Yuni.

ピアノ・ゴルフを嗜み、時々一輪車に乗っている30代OL。好きな本の話、唐突に思い出したこと、日常の気づきなどなど、いろんなはなしをゆるりと書いてみます。

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マガジン

  • 1000日連続投稿チャレンジ

    • 412本

    さとゆみゼミ4期(土)メンバー限定。1000日間連続投稿チャレンジマガジンです。

  • 「○○」の、はなし。

    30代OLの気づき。思い出したこと。などなど。 ゆるっとアウトプットしていきます✍️

最近の記事

「死ぬまでにやりたい100のコト」の、はなし。#42

初めて書き出してみたのは、もう10年くらい前のことだと思う。 仕事でお世話になったデザイン会社の方が、部署異動の際に名前入りのノートをプレゼントしてくれたのが嬉しくて、 それに何を書こうかとワクワクしながら、大事に大事に書き出してみたのが最初だ。 しかし、“死ぬまでに”という枕詞は、まだ20代のわたしには重く感じられ、 100しかないうちの1個、本当に成し遂げたいこと・大きな目標を据えなければと身構えてしまい、 結局、あまり現実味のない目標を30ほど書き出して以来、しばらく

    • 「スポーツの秋」の、はなし。#41

      9月も下旬になり、外に出るだけで気が滅入るような暑い日はなくなった。 これから少しずつ、さらに過ごしやすい気候になっていくだろう。 わたしは今年、この季節を「スポーツの秋」として迎え入れ、思う存分体を動かすようにしたいと思う。 そう決意したきっかけは、友人と行ったスポッチャ。 何気ない雑談のなかで、久しぶりに行ってみない?と提案したら、女友達3人がすんなり快諾してくれた。 わたしたちは、特別運動ができるわけではないけれど、暗闇◯◯みたいな流行りのものには手を出したくなる

      • 「化粧品学習」の、はなし。#40

        今年度に入って仕事で美容商材を担当することになり、最近はよく美容誌に目を通すようになった。 キラキラした憧れの詰まった誌面上では、おんな心をくすぐる演出に翻弄されて、ページをめくりながらポチポチと、スキンケアにコスメに、気がつけば数多の商品をECサイトの買い物かごへ入れてしまう。 私はこれまで、人並み程度の熱量でしか化粧品を追い求めていなかった。 どんなに高価な商品にチャレンジしようとも、その良し悪しのすべてを理解しているわけではなく、 権威ある美容家が推奨しているらしい

        • 「チャンスは二度こない」の、はなし。#39

          まさかプールで思い知らされるとは。 先日、人生で初めてハワイアンズへ行った。 フラガールの映画がとても好きで、そこへ行けばハワイ気分を思い切り堪能できるものと思っていた。 数ヶ月前、友人とご飯に行った際に、私は海よりもプールが好きなのだ、この夏はどうしてもプールに行きたいのだ。中でも、ハワイアンズには人生で一度は行ってみたいのだという話を熱弁したら、友人は、福島まで行くという距離的なハードルがあるにも関わらず、快くこの誘いに乗ってくれた。 せっかくなら、それをダイエットの

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        記事

          「百寿を祝う」の、はなし。#38

          祖父の姉は、大伯母と呼ぶそうだ。 祖父の姉妹を指すときには、 姉か妹かで、「大伯母」「大叔母」の使い分けがちゃんとあって、 姉が「大伯母」、妹が「大叔母」となるそうだ。 なので、その人は私の「大伯母」にあたる。 私の大伯母は、先日99歳で亡くなった。 そして葬儀が行われた日は、ちょうど彼女が100歳を迎えるはずの誕生日だった。 あともう少しだったのにね・・!と悔しがってみせながらも、 まるっと1世紀を生き抜き、大往生の末に安らかに眠る大伯母の旅立ちには、 その場にいる

          「百寿を祝う」の、はなし。#38

          「書くを考える」の、はなし。#37

          しばらく「書く」から離れてしまっていた。 私生活で途方もなく辛く感じることが重なって、文章で何かを表現するという心の余裕が全くなくなってしまっていた。 「書く」は頭に思い浮かんだことを書き出せばいいというものではない。 伝えたいことを整理して、構成を考えて、伝わる言葉に変換していく。それは高いカロリーを消費する行為であり、自分の心が弱ってしまった時には、思うように「書く」に向かえないことを、この約1ヶ月で思い知った。 一方で、大好きな川上未映子さんの短編集の書き写しは、

          「書くを考える」の、はなし。#37

           「サラリーマンの武装」の、はなし。#36

          今年度に入って、異動が決まった。 昨年度末に体調を崩してしまい、復帰後の面談で、このタイミングで環境を変えてみるのはどうか?と上司から提案してもらったのだ。 わたしにとっては、久しぶりの異動になる。そしてこれを機に、ほんとうに、いろんなことを考えた。 最近、仕事にたいしてのモチベーションが希薄になってしまっている実感があった。 これまでの社会人生活では、周りの人より遥かに多くの時間を仕事に割いてきた自負がある。けれど、あんなに時間を使ってきたくせに、じぶんのスキルには一

           「サラリーマンの武装」の、はなし。#36

          「青森初上陸」の、はなし。#35

          1ヶ月ほどまえに青森県へ初上陸した。お目当ては、観光名所・弘前公園の桜。前職の後輩に誘ってもらい、このたび、女3人でのお花見旅が実現した。 今年は東京都内でも、桜の開花時期を見誤ってしまった人は多かったのではないだろうか。 私たちの場合は、開花時期の目処に合わせて前々から宿を押さえていたものの、青森では想定よりも早くに桜が咲いてしまい、満開のベストタイミングから約1週間遅れてしまった。 しかし、桜が少しずつ葉桜になってゆく姿は、 これはこれで緑と薄桃のコントラストが際立

