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イギリス12年間の在住で見たこと、感じたことを中心に、”イギリスをゆっくり歩く”をテーマとして、イギリス的スローなライフスタイル、考え方、生き方を発信していきます。

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マガジン

  • イングランドをゆっくり歩く

    イギリスの田園風景の中をゆっくり歩くをテーマに、フットパスを散歩した中での風景や感じたことを綴っていきます。

  • イギリス生活

    イギリスでの生活の思い出、いい経験、悪い経験、しくじりなどいろいろ書いてみようかと思います。

最近の記事

South West Coast path #6 Dancing ledge

イングランドの海岸沿いを歩くフットパス、今回の記事は前回の続きとなります。前回分については以下のリンクをご参照ください。 海岸沿いのフットパスを歩く イングランドの南部の海岸は石灰岩の崖になっているところが多く、特にことあたりはフットパス以外の車がアクセスできるような道がありません。くれぐれも海に落ちないように慎重に歩いていきます。 謎の鉄塔 しばらく歩き続けたら何もないところに何やら鉄塔が立っています。見たところ送電線ではないようですが、何かのアンテナでしょうか。

    • イギリスの天気予報の英語表現#5 霧

      イギリスといえば霧ですね。イングランドだと年に何回か本当に霧が濃いことがあります。それゆえか霧に相当する英語もいろいろあります。 霧の濃さで呼び方が変わります。 薄い霧 Haze < Mist < Fog 濃い霧 厳密にはどう定義されているのか、同じような疑問を持つ人がありMet Office(イギリスの気象庁)には解説がありました。 180m以下の視界だとFogと呼んでいるようですね。 Fog  日本でもフォグといえば霧と通じますよね。 Fog may take l

      • South West Coast path #5 Hedbury 

        Hedburyはどこ イギリスの南端のbournmouthという街からさらに海岸に南西に向かったところに海岸沿いを歩くフットパスがあります。この海沿いのルートはこれといった鉄道や道路がなく徒歩でないと近づけないところなので、まず比較的近くのWorth Matraversという村に車をとめて、そこから海に向かって歩きます。 Worth Matraversはとても静かな町ですが、休日は比較的人が集まってきます。昔からの村なのでとても道が狭いのですが。 訪れたのは春だったので

        • イギリスの天気予報の英語表現#4 風と嵐

          イギリスは風がよく吹きます。風力発電には向いている国ですね。しかし歩くときは風は妨げになります。フットパスを歩くときは天気予報は雨だけでなく風もチェックしましょう。強風になると海岸沿いなどの崖では途中で身動きが取れなくなることがあります。 gentle winds  穏やかな風ということです。 There will be gentle winds tomorrow. 明日は弱い風となるでしょう。 さらに弱い風はLight windsとも呼ばれます。 とても弱い light

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        • イングランドをゆっくり歩く
          25本
        • イギリス生活
          22本

        記事

          South West Coast path #4 Tyneham 時間が止まった村

          今回は第2次世界大戦中に、村の住民の全員が去り、戦争が終わればまた戻るはずだったがついに戻ることがなかったTynehamという村を紹介します。 ご注意 この村はイギリス陸軍の火力演習場の内部にあり、演習期間中の一般人の立ち入りは制限されています。土日は一般開放されることが多いのですが、そうでない場合もあります。立ち入りできる時期(access time)ついて以下のリンクまたは過去のNote記事をご参照ください。 Tyneham村が無人になった経緯 第2次世界大戦中の

          South West Coast path #4 Tyneham 時間が止まった村

          イギリスの天気予報の英語表現#3 曇り空

          曇りといえばCloudですが、空一面が雲で覆われている場合はOvercastという言い方もあります。気象の世界ではCloudは形で区別するのではなく、高さで区別されるようです。 でもイギリスの天気予報では気象学的な呼び方よりも文学的?な表現の方が多いような気がします。DullとかGloomy とかは気象の事象というより人の気持ちの問題のような気がしますが。天候によっては気分を左右しますからね。 https://www.counselling-directory.org.uk/

          イギリスの天気予報の英語表現#3 曇り空

          South West Coast path #3 Lulworth Range Walks その2

          前回からの続きとなります。場所や地図等はリンク先の前の記事をご参照いただければと思います。 初めに なおこのフットパスは火力の演習場(日本でいう自衛隊の東富士演習場のようなところ)ですので演習期間は立ち入り禁止です。一般開放期間についての詳細は以下のリンクおよび前回の記事をご覧ください。 フットパスを歩く 今回は主にルートの東側を紹介します。海沿いが高台の崖になっており大変景色がいいフットパスです。 フットパスの脇に、大きな数字が出てきて、これはいったい何?としばら

          South West Coast path #3 Lulworth Range Walks その2

          イギリスの天気予報の英語表現#2 雨

          今回は雨についてです。日本語で雨に相当する言い方はRainでしょうが、Showerもよく使います。なお本記事はイギリスの天気予報を理解するための英語表現の話であり、気象情報の提供や気象学についての専門知識を提供するためのものではありません。ご理解のほどよろしくお願いします。 Rain とShowerの違い Met Office (イギリスの気象庁)の公式ページに違いの説明がありました。 "Showers imply the weather will change a lo

