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#京都
ナントカとハサミは使いよう
#日本一小さな百貨店の物語
今日はまだ寒いけどいいお天気。
隣の隣の地区のおじいちゃんが自転車で百貨店に初めて買い物に来てくれた。
「ちょっと休憩させてえよ。」
そう言ってレジ前に座っておしゃべりしてると、今度は隣の地区のおばあちゃんがやって来て、
「まぁとおから見なんで元気しとったんかいな?」
と百貨店で久しぶりの再会。
「まぁあんた百貨店初めてかいな?ゆっくりいろいろ
コタツ女子会に誘われて
#日本一小さな百貨店の物語
村の小さな百貨店。
電話で注文が入ればなんでも配達します。
ネコのエサから仏壇の電球1個まで。
あるおばあちゃんから注文の電話
「お菓子適当に持ってきてぇな」
適当な注文が多すぎます(笑)
配達にお邪魔すると賑かな声が。
一人暮らしのおばあちゃんの家で今日はお友達が集まって女子会です。
「おはぎ食べていき。いまお茶いれるわ」
有無を言わさず、コタ
「会ったら話そう思ってまして」なにげに嬉しい言葉
#日本一小さな百貨店の物語
最近ちょっと嬉しかったこと、常吉のおじいさん、おばあさんから、立て続けにこう言われました。
「与謝野町の知り合いの人がね、つねよし百貨店をよく知ってるそうで、そう言ってくれましたよ」
「デイサービスですごろくのゲームしましてね、その中でつねよし百貨店でお買い物なんてあって嬉しくて、会ったら話そう思ってましてん」
おじいちゃん、おばあちゃん、子供たち、つねよ
50年前、嫁入りの時に履いた草履がステキ過ぎた
#日本一小さな百貨店の物語
今年の冬は雪がなくて拍子抜けするくらい。
それでも冷え込むと出かけるのが億劫で配達の注文が増えます。
あるおばあちゃんの家の玄関に、きれいな草履がありました。
「かわいい草履ですね!」
「嫁入りのときに履いた履き物なんよ。どこの家にもあるよ」
とおばあちゃん、ちょっと嬉しげ。
50年前のきれいな草履を大切にしまって、たまに出してくるそう。
50年経って
おじいちゃんの携帯2
#日本一小さな百貨店の物語
「何歩歩いたか、数字出るようなった。」
こないだ、携帯の万歩計の数字がでんようなったって言いにきたおじいちゃんが、直ったと百貨店まで言いに来てくれた。
「ちょっと暖まって行こか。」
ストーブの前でひと休み。
駐在さんからの「だまされない!お金の電話」のチラシ渡して
「こんなんかかってきたらゆうてきてくださいよ」
「うちはカネないから大丈夫や」
こ
黒こんにゃく白こんにゃく
#日本一小さな百貨店の物語
こんにゃくの色は何色だと思いますか?
スーパーでも白いコンニャクと黒いコンニャク両方見たことあるかもしれません。
関東は白いコンニャクで、関西は黒いコンニャクが普通だとか、いや滋賀は赤コンニャクだとか地域でも色々あるかもしれません。
スーパーとかで普通に売ってるコンニャクは蒟蒻芋からじゃなくて蒟蒻芋を製粉した粉から作るので白いコンニャクになるんですが、昔のこ
おじいちゃんの携帯
#日本一小さな百貨店の物語
「歩いた数字でんようなった。みてくれるか?」
2月に90歳の誕生日を迎えたおじいちゃん。
誕生月に免許を返納して、車に乗れなくなっていました。
今日は久しぶりに百貨店まで歩いてやってきて困った様子。
携帯の画面に万歩計が表示されるように娘さんが設定してくれていたのですが、触ってるうちに時計画面に変わってしまったそう。
戻してあげると嬉しそうに帰っていきました。
長生きの秘訣は?じゃなくて
#日本一小さな百貨店の物語
京丹後は隠れ長寿の里。
丹後には100歳以上の人が全国平均の2.5倍もいるとか。
とにかく元気なお年寄りさんが多いのです。
百貨店の仕事でもお年寄りさんとお話することが多い。
そんな普段の会話は
「長生きの秘訣はなんですか?」「毎日どんな食事をされていますか?」
みたいなんじゃなくて、
「うちの猫が入って来れるように開けといたら、野良猫が来て弁当もって
水曜日はよしおかさんの日
#日本一小さな百貨店の物語
つねよし百貨店は地域のお店。
ただ買い物に来るだけじゃなく、つながりを感じに来るお客さまもいます。
よしおかさんはそんなお客さまの1人。
遡ること20数年、つねよし百貨店の前身、常吉村営百貨店の時代からほぼ毎週のようにここに通ってくれる常連さんです。
自称、百貨店のNo.2(((^_^;)p
つねよし百貨店の生き字引のようなお客さまです。
よしおかさんのお気に
おっちゃんらの居場所
#日本一小さな百貨店の物語
つねよし百貨店の横にはおっちゃんらの居場所があります。
雨の日も風の日もほぼ毎日、近所のおっちゃんらが集まっておしゃべりしたり、ジュース飲んだり、タバコしたり、自然と集まる場所。
百貨店の営業日はもちろん、定休日の火曜日も日課のようにおっちゃんらは来てくれて、
「もしもし、今日休みやけど、お客さん来とんなったで」
と、わざわざ携帯に連絡してくれることもありま
地元のネギは置いてません
#日本一小さな百貨店の物語
つねよし百貨店は村の小さな百貨店。
野菜は地元で採れたその時期のものしかありません。
夏は夏野菜、冬は冬野菜だけ。
朝、近所の農家さんがお店覗きに来て、なさそうなお野菜を持ってきてくれます。
今なら白菜、大根、人参、シイタケ、サツマイモなど。
でも青ネギとかはあんまり店頭には並びません。
店に置いてると1日でフニャっとしてくるのであんまりたくさんは置きたくないのです。
1時間ぐらいはなんたらへん
#日本一小さな百貨店の物語
村の百貨店でバス待ちのKさん。
昔は山で仕事していたけれど、今は村の奥の橋を渡った所にある一軒家で一人暮らしのおじいさん。
百貨店までは電動自転車でやってきて、買い物をしてなんでも一人ででこなします。
病院やちょっと遠くに出かけるときは、百貨店に自転車止めてバスに乗って出かけます。
バスが来るまで百貨店で時間つぶし。
それにしても今日は早い?
「時計がこ