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農園うしお(12月下旬号)

こんにちは。

前回の記事で、「来年は色々なものの記録を取っていこう!」というお話をしました。

ということで、この「農園うしお」シリーズでも、野菜たちの成長記録を綴っていこうと思います。

〇1号農園の様子

☆全景

12/25 農園うしお(1号農園)

冬なので、前回の写真(12月上旬)と対して変わっっていませんね。
(※もし夏だと、土手の雑草が明らかに伸びていたりします。)

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☆ニンジン(1号農園)

11/19播種 ニンジン(35日目、僅かに本葉出始める)

フサフサ・ワシャワシャした感じの、本葉が出始めていますね。

この段階までくれば、このあとは比較的早く、本葉がドンドンと茂ってくるようになります。そうして茂った葉で光合成を行い、その養分を根の方に蓄えていきます。

ですので根菜類の多くは、生育初期から中期までは、割と葉ばっかり茂った感じ(根本は細い)になり、生育後期になってから一気に根が太っていく感じで育ちます。

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☆ダイコン(1号農園)

11/19播種 ダイコン(35日目、本葉3~4枚ぐらい)
11/19播種 ダイコン(35日目、間引き)

ダイコンらしい葉(本葉)が見えるようになってきましたね。

一番早く蒔いたダイコンでは、本葉が3~4枚となってきましたので、間引きを行っています。

ダイコンなどの根菜の根は、まず最初に主根がスッと真下に伸びるように成長します。間引き菜の様子をみると、一目瞭然ですね。(ダイコンほどではありませんが、ニンジンも似たような根になっています)

この、最初の根が潜っていく時期に、石や未熟なたい肥などと接触すると、ダイコンの形が崩れやすくなります。

ですので、ダイコンの土づくりは他の野菜よりも、高い畝を作ることと、深く・柔らかく耕すことが重要になります。

11/25播種 ダイコン(29日目、本葉1~2枚)
12/1播種 ダイコン(24日目、本葉なし)

11/25播種のものは、やっと本葉が出始めた頃です。また、12/1播種のものは、まだまだですね。

先日の雪の際に、全体的に3日間ぐらい雪をかぶってしまったので少し心配していました(雪を被るには、まだ幼苗すぎたので…)が、結果的には大丈夫だったようです。

よかったよかった!

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☆ホウレンソウ(1号農園)

11/19播種 ホウレンソウ(35日目、本葉3~4枚)

こっちも本葉が出て、少し葉が大きくなり始めています。

ここまでくれば、もう誰が見ても(?)ホウレンソウだと分かるぐらいの形になってきています。

ただ、収穫するにはまだまだ小さいので、もう少しこのままにしておきます。

生育が良ければ、おおよそ60日目ぐらいから収穫できますが、冬の寒い時期に播種したので…75日~90日ぐらいかかるかな、と踏んでいます。

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☆ブロッコリー(1号農園)

11/19定植 ブロッコリー

こちらは、前回の写真からあまり代わり映えしていません。

ですが、実際に目の前にすると、葉の厚みや茎の感じが、全体的にガッシリしてきています。

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☆スナップエンドウ(1号農園)

11/19播種 スナップエンドウ

こちらも前回の写真からあまり代わり映えしていませんが、確実に少しづつ大きくなっています。

また、写真からは切れていますが、他の植穴からの発芽も進んできて、ほぼ発芽が揃いました。

通常の野菜の場合では、最終の間引き完了で1本立ちにすることがほとんどですが、スナップエンドウは少し事情が異なります。一般的には2本立ちが推奨されるようです。

私の場合だと、最初の種蒔きの際に3粒ずつ蒔き、そのあとはほぼ放任しています。ですので、植穴にもよりますが、2本立ちないし3本立ちの状態とし、間引きなしで成長させます。

正確な理由は私も知らないのですが、1本立てよりも2本(ないし3本)立てのほうが、確かに生育が良いようです。

競争効果なのか、はたまた根元の根粒菌(マメ科の根の近くでで繁殖する菌。窒素の吸収を助けます)の繁殖の問題なのか、知っている人がいたら教えてほしいです。

まぁそこまで深く考えずとも、強風などであおられて茎が折れる(マメは折れやすいのです)場合もあるので、その際のスペアという考え方ぐらいでも全然OKだと思います。

このように1本立てにせず、2本ないし3本立てにする野菜には、他にはオクラなどがあります。

(※但しオクラの場合は、1本だと強すぎる(「木」みたいになってくる)ので、敢えて複数本残し、意図的に成長を緩くするために行います。マメとは逆の発想です。)

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☆サニーレタス(1号農園)

11/19定植 サニーレタス

こちらも前回とはあまり変わり映えしませんが、着実に大きくなってきています。

食べようと思えば、もう食べられなくもないですが…まだ小さいので、もう少し株が大きくなるのを待とうと思います。

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☆かつお菜(1号農園)

11/19定植 かつお菜(雪で葉が縮むが、問題なし)

このかつお菜、雪が降る前はもう少し葉が広がっていたのですが、雪に3日ほど埋もれていたこともあり、すこし縮んだ感じになっています。

ただ、株自体は元気なようなので、大丈夫そうです。

かつお菜は、これからどんどん葉が大きくなっていきますが、そのためにはまず、株自体をしっかりしたものに育てる必要があります。

この株はまだまだ小さいです、ここからしっかり大きな株となるよう、成長を見守ります。

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☆パセリ(1号農園)

11/19定植 パセリ(あまり変わりなし)

