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8月28日 夏の終わりの家庭菜園報告
台風が直撃してしまう前に、今年の夏の家庭菜園の報告をまとめます。
これまでの経緯は以下の記事でどうぞ!
①きゅうり:収穫2本
きゅうりの収穫は2本でした。
もっとポンポンできるイメージがあったのですが、さすがにそんなに現実は甘くありませんでした。
ちゃんとついたきゅうりの実自体の味は、問題なく、大きさもしっかりありました。
実がどんどんつかなかったのは、水分量がたりなかったのだと思います。
梅雨明け、水の量を増やすタイミングだったのに気付かず、梅雨の時期と同量だったのが少なかったのではないか…と予想しています。
実になるはずだったものが枯れてねじれているのを何度か見かけたからです。
きゅうりにも申し訳ないことをしました。
梅雨明けの時点で、
水分と肥料をタイミングよく増やしていればもう少し、収穫があったかも…。
また、もうひとまわり大きいプランター、そしてもう少し高い支柱の方が良かったかも…と思っています。
土が足りなかった感じもあるからです。
悔しいので、来年も再度挑戦したい植物です。来年こそは、5本くらい収穫したいです。
②なす:収穫1個
途中から不安定になったきゅうりより、
伸びは悪いけれど順調に育っていたなすですが、実のつきはイマイチでした…。
花は咲くけど、実にならないのです。
花が咲いている!やった!と思うと、次の日には花が落ちているということが多かったです。
花が振動に弱い印象です。
ナスは水が足りなかったというよりは、肥料が足りなかったかもしれません。
ただ、薄いラベンダー色の花は美しく、苗の佇まいも落ち着いていて良いものです。
収穫率からすると、イマイチですが、観賞用ぐらいの気持ちで栽培するのはありだな…と思っています。
しかし、収穫が期待できないナスではなく、オクラかシシトウを植えるべきか??と悩んでいます。
③ミニトマト:収穫15個以上
ミニトマトは大健闘しました。
ドライトマトを作るほどは取れませんでしたが、それでもなかなかの収穫です。
おしむらくは、最初の時点で脇芽をとっておかなかったことです。
育ってくれたことが嬉しくて非情になりきれなかったのです。
そのせいで、妙な伸び方をしてしまいました。
もう少し早めに、脇芽を細かく取り、枝を絞っておけば、さらに収穫はあったのではないか?と思います。
「買ってきた苗が根付いて、あちこちから伸びてくるので、その時点で、気持ちを鬼にしてメインの枝以外は刈り取る」というのが必要だったのでは、と思います。
家庭菜園に妙な情を持ち込むと、収穫にはつながらないということをミニトマトで教えられました。
こまめに刈り込むこと!
来年もミニトマトは、挑戦します。
④大葉:収穫数十枚
大葉はうまく育ち、たくさん収穫することができました。
現在は、カメムシとバッタとなんらかの毛虫にかじられて、ボロボロになっていますが、
(むちゃくちゃ悲しい…)
ただ、夏の前半から中盤までは、かなりいい状態の大葉を収穫出来ていました。
大葉は、種子から育てました。
発芽率もかなり良く、
たくさん大きくなってくれたので、気軽に料理にも使えましたし、
満足度は、かなり高かったです。
他の野菜の苗より、少し早く始めたのも良かったのかもしれません。
他の苗がどうなるかわからない時に、大葉が元気に茂っていると、精神的にかなり楽です。
収穫を焦る心が落ち着きます。
大葉は来年も必ず植えようと思います。
ただ、虫の対策はもう少し勉強しておきたいところです。
ネットをかけたりすれば良いのでしょうか。
それとももう少し強い薬剤?
何にせよ、もっと知識が必要ですね。
⑤バジル:収穫10枚+種たくさん
バジルは葉っぱを収穫出来た上に、種を取ることができました。
種を蒔いてみた結果、発芽しました!
現在、発芽したバジルは、少しずつ大きくなっているところです。
冷え込む頃には室内に入れる予定です。
noteのコメントで「上へ伸びる芽を摘んでおくと、ちょうど良い背丈になりますよ」というアドバイスをもらいましたので、発芽した方は低めの苗に育てるつもりです。
今年買った苗から、今年のうちにタネができる、というのは、嬉しい驚きです。
ただ、もとの、ひょろひょろ苗をどうするのがよいかと、思案しています。
一度、あれも思い切り刈り込んだ方が良いかもしれません。
バジルは種があるので、来年も育てることは決定です。
⑥ディル:収穫無し
ディルは、ふんわりやさしい葉っぱを持つハーブです。
個人的に大好きなハーブであり、
お店で、種を見つけて、ディルが家で育つことができたら、最高!と大喜びしていました。
しかし、種を蒔いて、発芽すれども、そのあとすぐ、すべて、枯れてしまっています。
ディルは北欧などでよく使われるハーブですから、植えるのが時期的に少し遅く、日本の夏は、暑すぎたのかもしれません。
もしくは、水をやりすぎたか…。
発芽したのに、その後、生育不良の上、枯れてしまう、はっきりした原因はわかっていません。
芽が出たら室内で育てた方が良かったのかも、と思っています。
しかし、そうなると、日光が足りないような…。
まだ少し種が残っているのですが、来年に種を残してみるか、
それとも
おそらく育つのは無理なことはわかっていて、秋に蒔いてみるかを現在思案中です。
ディルのポット苗があったらいいのになぁ…。
⑦クレソン:収穫無し
カブラハバチの幼虫に食い荒らされ、刈り込んだ結果、瀕死の状態に陥っていたクレソン。
もちろん収穫はできませんでしたが、ほぼ枯れた状態から、小さめの葉っぱを持つところまでは再生しました。
もちろん、苗購入時の元気さ、大きさには及びませんが、それでもかなり嬉しいです。
クレソンは外気に出してしまうと、虫に狙われることがわかったので、室内栽培を徹底しています。
クレソン農家さんはどうやって虫を防いでいるのか、気になるところです。
とりあえず、クレソンはこのまま少しずつ大きくしていくつもりです。
⑧ローズマリー:収穫たくさん
ローズマリーは本当に優秀です。
料理のために、切っても切っても、元気な葉っぱが生えてきます。
ローズマリーの香りや風味が好きで、お料理好きな方は、スーパーで買うより、育てる方が断然お得なのでおすすめです。
今年は、他の野菜も増えたので、心なしがより、元気になった気がします。
ローズマリーはうちの家庭菜園のヌシであり、守り神のようなものです。
今後もよろしくお願いしますという気分です。
2024年夏 家庭菜園総括:
・予想通りには収穫出来ない。
・しかし、その予想通りにいかないことが面白い。
・情に溺れると、収穫は難しい。わきめを摘んだり、剪定したりを避けないこと。
・収穫をしようと思うと、虫との戦いがある。自分の中の残酷さや非情さを体験することができる。善良さを捨てる訓練になる。
・水分量は季節、気温、降水量によって、柔軟に変更する必要がある。
・収穫だけでなく、さまざまな試行錯誤が良い体験だった。
・来年もやりたいし、収穫量をもっとあげたい!
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