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どうして目標は達成できないのか?-低い目標のメリット4選-

こんにちは。ういけんです。
いつも目標達成できない…と思ってはいませんか?

私はいつもプライベートでたてた目標を達成できずに自分の弱さを責めていた時代があります。
副業、筋トレ、ダイエットなどなど、色々な挫折感を経験してきました。

そのうちに「どうせ自分なんか…」と自己肯定感が低くなって余計に目標から遠ざかることに。何年もの時間を無駄にしたような感覚を覚えています。

でも、「目標を低く設定し直す」ことを覚えてからは、高い目標を持っていた時よりはるかに成長できている実感とデータがあります。

このことを他人に伝えることは難しいのですが、今回の記事で思い切って文章にしてみたいと思います。挫折に飽きた方は読んでみてください。

目標の下方修正は甘えでも逃げでもない

「高い目標を持って自らを奮い立たせる」というのは良いことばかりではありません。
マンガや映画で主人公が目標に向かっていく姿はカッコいいものですよね。

しかし現実では、自分がたてた目標に圧倒されたり、難しさのあまり先延ばしにしてしまったり、というように挫折や自己評価の低下を招くことがあります。

高すぎる目標は、クリアした時の達成感も大きいですが、挫折した時のショックも大きいのです。

大きな目標と挫折を繰り返すうちに挫折が怖くなっていき、最後には何も挑戦しない人間ができあがってしまいます。
失敗して傷つくよりも、「やればできる」という可能性に生きた方が楽なんですよね。

なぜ目標は達成できないのか?

目標を立てる時には、何かしらの決断や出来事があったはずです。
テレビやSNSから影響されたり、友人から成功体験を聞かされたり。

その瞬間は脳が興奮している状態です。脳内にはドーパミンというホルモンが溢れ、自己効力感が増し、自分の能力以上のことができるように錯覚します。

ドーパミンは「報酬への期待」をしたときに活性化するので、脳内で計画を立てるだけでもドーパミンは増幅します。(旅行の計画をたてるのが楽しいのはドーパミンのおかげ)

このように興奮状態で自分を見失った時にたてられるので、目標は達成困難なほどに高くなってしまうのです。

目標を下方修正するメリット

目標の下方修正は悪いことのように思われがちですが、実際はメリットの方が多いんです。

1、達成感

目標を低くすると当然、達成が簡単になります。この達成感を積み重ねることで自己効力感が上がり、「自分にもできる!」という感覚が育つようになります。自身が付くということですね。
目標に向かうことが楽しくなり、前向きな気持ちになります。

2、モチベーションアップ

高すぎる目標は途中で諦める原因になりやすく、結果として何も達成できないまま終わることになりがちです。
現実的な目標を設定することにより、「これならできそう」と思うことができればモチベーションが上がり、最終的にはより大きな成果を得ることができます。

3、トラブルに強くなる

目標を低くすることで、状況や環境の変化に対応できるようになります。
予想外の出来事があった時、大きな目標を立てていると修正が難しくなってしまいますが、小さな目標なら修正すべき箇所も少ないので、臨機応変に対応できます。

4、成長している実感

達成できる目標をクリアして、また新しい目標をたてる。これを繰り返して記録していくと、自分の成長が実感できます。
私たちが赤ん坊の時、最初は這い回ることから始めて、立ち上がり、歩き、やがて走れるようになるという段階を踏んできたことと同じですね。

前進している感覚があるとモチベーションが上がるだけではなく、心の健康にも良いんです。
無力感が無くなる、安心感が得られるなど、メリットだらけです。
「このままでいいのかな」と悩む時間とはさよならできます。

まとめ

目標を下げることは悪いことのように思われがちですが、実際にはとても実用的な手段です。
達成できない「0」よりも、小さな達成の「1」の方が、はるかに大きいですよね。
大切なのは できる・できない よりも「前に進んでいる感覚」です。
進んでさえいれば、振り返った時に「もうこんな所まで来たのか」と成長を実感できると思います。
下方修正は逃げではなく、戦略なんです。


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