエクイティ資金調達環境は、
一様に厳しいと言われて続けています。

直近スタートアップでのエクイティ・ファイナンスが
盛り上がってきたからこそ、
資金調達がエクイティ・ファイナンスありきに
なってしまうかもしれません。

エクイティの資金調達環境が悪いということは、
企業のシェアアウト比率が相対的に大きくなる
ということになります。


従来の出資を受けた資金を
事業としての投資にまわすと結果を
今まで以上にシビアにしていくことが
必要になるということを意味しています。

ランウェイを延ばす

資金調達環境が悪く、
シェアアウトが多くなる、
ということを考えると、
どうやってランウェイを延ばしていくのか、
が、企業成長を拡大させるポイントになります。

ランウェイを延ばすには、
1.売上を上げる
→先にキャッシュが入るように契約書を変更する
→単価アップをする
2.費用(投資)効率を上げる
→特に従来通りの大きな費用をかけて何かをするのではなく、
マイクロマネジメントをベースに小さくても事業進捗をさせる
ことが求められます。
3.デットを実施する
→融資やベンチャーデットなど資金になるのであれば、
なんでも取り組み資金を厚くする。

いつまでランウェイを延ばすのか

目線感は2026年の春までは、
手元資金で回せるようにできるだけの資金を確保できる
戦略を作っていければ、
この資金調達環境を乗り越えられる可能性が高まります。

ランウェイ18-24ヶ月
これを念頭に資金管理をしていく必要があります。


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