農園うしお(5月下旬号その②)
こんにちは!
福岡では昨日の夜~今日朝にかけて、久しぶりに雨が降りました。
農家にとって雨というのは、降ってほしいものでもあるし、また降ってほしくないものでもあるし…なかなか難しい相手でもあります。
田んぼと畑では降ってほしいタイミングが異なりますし、また作物によっても異なったりします。
もちろん、降るにしても降らないにしても「ほどほど」の量であれば、そう問題になるわけではないのですが…
昨今は、思いもしないタイミングで急にドカッと降ったり、逆にこれでもかってぐらい晴れたりと。自然相手というのは、いやはや、当たり前ですが難しいですね(^^;)
さて、今までの「農園うしお」では、野菜や米に関しての記事が多かったところですが…今回はハーブを中心に紹介したいと思います。
私の畑には、小さいながらハーブを中心に植えているエリアが存在しています。(※正確にはまだ完成しておらず、現在進行形で整えている状況です)
今までは、育てても消費する量がそんなになかった(嫁さんは、あれこれほしいという割には、ときどきしか使ってこなかった…(笑))のですが
つい最近になって、近所のママ友に配るのに重宝したり、うちに遊びに来た人にティーにして出したりと、活躍の場が増えてきました。そんなこんなで、ただいまハーブのエリアを整えつつあります。
今後も少しづつ増やしていく(種類も増やしたい&今ある株も大きくしたい)予定です。
それでは、現状のハーブちゃんたちをご紹介していきます(^^)
ハーブたちのご紹介(畑)
〇カモミール
可憐な白い小花を咲かせるカモミールです。
写真は朝一に撮ったため、花弁が少し下に垂れていますが、日中は起き上がってきて、いかにも「お花!」って感じの見た目になります。
花の部分は、リンゴを思わせるさわやかな香りがします。ティーにするには、花の部分を用います。
〇パセリ
なかなか単体で使う機会がないパセリちゃんですが、スープやライス、サラダに少し用いると、料理の深みをグッと増してくれる、そんな名脇役です。
個人的には、野菜だし・コンソメだしとの相性は抜群だと思っています。市販のコンソメでスープを作る時なんかに、もしパセリがあれば一緒に煮込んでもらえると、きっと違いに気づいてもらえるはずです。
散らしてもいいですが、個人的には茎の部分から一緒に煮込んだ方が、美味しい気がします(^^)
さて、我が家のパセリはもう大きくなりすぎて、トウが立ち始めています。下の写真は、パセリの花がいまにも咲こうとしているところです。
茎もしっかり太くなっているので、そろそろガッと収穫してしまい、スープの出汁用に束ねて冷凍しておこうかと思っています。
〇スイートバジル
バジルちゃんは、パスタやピザ、マリネなど、割と日本人でも使いやすいハーブの一つではないでしょうか。
我が家の畑に今あるのは、スタンダードなスイートバジルです。4株植えています。
今はまだちっちゃいですが、成長しだすと結構大きくなります。
勢いがしっかりつけば、かなり強めに剪定しても大丈夫なので、ドンドン剪定して脇芽を出させ、きれいな若い葉を利用します。
ちなみに、バジルにはスイート以外にも様々な品種があります。葉が細かなブッシュバジル、柑橘系の香りがするレモンバジル(シトラスバジル)、強めの香りのホーリーバジルなど、色々あります。
将来的には私も、もっといろいろ植えてみたいと思っています♪
とはいえ1年草なので、毎年植えなければいけないんですがね…(^^;)
〇ネギ(×キュウリ)
写真はキュウリの畝で、左の3株が先に植えたもの、右の3株(まだ間引き前なので、それぞれの植穴に3~4株植わっていますが)が後に植えたものです。
そのうち、左の3株の根元には、ネギを植えています。品種は確か九条ネギだったような…忘れました(笑)
少し前に、コンパニオンプランツの本を改めて読み返していました。久しぶりに読むと、なんか色々と植えたくなってしまって…後から追加で植えちゃいました。定植直後はちょっと元気がない感じでしたが、最近持ち直してきました。
ちなみに、この子は少し太るタイプのネギなんですが、これとは別の畝で細ネギも栽培中です。
ネギはいくらあっても困らないので、しっかり育ってほしいです!(^^)
〇ニラ(×ナス)
こちらも混植で、ナス(長ナス)とニラを一緒に植えています。
先のネギにしても、こっちのニラにしてもですが、この子たちは基本的にナス科(ナス・トマト・ピーマン・ジャガイモ・トウガラシ…など)や、ウリ科(キュウリ・スイカ・メロン・ニガウリ…など)と、相性がいいです。
家庭菜園で見かける夏野菜の多くは、ナス科やウリ科のものが多いように感じます。こういったグループの野菜を育てる際には、コンパニオンプランツとして、混植を検討して見るといいかもですね(^^)
〇ニラ(×ピーマン)
こちらもニラを混植しています。
ピーマンもナス科の植物なので、ニラとの相性はバッチリです(^^)
〇ルバーブ・セルバチコ・タイム
この子たちは前にも登場したかもしれません。一番左の葉っぱが大きいのはゴボウですが、その右にルバーブとセルバチコが同じマルチ穴のなかにあって、そのすぐ右にある小さい穴にタイムが植わっています。
(タイムの右は、先に紹介した細ネギです)
ルバーブは茎をジャムやシロップにします。ある日突然嫁さんが苗を買ってきたのですが、ちょうどよく植えるところが無かったので、とりあえず仮植えしています…まぁ、このままここで、本植えになる可能性大ですが(笑)
セルバチコは、別名ワイルドルッコラともいいます。また、ルッコラ(イタリア語)は、ロケット(フランス語)とも言われます。
どれも、食べたときにほのかにゴマのような風味と辛みがある葉っぱです。ただ、ルッコラ(ロケット)は1年草で冬に枯れるのに対し、セルバチコ(ワイルドルッコラ)は多年草で、毎年収穫ができます。
タイムは割となんにでも使えるハーブで、どちらかと言うと魚向きのハーブ(タイムとかディルとかフェンネルとか…)として語られるようです。
ただ個人的には、肉でもいいし、魚でもいいし、スープでもいいし…と、何に使ったって大丈夫な、そんな懐が広い素材という感じがしています。
〇レモンバーベナ・レモングラス・ローズマリー
仮植えのつもりが、そのまま本植えになってしまってカオスな状況になっています(笑)
左がレモンバーベナ、中央のカヤの葉みたいなものがレモングラス、右の緑が濃い葉をしているのがローズマリーです。
どれも気に入っていますが、一番ティーにしやすいのはレモンバーベナのような気がしています。
日に当たったレモンバーベナ、少し透明感のある緑色できれいです。
もちろん、レモングラスもティーにしやすいハーブです。ただ、レモンバーベナを植えてから、少しレモングラスの活躍の場が減ってしまっている…そんな我が家です(^^;)
ローズマリーは、ここに植えているものは「立性(たちせい)」のもので、スッと上を目指して伸びる品種です。他には、地面を這うように育つ「匍匐性(ほふくせい)」のものや、その中間のものなど、それぞれの育ち方に性格があります。
こんな風に、天を目指して伸びてくれます。
もしローズマリーを新たに育てようとされている方がいらっしゃれば、最初にこの性格をよく確認することを勧めます。
広さがあればどちらでも良いのでしょうが、省スペースにしたい場合は立性のものの方が管理はしやすいと思います。ご参考までに!(^^)
・・・おわり
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