実は、また退学届を出してしまった。 「出してしまった」というほど後悔していないけど、「出しました!」と明るく言えるほどこの先がわくわくするものなのかはわからない。 だから、冒頭の言葉は「出しました」を韓国っぽく「出しマシッソヨ」と書こうとして「出してしまった」と言い間違えてしまったということにしよう。 そして、なぜか大学から連絡がこない。 毎月届くプリントがまだ届く。 だから今は宙ぶらりん。 退学届はだしたものの受理されていない。 学生なのか、そうじゃないのか。 ア
朝のような、夕方のような気持ち。 毎秒変わる空の色みたいに、 毎秒違う風の感触みたいに、 うつろっていく。 そんな感じ。 ひとりだけど、満たされている。 あぁ。朝みたいで、夕方みたい。 暗い夜が明けたようで、眩しい昼がやってきそう。 眩しい昼が終わりそうで、静かな夜がつつみこんでくれそう。 満たされているひとりには、孤独はやってこない。 満たされていないひとりには、孤独がやってくる。 満たされない大人数にも、孤独がやってくる。 満たされている大人数には
ただ音楽が好き。 なんの曲を吹くでもなく、ただリコーダーを吹いて、コードを何も知らないまま、ただギターをさわって、流れている曲に合わせて、ただからだを揺らして。 ただご飯が好き。 レシピを見ずに、蒸しパンをつくって、ぜんぜん膨らまなくて、平べったいなにかができる。 残ったトマトスープにスパイスを入れたら案外おいしいカレーができる。 おかあさんが作ってくれたおにぎりを食べる。 ただ、お絵描きが好き。 何を書くわけでもなく、ペンを持って手を動かすのが好き。 誰かの絵を見るのが
どうやら雨はやんでるのに傘をさしつづけちゃったらしい。 何人かの人に、手を受け皿みたいにして「降ってるかな?」って確認させちゃったかもしれない。 傘をとじるタイミングの指標に、水たまりのメグミルクを採用してたけど、今回はぼーっとしてて、やんだことに気づかなかった。 なにをぼーっと考えてたのか。 過去のこととか?未来のこととか? 考えるといったら大抵このふたつ。 自分はあのとき、なんでそういう決断をしたんだっけ。 その結果どうなるべきなんだっけ。 でもそうなるには、あれ
最近、すっと受け入れられないことばに出会った。 「悩むってことは、暇だっていうことだ。 悩めるって贅沢なことだ。」 このことばは、私にとって、ちょっと水分の少ないかぼちゃの煮物だった。 のどに「んぐっ」ってつかえた。 ちょっと箸を置いてブレイクタイムをとりたくなった。 このことばを聞いて正直、たしかにって思った。 あらゆることで悩みがちな私は、悩んでいる自分をたまに客観視する時がある。 その時に、たしかに思ったことがある。 あ、暇なのかも、この時間って贅沢なのかもって。
フランス料理みたいなタイトルでしょ。 でもぜんぜんフランス関係ないよ。 料理も関係ないよ。 また自分のこと。いつものように。 自分と一緒にいることにつかれてしまった。 自分で自分を外に連れだしたり、自分で自分のワクワクすることを探したり、自分で自分を悲しませないようにしたり、なんとかなるさって自分に声をかけてあげることに、つかれてしまった。 何かに期待して、身をゆだねたい。 ひとりにつかれてしまった。 だいじょぶ。こういう気持ちには慣れている。 なんか船長になった気
散歩してると頭の中がこんがらがって、気づいたら石とか花壇とか下の方をみてる。 下の方を見ると犬がいてかわいい。 それで十分なのに、なぜだか満たされない気分になって、インスタで写真とひとことのせて、仲良しな人にハートを押してもらって、満たされたような気分になって寝る。 このような生活が続いている。 幸せなはずなのに、なにか欠けている感じがする。 今までもこういう違和感を覚えたことはあったけど、うまく忘れられたり、noteに書いているようなちょっとした気づきを誰かにもらって