          「青森初上陸」の、はなし。#35

          「苦手な家事、不動のNO.1」の、はなし。#34

          20代半ばからひとり暮らしをしているというのに、一向に好きになれない家事がある。それは、アイロンがけだ。 初めて借りた部屋には、小さな洗濯機が備え付けで置いてあった。しかし、これで一度洗濯をしてみようものなら、どんなにシワを伸ばして干しても、アイロンなしにはとても着られない状態の仕上がりになってしまう。 Tシャツやジーパンなど、手洗いしない洋服たちは基本的に洗濯機を使っていたので、洗濯後には渋々スチームアイロンを当てるわけなのだが、この時間がどうにも苦痛でたまらなかった。

          「苦手な家事、不動のNO.1」の、はなし。#34

          「母の日」の、はなし。#33

          5/12(日)は母の日。 SNSを覗いてみれば、人さまの母の日事情はいろいろに見えてくる。 手作りケーキをつくる人、お花をわたす人、豪華なディナーをご馳走する人。 そしてもちろん、同世代の友人たちの中には、母側の視点で母の日を過ごす人もたくさんいる。息子がこんなプレゼントをくれた、旦那と一緒にこんなものを作ってくれた。などなど。 子供の頃、まだ世にSNSというものが存在していない時代には、各家庭がその日をどんなふうに過ごしているのかは会話でしか情報を得られなかったし、あ

          「母の日」の、はなし。#33

          「もう中学生大会」の、はなし。#32

          昨日は、久しぶりにお笑いLIVEを堪能してきました。 「第一回 もう中学生大会 9」という、ルミネtheよしもとで開催されたゴールデンウィークのビッグイベントです。 https://magazine.fany.lol/156876/ この「9」が意味するものは9回目とのことで、 じゃあ頭についた「第一回」は?については、 初回開催時につけたものが取れなくなってしまった、という説明がご本人からなされました。 底知れぬもう中ワールドの沼は、 私が身につけた常識では、到底太刀打

          「もう中学生大会」の、はなし。#32

          「あこがれ」の、はなし。#31

          今年の2月頃から、ずーっとモヤモヤしている。 なにをやっても中途半端な気がして、なにをやっても達成感を味わえない。 旅行に行っても(同伴者にはとても言えないが)、初めてみる景色を新鮮だと思えなかったり、 誰かと会えば、相手の無遠慮な発言にイライラした記憶だけが色濃く残ってしまったり。 こんな具合に、“心が弾むことなく生活が停滞している感”がずっと続いていました。 もちろん、こんなことは30年以上生きていればよくある話で。 数多くの自己啓発本的なものを読み漁ってきたことも

          「あこがれ」の、はなし。#31

          「推しを書き写す」の、はなし。#30

          『三行で撃つ』(近藤康太郎さん)を読んで、 新たな日課を背負うことにしました。それは、本の書き写しです。 好きな作家の作品を読書体験で終わらせるのではなく、 一言一句を紙に書き写すことで、 その文体や日本語づかいを、余すことなく堪能していきます。 『三行で撃つ』では、
 もの書きに必要な感性について、以下のように語られていました。 「書く」側の人生を歩みたいと願う人間として、 これまでの私の生活態度はいかがなものだったか? この本を読んで、覚悟の甘さをグサグサと刺された

          「推しを書き写す」の、はなし。#30

          「10回目の春」の、はなし。#29

          社会人になって丸10年。 それは私にとって、大切な人が亡くなってから丸10年が経ったことを意味します。 具体的な関係値の言及は控えますが、 彼女は、私を広告仕事の世界へ導いてくれた人でした。 出会いは、私がリクルートスーツ姿で駆け回っていた大学生の頃。 悩み多き就活生には、たくさんの先輩方が励ましとアドバイスをくれました。 その一つ一つに勇気と知恵をもらいながら、私は日々の選考に立ち向かっていくことができました。 けれどそんな戦いの中にあって、 「私も、あんな素敵な女性

          「10回目の春」の、はなし。#29

          「社会人の学びはアウトプット」の、はなし。#28

          今年の1月から「さとゆみビジネスライティングゼミ」に通い、 先週末、無事に全行程を終了しました。 毎週土曜日の朝イチから講義に参加し、毎回出される「書く」課題に向き合う日々。 私の場合は恥ずかしながら、休日の早起きすらも高いハードルでしたが、 なんとか最後まで、食らいついていくことができました! このゼミの存在を知ってからは、 ぜひチャレンジしたいと思う気持ちと、 「私はちゃんと100%でやりきれるのか」の不安を、ずっと天秤にかけていました。 ただ、さとゆみさんの教え

          「社会人の学びはアウトプット」の、はなし。#28

          「はじめての謎解き」の、はなし。#27

          先日、友人夫婦の誘いで「謎解き」デビューをしてきました。 イベント会場に赴くと、4名ほどのグループが合計10組程参加するスタイルで、男女比は7:3といったところ。 右も左も分からないまま指定された座席につくと、 冒頭はストーリーテラーのお兄さんによる進行で、 私たちに課せられた役割や、その場の状況設定について案内されました。 この設定というのが、思った以上に細かく練られていて、 私のような(エセ)ミステリー好きにも、何ともたまらない没入感。 そして我々はこの時すでに、とて

          「はじめての謎解き」の、はなし。#27