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#家族「父の教え、サンドバック」

「やられたら、

 勝つまで、

 何度でもやってこいっ!」

サンドバックを揺らしながら、

父が、

私達に言った。

これはマンガの話ではなく、

私達兄弟と、

父との間での、

実話である。


兄が上級生と喧嘩した日、

片目を腫らして帰ってきた兄を見て、

父は、

自営業であるアパレル関係の仕事で、

残った布切れを集めて、

大きな布袋に詰め込み、

袋をパンパンにした後、

袋の先を太い紐で縛り、

部屋の柱をうまく使って、

天井辺りからぶら下げた。

お手製のサンドバックの登場だった。


現在、

3ヶ月に1度くらいの頻度で、

私は実の兄と会って、

母の今後のことについて、

話す機会がある。

先日もファミレスで、

大事な話の後に、

兄が知る、

父の記憶について少し聴いてみた。

兄は言う。

「あのオヤジ、

 なかなか勝気で、

 無茶言う人やったでっ」

私の記憶に、

父に対する、

そんなイメージはなかったので、

正直驚いた。

「サンドバック、

 覚えてるか?」

そのフレーズを聴いて、

「あ〜、なんか思い出した〜」

と私は少し、

笑って答えた。

兄は続けて言う。

「お前は知らんやろけど、

 ケンカで負けて帰っても、

 勝つまで帰ってくるなって、

 おとんが作ったサンドバックで

 パンチの練習をさせられて、

 その後もう一回、

 上級生のところに、

 行かされたんやぞ俺は!」

 その話に、

 大笑いしてしまった。

 私は当時、

 兄とは違って、

 正直、

 遊びの一つくらいの認識だったと思うし、

 理由もわからず、

 父と兄のマネをしていた程度だった。

 そのことを話すと、

 兄も笑って、

 「お前は可愛がられてたからな」

 と捨て台詞を言って、

 ファミレスの席を立った。


 人に抱くイメージや物事の捉え方は、

 人によって全く違う。

 もちろん、

 家族内であっても。


 私の記憶にあまり残っていない、

 亡き父の、

 昭和の香りが漂うような、

 知らない一面を感じられて、

 なんだか嬉しく思った。



 両親について、

 自分以外の人に聴いてみるのも、

 なかなか面白いものだ。



< 2月のつながり活動 >

ご協力をお願いします!

この記事を見てくださったり、

スタエフ音声を聴いてくださった方。

あなたの

ご両親について、

教えていただけないでしょうか?

スタエフでもnoteでも、

どちらでも大丈夫です。

教えていただいた方は、

私のnote記事でも、

ご紹介させて頂きます。

(投稿したら、私に教えてください🙏)

これを機に、

まだの方は、

スタエフデビューも、

いいんじゃないでしょうか?🎙️😊。

皆さんで、

また一歩、

つながりを深めましょう。

是非、

お待ちしておりま〜す🎙️✏️🦍✨。


昨日は、

うまいこと言う師匠の、

トシさんが、

お父様の教えについて、

スタエフで配信してくださいました。

前半のモノマネにも注目です!

是非、お聴きください😊。



<スタエフライブの告知です!>

第13解!

2月12日(月)22時15分〜。

「笑っていい解」。

今回のお悩みのテーマは、

「うりもが新しいスタエフを

 するなら、どんな内容の

 スタエフがいいか?」

です。

うりもの良さを活かす内容は?

うりもがこんなことしたら

面白いんじゃない?

など、

客観的な視点からの

アイデアをいただきたいです。

◯うりもの笑ってチャンネル
◯彩夏のたわごと

どちらかに、

レターを送ってください。

プロデューサー気分で、

気軽にご提案いただけたらと思います。

よろしくお願いします🎙️🦍✨。

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