ドラクエに例えると3分でわかる「影響力の武器」
ワタナベさんです。
【自分ブランドを作るだけで人生が変わる】
をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わったパーソナルブランディング法をデータ化し、10,000人以上の売上や集客を上げたい店舗経営者や個人事業主に提供しています。
◼︎営業マン必須の本「影響力の武器」【ドラゴンクエストは影響力のかたまり】
先日はオンラインサロン限定LIVE配信でした。
そこでロバート・チャルディーニの著書「影響力の武器」という本の話をしました。
『影響力の武器』は、人間が他人からの影響を受ける心理的なメカニズムを解説した名著です。
6つの原則(返報性、一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性)を中心に、人々がどのように説得されやすくなるかを科学的に説明しています。
ビジネスや日常生活で、相手を説得する際の強力なツールとして活用でき、マーケティングや交渉術を向上させたい世界中の人に評判の一冊です。
YouTubeやSNSでPRをしたい人が最も必要である影響力を理解でき、意識的に使う方法を知れるので、より効果的なコミュニケーションが可能になると、現代のビジネスマンにも再注目されています。
心理学の視点から人間の行動に影響を与える原則を解説しているこの本は、ブランディングと集客においても非常に有用です。
今回、チャルディーニの影響力の6つの原則とそれをパーソナルブランディングにどう応用できるかを解説します。
とはいえ今から購入して全部読むのは大変!学びたいけど読書は苦手!
という方に今回は、そんな影響力の武器はビジネスや日々の生活などに活用でき、人生が向上します、というのをゲーム「ドラゴンクエスト」に置き換えてまとめてみたら超簡単に理解できますので、読んでみてください。
1. 返報性【ドラクエはお返しこそクリアの道】
返報性の原則とは、「人は何かをしてもらうと、お返しをしなければならないと感じる」という心理です。
例えば、誰かから贈り物やサービスを受けた場合、その好意に対して恩返しをしようとするのが返報性です。
ビジネスでは、無料サンプルや特別なサービスを提供することで、相手に対して返礼の意識を生み、購入や契約に導く効果があります。この原則は人間関係の中でも広く応用されています。
ネットを集客やセールスで使いたい方は、まずリストを集める必要があると思います。
そのリストを集めるときに、無料のコンテンツやアドバイス、プレゼントを提供することで、見込み客に価値を感じてもらえ、メルマガやLINEなどに登録してもらうということが可能です。
スーパーの無料の試食とかも、同じ理論ですね。
ドラクエのようにストーリー性のある物事を提供する時には、より返報性の原理は必要になります。
ドラクエでもあの敵を倒したらこれを差し上げます、洞窟に行ってこれを取って来てくれたら、などというシーンは多いですよね?
これは全て返報性の原理ですね。
2. 一貫性【街の人の話はちゃんと聞こう】
一貫性の原則は、人々が一度言ったことや行ったことに対して一貫して行動しようとする心理です。
これは、自分の言動に矛盾がないようにしたいという内的なプレッシャーから生じます。
例えば、小さな約束や行動に同意すると、その後もその方向に従い続ける傾向が強まります。
ビジネスでは、最初に簡単な要求を承諾させ、その後に大きな依頼をすることで、相手に一貫性を持たせ、説得しやすくするテクニックが使われます。
ドラクエでも一貫性の原則は多く使われています。
ドラクエではストーリーを進めていくために、街の人に声をかけヒントを探さなければなりません。
かなりの数いる街の人に声をかけるとなると、それぞれがいろんな意味で面白くないと、早く敵を倒しに行きたい、早く進めたい、になってしまい声をかけるという作業が億劫になってしまいますよね?
そこで「ここはサンタローズの村よ」「あなた 知ってますか?」みたいなことから猫に話しかけても「にゃ〜ん」と言ってきたり笑
小さいことを積み重ねる中に重要なメッセージがあることで、話を聞くという作業を進めさせる中にも、一貫性の原則の効果じゃないでしょうか。
3. 社会的証明【ドラクエの社会現象といえば】
社会的証明の原則は、他人が行っていることを基に自分の行動を決めるという心理です。
ブランディングにおいては、俗にいうお客様の声というやつですね。
特に不確かな状況では、他人の行動や選択が正しいと考え、それに従う傾向があります。
例えば、人気の商品や多くの人が利用しているサービスを見て、自分もそれを選ぶことがよくあります。
ビジネスでは、顧客のレビューや高い評価を示すことで、他の人々にもその商品やサービスが信頼できると感じさせ、購入を促進する効果があります。
ドラクエなんてまさにそうじゃないでしょうか?
最初はRPGというものさえ世の中で認知されていなかったわけですが、面白いよと噂ができてきて、2、3と販売されるごとに行列の様子がテレビやニュースで放送され社会現象になっていきました。
そこで30年以上続く一大ブランドが作られた、と言っても過言ではないでしょう。
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