パセリちゃんは…ほとんど変化なしですね(^^;)

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☆太ネギ(1号農園)

12/5播種 太ネギ(中央の筋状、発芽)


12/5播種 太ネギ(雪で葉が縮むが問題なし)

このネギが、前回から一番大きく変化した野菜かもしれません。

ずっと、「発芽はまだかな…?」と心配していたのですが、やっと出てきました。

ただ、出てきたらすぐに雪に当たってしまうことになりました。心配でしたが、何とか持ちこたえてくれたようです。

とはいえ、幼苗の時期はやはり、極端な暑さ寒さに弱いものです。

今年の年末年始の気温は、例年よりも穏やかな気候となるようですね。その間にもう少し大きくなって、次の寒さにしっかり耐えられるようになってほしいところです。

この太ネギちゃんたちですが、過去に数回ほど、マルチを張って育てたことがあるのですがいずれも惨敗でした。いつのまにか蕩けてなくなっちゃうんですよね。

私の畑は、1号農園にしても2号農園にしても、土の基本性質が水田の土のため、保湿性に優れる反面、加湿に弱い作物には不向きな面があります。

それでも、だいたいの野菜はある程度作れていたのですが、どうもネギだけは過去にうまくいった試しがありません。

ネギは、加湿に弱い(でも、乾燥にも弱い)面があります。恐らく過去に失敗した理由は、マルチによる湿度過多だったのでは…と踏んでいます。

ですので今回は、マルチを張らずにやってみたいと思っています。

さてはて、どうなることやら(><)

〇2号農園の様子

12/25 農園うしお(2号農園)

こちらは前回ご紹介できなかった2号農園の方です。

ここは本来、畑ではなく田んぼなのですが…稲作の前準備よりも前にタマネギが収穫できる(はず)という事もあり、冬の間だけ畑として活用することとしました。

黒のマルチを貼っているところがほとんどタマネギです。また、手前側のちっちゃい畝(5つあります)が子ども農園です。

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☆タマネギ(2号農園)

タマネギはこの3畝だけで、1000本植わっています。

1000本と聞くと、なんだかとんでもない量だと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、玉ねぎは高密度で植えられる(12cm~15cm間隔程度)ため、これぐらいの面積でも達成できます。

仮に目の前に1m×1mの畑があったとして、そこにタマネギを植えようとすると、おおよそ50株程度は植えられる計算になります。

意外に(?)少ない面積で、大量に栽培が可能な野菜です。

11/中旬定植 タマネギ(葉先に少し枯れがあるが、問題なし)

定植後、少し葉先に枯れが出ていますが、株の様子としては問題ありません。

タマネギには、先に苗を作って1株づつ定植する方法と、最初から種を直播きして成長と共に間引く方法とがあります。

私の方法は前者なのですが、この方法はどうしても、定植直後に葉先枯れが出やすい方法になります。

ただ、定植1週間~2週間ぐらいした際に、ちゃんと株がシャキッと立ってきてさえいれば(※植え付け直後は、だらーんと垂れています)、この葉先枯れは大きな問題とななりません。

逆に、定植後2週間ぐらいしても全然苗がシャキッとしてこなければ、根の定着不良が疑われます。

そういうときは、株元の土と根の密着具合や、極端に土の水分が少なくないかとか、施肥の極端な偏り(耕転不足などによる、肥料の部分的な過多による肥料ヤケ)だとか…そんなことを考えながら、畑を眺めます。

11/中旬定植 赤タマネギ(赤は、最初から根元に赤みがある)

こちらは赤タマネギです。比較的辛みが少なく、生食にするときでもあまり水にさらさなくてもよい品種になります。

1000株のうち、100株は赤タマネギを植えています。

なお赤タマネギは、こんな風に最初から株元が赤みを帯びています。トマトやパプリカのようなものだと、熟すにつれて色が変わっていきますが、赤タマネギに関しては、最初っからこんな色をしています。

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☆ホウレンソウ(2号農園)

11/下旬播種 ホウレンソウ(本葉出始め)
11/下旬播種 ホウレンソウ(本葉出始め)

こっちのホウレンソウは、1号農園よりもすこし後に播種したものなので、まだ本葉が小さいですね。

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☆かつお菜・サニーレタス(2号農園)

11/下旬定植 かつお菜&サニーレタス(余ったスペース(?)に無理やり植えています(笑))

タマネギを植えている際に、穴数を計算すると、ほんのわずかにスペースが余る計算になったため…急遽むりやり植えました(笑)

失敗してもしょうがない、成功したら儲けもん、そのぐらいの感覚で植えています(^^)

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☆グリーンピース(2号農園)

11/下旬播種 グリーンピース(発芽の揃い始め)

こちらはグリーンピースです。

…正直、スナップエンドウと見分けがつきません(笑)

スナップエンドウもグリーンピースもよく作っていますが、いまだに実がなるまで見分けがつきません(^^;)

実のなる前の花のときでも、一般的にはどちらも白い花が咲きます。

ちなみに、絹さやなどだと、赤紫系の花が咲くので見分けがついたりします。

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12月下旬の農園うしおは、こんな感じでした。

写真を撮ったのが12/25でした。年が明けて少し落ち着く頃(1/10日頃?)には、また少し違った表情を見せてくれると思っています。

もし、家庭菜園や野菜のことで、牛尾に聞いてみたいことがありましたら、コメントいただけると嬉しいです!(^^)

(※もちろん、それ以外の事でも全然OKです!)

それではまた!

・・・おわり


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