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South West Coast path #3 Lulworth Range Walks その2

前回からの続きとなります。場所や地図等はリンク先の前の記事をご参照いただければと思います。


初めに

なおこのフットパスは火力の演習場(日本でいう自衛隊の東富士演習場のようなところ)ですので演習期間は立ち入り禁止です。一般開放期間についての詳細は以下のリンクおよび前回の記事をご覧ください。

フットパスを歩く

今回は主にルートの東側を紹介します。海沿いが高台の崖になっており大変景色がいいフットパスです。

コース地図の看板
No1

フットパスの脇に、大きな数字が出てきて、これはいったい何?としばらくの間、悩んでしまいました。これはきっと戦車が大砲を打つときのまと(的)なのではないでしょうか。

注意書き

演習場内の注意書きがあります。ごみを捨てるなというのは分かるのですが、金属探知機を使うなというのは不思議です。
イギリスでは趣味として宝探しをする人がいて金属探知機でいろいろ地面を探る人達がいるのですね。フットパスをあるくとよく見かけます。金属探知機で宝を見つけたと掘ってみたら不発弾で爆発したら大変なことになりますからね。

高台からの眺め

アップダウンがある何度もあるルートなので標高の割には体力を使うのですが、上ったあとの眺めはすばらいいです。

高台から湾を眺める
高台から湾を眺める
Lulworth Castlee
尾根のフットパス

Worbarrow Bay

途中に湾になって砂浜があるところがあります。イングランドの南は崖が多く、砂浜は貴重な場所です。

湾を上から眺める
湾を眺める
湾の中のヨット


Kimmeridgeの油田

石油資源があまりないイングランドではありますが、なんと小規模ながら石油が出るようです。Wellとは井戸のことですが、これは油田の井戸のことです。

油田の説明の看板
油田のポンプ

静止画だとどのようなものか分かりくいかもしれません。油田のポンプが実際に動いている様子の動画をUploadしている方がいましたので紹介します。

終わりに

Lulworthは普段は立ち入りが制限されている場所ですが、それだけに手つかずの自然が多くのこっています。上り下りが多いフットパスで体力がいりますが、高台からの眺めは最高にすばらしいものです。

最後にYuko / Baa Baa Sheep Pressさんの記事をご紹介します。Clavell Towerの中の写真がありとても貴重です。このタワー一度見てみたかったのですが、予約がまったく取れず遠くから眺めるだけでした。

次回は少しルートから外れて、時間が止まった村Tynehamを紹介できたらと思います。