          イギリスの天気予報の英語表現#2 雨

          South West Coast path #2 Lulworth Range Walks その1

          本日はLulworth Range Walksというフットパスを紹介します。 Lulworth Range Walksはどこ? イギリスの南端にあるBournmouthからさらに西に40kmほどいった海沿いの場所です。そもそもここは普通に立ち入りできる場所ではなく、イギリス陸軍の演習場なのです。でも演習をしていない期間は歩行者に一般開放されます。 フットパスを歩く このフットパスの入り口は独特です。そもそも演習場ですからセキュリティのしっかりしたゲートがあります。

          South West Coast path #2 Lulworth Range Walks その1

          イギリスの天気予報の英語表現#1 晴れ編

          天気予報の英語は独特の言い回しがあります。イギリスでは天候がころころ変化する上に霧が出たりする場所がら、それらについてはいろいろ言い方がありますね。 なお本Note記事は気象情報や気象の専門的知識を提供するためのものではありません。ご理解のほどよろしくお願いします。 イギリスの天気予報の例 単純に晴れのち曇りところにより雨という分類ではなく、独特の言いまわしがあります。慣れないと天気予報を聞いてもどんな天気を想定しているのか理解できません。例えばこんな感じです。 Low

          イギリスの天気予報の英語表現#1 晴れ編

          South West Coast path #1 Durdle Door編

          South west coast pathというのは、イングランドの南の海岸沿いに長く続くフットパスのことです。全長は1014kmもあるのでSouth West Coast pathといっても、いったいどこなのかまったく特定できないのですが、今回はそのうちDurdle Doorと呼ばれるエリアを紹介します。 Durdle Doorとはどこ? Dorsetと呼ばれるエリアの南端にあるJurassic Coast海岸沿いにある独特の形状をした地形です。Jurassic Coa

          South West Coast path #1 Durdle Door編

          イギリスでTVの契約する TVライセンス

          TVライセンスとは 日本でいうNHKの視聴料のようなものでBBCの費用を視聴者に負担してもらう仕組みです。TVがあればBBCを見なくても払わなくてはなりません。チャネル4(民放)しか見ないといっても契約しなくていい理由にならないのです。またインターネットでBBCのテレビをみる(具体的にはBBC公式の BBC IPlayerというアプリやサイトを使う)場合も支払う必要があります。 なお、TVライセンスの条件や金額は変化しますので、最新情報については公式HPをご覧ください。以

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          Avon Dam Reservoir Circular Walk ダートムーア国立公園

          今回はダートムーア国立公園内にある、Avon Dam Reservoir Circular Walkというフットパスを紹介します。ひとことでいうと、何もない荒野です。こんなに何もない場所があるのかというほど建物もありません。このエリアは人があまり住んでいないので、人には会うことがほとんどないのですが、代わりに動物たちにはよくお会いします。 Avon Dam Reservoirはいったいどこ? ダートムーア国立公園の端にあります。ダートムーア国立公園とはExeterとPly

          Avon Dam Reservoir Circular Walk ダートムーア国立公園

          イギリスで公共料金(Utilities)を契約する

          家を借りると次に待っているのがメーターのチェックや契約手続きです。基本的なことなのでうsが、なぜかイギリスではスムーズに事が進まないのですね。 水道 イギリスの水道は民営化されて民間の会社が地域毎に運営しています。契約会社は住んでる地域で決まります。水道は自分では選択できません。 入居すると必ずやる儀式?でメーターのチェック(Meter Reading)というのがあります。使用開始時にメーターの値を読んで水道会社に連絡するのです。 水道のしくじり体験としては。いくら探して

          イギリスで公共料金(Utilities)を契約する

          Ribblehead Viadict Walk#2 線路に沿って歩く

          前回Ribblehead Viadict Walk#1から続きとなります。 線路沿いのフットパスを歩く 今回は前回に続いて線路に沿ってフットパスを歩いてみます。前回紹介したようにRibblehead Viadictはセトルカーライル線の一部となっています。 Viadictからさらに北に向かって歩いていきます。ちなみに隣の駅はDentというこれまた秘境駅みたいな場所です。この路線自体が秘境路線なのですが。 しばらく上り坂なのですが、坂を上がると列車を行き違いさせる場所(

          Ribblehead Viadict Walk#2 線路に沿って歩く

          Ribblehead Viadict Walk#1 セトルカーライル鉄道の高架橋

          今回は北ヨークシャーのRibblehead Viadict周辺を歩いてみます。これはSettle Carlisle railwayのRibblehead駅のそばにある高架橋(Viadict )周辺のフットパスになります。別名 Batty Moss Viaduct ともいいます。 なおSettle Carlisle railwayは保存鉄道ではなく現役の営業路線です。羊や牛、ヤギ以外にほとんど人口がないYorkshare Dalesの谷間を走っています。 Ribblehead

          Ribblehead Viadict Walk#1 セトルカーライル鉄道の高架橋