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言葉/ことば/コトバ/コト-”の”-ハ

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読書するということ。

本というものをあまり読まない子供だった。 文字というものが少し苦手だったのだと思う。 文…

way_finding
1か月前
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中動態に関する覚え書き もしくはハン·ガン「ギリシャ語の時間」読書ノート

私は私に殺された私を探す私だ 私を殺した私ももちろん私ではあるのだが 私はむしろ私に殺され…

〈愛の本〉、及び、〈ドア〉について、あるいは、榎本俊二、森泉岳土、デイヴィッド・…

2025/02/10/21:07 深く潜行する、あるいは、軽やかに、宙を飛行する。本を携えて。いつも、…

【エッセイ】工業地帯、ピナイ、Price Tag【西淀川物語】

 2010年代。  私は大阪市の工業地帯、西淀川区に住んでいました。 『住宅地でないため、騒…

大純はる
8日前
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人はみな妄想するし、我々がばらばらであるかぎり分析は終わりながら続くのかもしれな…

松本卓也さん著『人はみな妄想するージャック・ラカンと鑑別診断の思想』がとんでもなく明快で…

ひづみ
2週間前
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ハイヌヴェレ神話と月信仰

先日、月信仰に関する連続投稿をしましたが、本投稿は、その追加の投稿になります。 「縄文の…

MORFO HUB
2週間前
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文法的世界【6】

【6】“ある”の論理と“なる”の文法─文法の諸相(5)  文法の“イメージ”をめぐる助走的考察の最後に、論理と文法の関係について考えてみました。──論理は「ある」ことにかかわり、文法は「なる」ことにかかわる、たとえば「論理+推論(法則、時間)≒文法(物語)」といった具合に。  その7.“ある”の論理と“なる”の文法  永井均氏の『存在と時間──哲学探究1』を読んでいて、「われわれは「現に今」がない世界というものを、考えることはできても、思い描くことができない。」(196

変わらない関係

うちの息子は今年で4歳になる。 そんな彼はこの年頃の男子ならではの好奇心をいかんなく発揮…

ℕ.𝕆.𝕋.𝔼
3週間前
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浅間の大神を祀る古代の祭祀 村山浅間神社にて【随筆】

修験道の痕跡が残る村山浅間神社へ  山宮浅間神社から車で東に10分ほどのところに、村山浅…

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出雲の月信仰と地上に降りた月神族

月信仰に関わる連続投稿の4つ目です。 過去にいくつかの投稿でも紹介したように、古代出雲は…

MORFO HUB
4週間前
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やわらかなうつわ

ひづみ
4週間前
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憑依幻想 (或いは嗜好変容憑霊考現学の試み ) 序

年末年始に急激な変化が我が家を襲い、母は脳挫傷による急激な痴ほうの中で95歳の波乱万丈人生…

早瀬野卑
1か月前
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記紀の「日隠れ」神話に消された「月隠り」神話

月信仰に関する連続投稿の第一弾です。 世界のほとんどの地域で、月信仰は太陽信仰に先立ちま…

MORFO HUB
1か月前
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Graffiti