健康に良いことは分かってるけど実行するのが難しい鬱病当事者
"健康に良いこと"と、その難しさ
こんにちは、うつ病当事者のうきまろです😄
"健康の為にした方が良い生活"は、だいたい決まってますよね。
●適度な運動
●バランスのとれた食事
●深い睡眠
●規則正しい生活リズム
この4つは、医師の先生やご家族、テレビなどで何度も聞いていると思います。
ですが鬱病当事者には、これらを満たすために行動し、さらに達成するのはとても難しいです。それは他の精神疾患や、発達障害で過集中のある方なども同じかと思います。
今回はこれら4つのうち、主に睡眠について考えていきたいと思います。
深い睡眠を得る「難しさ」と、その「対策」を考えてみます。
考察・状況の分析
🔹良い睡眠に必要なもの
まずは質の良い睡眠に必要な条件を2つだけ挙げてみましょう。
といっても、冒頭でお話した4つの内の残りです。これらは互いに繋がっているのだと、改めて思わされますね。
では…
・まず一つ目が運動。
「運動量を増やすこと。」これは私も、以前お世話になっていたクリニックの先生から指導を受けました。てすが皆さんも思ってらっしゃるように、それができれば苦労はないのですよね😅
うつ病当事者は、その症状として疲れやすくなっており(易疲労性)、また不眠症により気力体力が回復せず、運動するのが難しい場合があります。
・もう一つに生活リズム。
これも広い意味では運動に含まれるかもしれません。
医師の先生方からは「ちゃんと朝に起床して陽の光を浴び、体内時計を整え、夜に眠れるようにしてください」とも指導を受けますよね。しかし、睡眠がきちんと取れていないうえに体力も低下している状態では、朝きちんと起き上がるのはなかなかに大変な行為なのです😅
重症度にもよりますが、ベッドからほぼ動けない日もあるくらいですから🛌
🔹「運動が先か睡眠が先か」
このように、
睡眠をよくするために運動したくてもそれができず、
睡眠をよくするために生活リズムを正したくとも朝起き上がれない。
なので結局睡眠も改善されず、エネルギー不足のまま次の日を迎え、同じ生活を送る。このサイクルを延々と繰り返してしまうのです。
「卵が先が鶏が先か」のように「運動が先か睡眠が先か」という話になってしまうのですよね。こうなると、どこから手を付ければいいのやら、なんて気持ちになってしまいます。さらにこのサイクルはただ繰り返すだけではありません。このサイクルから抜け出せない自分への自信喪失にも繋がるので厄介です。「今日も朝に起きれなかった……情けないな」という具合に。
対策「では、どうしようか?」
🔹やはり「できる事をできる範囲で」
平凡なアイデアですが、やはりこの結論にたどり着きます。ただ、うつ病当事者からすれば、症状としての思考力の低下や、「早く元の元気を取り戻したい」という焦りの気持ち、うつ病になった自分を認めたくない思いから、この発想に至ることさえ難しくなります。
精神疾患になった事実の受容と、「ゆっくり改善していこう」という考え。この2つがあってはじめて継続できる解決策だと思います。私自身、「ゆるりと治して参りましょう」という気持ちになるまでには、ずいぶんと時間がかかりました。この考え方の変化についても、いずれ記事にしたいものです。
もしよろしければ、私がベッドから動けないときに「できる事をできる範囲で」している運動について書いた記事がありますので、そちらも参考にしてください🌱😌
久々の更新と”鬱でも寝たままできる事”|うきまろ|note
🔹補助アイテムの活用
(注:以下の方法はうきまろが自身の責任において行っているものです!)
・もう一つの対策は、カフェイン入りの飲み物を飲むことです。
例えばコーヒー、紅茶、エナジードリンクなど…。これは「昨日の夜に眠れなくて日中眠たいけど、なんとか次の夜まで起きてから寝よう!」という作戦です。
うきまろの場合は、エナジードリンクでないと眠気に勝てませんでした。ですがこれらの多飲は健康上よろしくないので、「どうしても今日こそは生活リズムを正して夜に寝るぞ!」という時にだけ飲むようにしてます。
そしてさらに注意点です。この方法は普段から興奮傾向のある方は控えたほうがいいと思われます(特に怒りや不満の感情の強い時期)。このような状態でエナジードリンクなどを摂取して夜まで起きていられても、その夜にちゃんと寝れず疲労が高まる恐れがあるからです。
また、この方法で成功しても、それは「生活リズムを正して夜に深く眠れる習慣を作るための、あくまでもきっかけに過ぎない」ということを忘れずにいたいですね。自戒として、ちょくちょく自分に言い聞かせています。
いつか普通に運動して、普通に疲れて、普通に眠れることを一緒に目指してまいりましょう。マイペースにゆっくりと、です🐢🐾
うきまろより
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