満ちる。足りる。 深呼吸をするたびに、今を生きていることを思い出す。 笑うたびに、人間であることを思い出す。 これさえあれば大丈夫だなと安心する。 自分はとっても心配性だと思う。 電車に乗る時乗換案内を一駅ごとに見ちゃうし、東京防災は1ページずつ読み込む。 飛行機は墜落する予行練習を頭の中で何度も行ってから乗るし、 気づいたら荷物がめちゃくちゃ多くて重い。 心配性だから助かった場面もきっとあるんだろうけど、これでいいのかな?と重〜い荷物を背負いながらいつも思う。 自
月のことをおつきさんって言う人っていいな。 っておもった。 おもいました。
言葉の中には意味があって、 みんなだいたい同じ意味で言葉を使ってて、 それなのに、なぜかあの人とその人じゃ聞こえ方が違う。 あの人が言う「困るなぁ」はどこか優しさと余裕があって、 その人が言う「困るなぁ」は尖ったナイフを目の前に向けられてるような感じがする。 あの人が言う「まあいいや」にはきっとあったかい次があって、 その人が言う「まあいいや」は切り捨てられたような気持ちになる。 言葉の意味は同じ。 でも言葉の温度はぜんぜん違う。 水風呂入る時とあったかいお風呂
はじめましてが多い。 それはとてもうれしいこと。 しかし、初めましてに自己紹介がついてくるのはなんだかなって感じ。 じゃあグループになって、名前と、出身地と好きなものを言ってください。制限時間は3分です。 地面にのめり込みたくなる。というかちょっと地面の一部になってる。 ダメなんだよな。自己紹介。 小学校中学校の頃は自己紹介にハードルなんてなかった。ただの50メートル走。 高校生になって急に80メートルハードルになった。 なんか自信無くなっちゃって、何が求められて
ちょっと前の今日。 今日の夢。 大泣きしながら自分が何か訴えてて、 とにかく悔しくて、 あとはなんか、もみじがでてきて、、、 もみじが、なんか、でてきた。 なぜもみじ?という感じで、とっても記憶はあいまい。 だけど、唯一覚えてることがあって、 起きた時、ほんとに泣いてた。ってこと。 涙は出てないんだけど、鼻で短く息を何回も吸うあの泣いてる時特有の息遣い。 その状態で目が覚めた。 目が覚めてもその過呼吸みたいな状態が止まらなくて、でも頭は冷静で、不思議な感じ
雨は冷たい って 知ってるんだけど、 知らなかった。 星野源を聴きながら、踊りながら、歌いながら、着る服選んじゃった。 気づいたら5曲くらいノリノリで、最後の1曲はもう間に合わないって分かってるけど、歌いながら舞う。(途中でブチっと曲止めるのができない。ちょっとずつ音量落として「セルフフェードアウト」させればその苦しみがちょっと緩和する。) 時計を見て、「ですよね!」と思いながら、ちょ い小走りで玄関へ。 すると、 「雨降るらしいよ。折りたたみ傘持っていきな」 とおばあ
ひとりは、さみしい。はずかしい。 「猛獣狩りにいこーよ!」 みんな「もうじゅうがりにいこーよ!!」 「鉄砲だってもってるし♪」 みんな「てっぽうだってもってるし!!」 「槍だってもってるもん♪」 みんな「やーりーだってもってるもん!!」 「あっ!!!」 みんな「あっ!!!」 「あっ!!!」(より大袈裟に) みんな「あっ!!!!!」(ばかおっきい声で) シーン… (子供たちのワクワクした表情を楽しむ時間) 「ベンガルヤマネコ」 (指をおって文字数を数える) みんな「
足の親指に貼ったバンドエイドがちょっとはがれてきもちわるい。 はがそっかなぁ?でもまだ治ってないし。今は散歩中でゴミ箱ないし。んー、でも一歩一歩ぺたぺたしてたら犬に見られるし。 と言うことで、左足だけかかとに重きをおいて、歩いている。明日とかに変なとこ痛くなるやつ。 ごめんねかかと。ありがとかかと。 ここ半年、散歩することが増えた。 去年の今頃は、文化祭に向けて夜まで部活をして、へとへとの体できっつきつの電車に乗って、帰ったらできるだけはやくお風呂に入って、できるだけ早く