「青森初上陸」の、はなし。#35
1ヶ月ほどまえに青森県へ初上陸した。お目当ては、観光名所・弘前公園の桜。前職の後輩に誘ってもらい、このたび、女3人でのお花見旅が実現した。
今年は東京都内でも、桜の開花時期を見誤ってしまった人は多かったのではないだろうか。
私たちの場合は、開花時期の目処に合わせて前々から宿を押さえていたものの、青森では想定よりも早くに桜が咲いてしまい、満開のベストタイミングから約1週間遅れてしまった。
しかし、桜が少しずつ葉桜になってゆく姿は、
これはこれで緑と薄桃のコントラストが際立って、満開とはまたちがう可愛らしさがあった。
いわゆるパンフレットなど、”桜の顔”としての写真には採用されないであろう、この絶妙な若葉色を携えた桜。
満開であることだけがすべてじゃない。
そんな自然との一期一会にもありがたみを感じられる、心豊かなオトナ女子でいたいよね。今年度はもっと、清い心を保ってがんばろうぜ。
そんな感じで、3人のおメンタルも浄化された次第。
さて、私は今回初めて青森県に上陸したのだが、
この土地へ赴いていちばん感動したのは、なんといってもお土産コーナーの充実具合!(*桜は期待通りの美しさだったので一旦除外)
青森といえばりんご、ぐらいの拙いイメージしかなかったのだが、
行ってびっくり。青森駅の背後は、広大な海。
つまり、海鮮食材をふんだんに使ったお土産が、ずらりと並んでいるのだ。
私は少し前まで、ほぼ毎日朝ごはんを抜いてしまっていたのだが、
通っているパーソナルジムのトレーナーさんからもご忠告いただき、
最近はもっぱら、「白米+お味噌汁」派へ転身。
そんななか出会った青森の海鮮土産は、まさに毎日の食卓を彩る魅力的なものばかり。
瓶詰めの食べるラー油にホタテがたっぷり入ったのとか、
トムヤムクン風味に味付けされたサバ缶とか、
かつおぶしたっぷりのあおさふりかけとか・・・。
これまで旅のお土産といえば、甘いお菓子やとっつきやすい地酒ばかりに目がいっていたのだが、食習慣が変われば、旅のお土産も変わるのだと実感。
白いごはんを想像しながら選ぶお土産は、その時点でもうおいしい。
日常に帰ってきても、旅の思い出が食卓を華やかにしてくれるのって、なんかいいね。
そんな花より白米、な旅でした。
来年もまた、お花見旅しようね🌸