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Ribblehead Viadict Walk#1 セトルカーライル鉄道の高架橋

今回は北ヨークシャーのRibblehead Viadict周辺を歩いてみます。これはSettle Carlisle railwayのRibblehead駅のそばにある高架橋(Viadict )周辺のフットパスになります。別名 Batty Moss Viaduct ともいいます。
なおSettle Carlisle railwayは保存鉄道ではなく現役の営業路線です。羊や牛、ヤギ以外にほとんど人口がないYorkshare Dalesの谷間を走っています。

Ribbleheadはいったいどこ? 

マンチェスターやリーズからさらに北に向かった山の中です。Yorkshare dalesと呼ばれる谷間に沿って村が点在するのですがその中を走る鉄道の駅です。駅といってもこの沿線には人家はほとんどありません。なお、Settle Carlisle railwayにはイギリス鉄道 標高最高地点がAis Gill summitがあります。登山鉄道ならイギリス標高最高地点はSnowdonなのでしょうが、あれは山に登る目的で作ったので比較にするのものではないでしょう。

Ribblehead Viadictの位置(Google Mapより)

Viadictに向かう

さっそくフットパスの入り口からViadict(高架橋)に向かってゆっくり歩きます。このエリアは天候が不安定で雨が降りやすい場所です。残念ながら本日も小雨ですがイギリスで雨を気にしていたら何もできません。

Viaductに向かって歩く

歩き始めたら羊さんがどこからかやってきました。人より羊のほうが多く住んでいる場所ですから人に会うより羊にあう確率が高いのは当然ですが。
ちにみに羊の数え方は地方により独特のものがあるようです。

羊たち


羊の後をついていくとViaductに近づいていきました.近くで見ると巨大ですね。

Viaduct
建設の様子

建設の様子が示されています。この建設ではたくさんの方が殉職したそうです。原因には転落や事故もありますが、中には天然痘とか、喧嘩とかもあったとか。

1991年の修繕時の記念碑

1870年に建設開始して1875年に営業したそうです。近年(1991)に大規模修繕をしたそうですが。最近も(2021)また修繕しています。石造りの大聖堂のようにメンテナンスにお金かかりますね。それだけの価値はあるとは思いますが。


すぐそばから見たViaduct

今回はViaductこれまでとします。次回はフットパスを線路に沿って歩いていきます。 
(つづく)

おまけ ハリーポッターの撮影はここでされたの?

ここにやってきた人が皆が思う疑問があります。ここはハリーポッターの撮影場所なのか。同じ疑問を持つ人のために以下のリンクにありました。

Ribblehead Viaduct & Harry Potter: Were The Movies Filmed Here? https://www.thewalkingnortherners.co.uk/ribblehead-viaduct-harry-potter/

Was Harry Potter filmed at Ribblehead Viaduct?
答えはFALSEです。(Falseとは日本語?ではノーのことです)

ちなみに、the Deathly Hallows Part One (ハリー・ポッターと死の秘宝)には前回紹介したMalham Coveの石灰岩の上で撮影したシーンがあるようです。

前回のMalham Cove編はマガジンのバックナンバーにあります。