【本紹介】『メタ思考』から学ぶ、仕事と人生の選び方。
みなさんこんにちは、
グラフィックデザイナーのウエマツです。
本紹介
今回は、本の紹介回になります。
澤 円(さわ まどか)さん著、
『メタ思考 〜 「頭のいい人」の思考法を身につける』
こちらの本の紹介をしていきます。
著者紹介
ここで簡単にですが、著者を紹介します。
澤 円(さわ まどか)さん。
1969年5月10日-
元、日本マイクロソフト株式会社、業務執行役員。
現、株式会社圓窓の代表取締役。
DXやビジネスパーソンの生産性向上、サイバーセキュリティや組織マネジメントなど幅広い領域のアドバイザーやコンサルティングなどを行っている。
簡単にですが、このような方です。
さっと、ネットにあった情報を並べただけなので、気になる方はご自分で調べてみてください。
視点を変える。
この本のタイトルにもなっている、「メタ思考」。
「メタ認知」とも言ったりしますが、その意味は、
この本が伝えようとしていることは、
ということなのだと思います。
そしてこの本に書かれている大事だと思う認識として、
「変えられない」のは、単なる思い込みにすぎず、
「変えない」という意思の方が強く働いているから、だと書かれています。
そしてその「変えない」という意思が強くなってしまう原因は、情報不足からくる「恐れ」にある。
その恐れをなくすためにはまず「知る」こと、と書かれています。
ここには、本当に全力で同意していて、
私が会社員から今のフリーランスとしてグラフィックデザイナーに転身した時にも、ずっと勉強してきてそれなりに情報を持っていたことは本当に心の支えになりましたし、おかげで初動のスピード感を作ることもできたように思います。
ただ、会社員を辞める決断はなかなかできなくて「準備ができたら」と何年も燻っていたのも事実です。
最終的には周りの方達に退路を絶たれ、背中を激しく押してもらって飛び出したのは今となってはいい思い出です。
ただ、当時は肉体的にも精神的にもかなりハードに働いていて、だいぶすり減って病んでた時もありましたが、
「今の環境を作って、選んでいるのは自分だ。」
という意識を持っていたから、大変なことを会社や環境のせいにすることなく、とにかく「変わろう」と思い少しでも空いた時間はとにかく勉強する。
ということができました。
その環境が合わないなら、そこから離れることも「変える」ということだし、一歩外に出てみればとんでもなく広い世界が広がっている、ということをまずは「知る」ことが大事だな、と本を読んでて再度考えさせてもらえました。
「僕、これまで失敗したことないんだよね。」
この本でなかなかに印象的だったのがこの言葉です。
これを言ったのは、
現・マイクロソフトエグゼクティブアドバイザーの小柳津 篤(おやいず あつし)さん。
その真意は、
「だって思っていた結果と違っただけだから。」
とのこと。
これは本当に考えさせられました。
言うは易く行うは難しで、
アインシュタインの言葉、
口ではそう言っても、本当にそう思って挑戦し続けられるのかは正直自信がないと弱気になってしまうところです。
でも、ここで大事なことは、
起きた結果に対して「失敗」ととるか、「学び」ととるかは重要ではなく、
そこから学び、次どうするかを「考え」「行動」することが重要なので、
「失敗」ととっても、すぐ次を考え始めるための切り替えの言葉を自分なりに決めておくといいのかもしれないですね。
それが、上記の二人には、結果から「学んだ」という言葉だったのかな、と思いました。
まとめ
今回は、私が気になり、印象に残ったところを一部紹介しましたが、
本には他にも、
ルールに縛られない発想力
正解にとらわれない観察力
思い込みから自由になる思考法
課題を発見していく認知力
新時代のマネジメント作法
視野を広げる人間関係術
ストレスをなくすシェア力
など、章ごとに、実践的な考え方が詳しく説明されているので気になった方は是非手に取ってみることをオススメします。
「自分に起きている全てのことは自分で選んでいる」
と、認識すれば何を学ぶ必要があるかが見えてきて、選択の質が上がり、選択の質が上がるから仕事でもいい結果が出るようになり、仕事が充実してくるから人生も充実していく、のかと思います。
これからもいい選択ができるよう、物事を「メタ思考」で捉える意識を大事にしていこうと思います。
以上、ウエマツでした〜
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