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うーたのポケット詩集

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詩太(うーた)の詩や言葉、イラスト作品をまとめたマガジンです。ほっと心が温かくなるように、ほんの少しだけでも支えになるように、そんな願いを込めて書いています。
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記事一覧

四季のはじまりの話

四季のはじまりの話

ずっとずっと昔、日本のどこかに
四色の花や葉をつける
美しい樹があった。

その樹は日本にたった一本だけ。
いつからあるのかも
どこからやってきたのかもわからないが
その美しい姿から
人々はその樹を「四樹(しき)」と呼んだ。

ある時、
四人の人間が四樹を
奪い合い争いを始めた

神サマは怒って
一年を四つに割り
それぞれの時間に
一人ずつ閉じ込めて
封印した

そして、神サマは、
もう二度と人間

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言葉で人を傷つけない為に自分の中に持っていたいもの

言葉で人を傷つけない為に自分の中に持っていたいもの

言葉が怖いと思ったことはありますか?
言葉で傷ついたことはありますか?
言葉で救われたことはありますか?

僕は、つい最近、自分の作る作品も人柄も生き方も全てを否定するような、そんな言葉がとんできて、まぁまぁ傷ついて落ち込みました(笑)言い返したら負の連鎖が始まるのでぐっと堪えたけど。

「言葉は凶器」と言われることもありますが、僕は仕事柄、実際に言葉で傷ついた人とたくさん出会ってきました。

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大人になると自然を眺めたくなるのはなんでだろう?

大人になると自然を眺めたくなるのはなんでだろう?

「大人になると自然を眺めたくなるのはなんでだろう?」。誰かがそんな事を呟いていた。たしかに僕もそう思ったことがあるなと。

誰かを照らす光の部分と、誰にも言えない闇の部分。誰かを包む灯りの部分と、誰かに包んでほしい影の部分。

自分の中にあるそれらは自分だけが知っている。それを知ってるからこそ生きていけるとも言えるし、苦しんでいるとも言える。

昨日の昼と夜の間くらい。お散歩した遠賀川の土手の風景

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無花果について

無花果について

この前、個展に来てくれたお客さんにイチジクのシフォンケーキをいただいた。美味しいなーって食べながら裏の原材料のシールを見ててふと思った。

「イチジク」はなんで「無花果」って漢字なんだろう?

これってなんだか不思議な漢字だなと。漢字から想像すると、花が咲かずに果実をつけるとかそんな植物なのかな?思い返すとたしかにイチジクの花って見たことないな。

調べてみるとびっくりしました。

イチジクも花は

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こどもたちが笑顔でいられる未来がいいな

こどもたちが笑顔でいられる未来がいいな

いろんな場所に会いに行って
こどもたちの笑顔や感性にふれて
与えるつもりが
たくさんのものを受け取って帰る

今年の夏は
こどもの施設を訪問して
ほんとによかったです

思いついた時は
ほんとなんとなくなんだけど
やっぱりその自分の中の
なんとなく「した方がいい」っていう感覚は
信じて動くといいなと思った

予想以上に得るものがあった

昨日までに9施設。

レインボー保育園

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保育士さんへ

保育士さんへ

【保育士さんへ】

ちょっと長くなっちゃったけど、
1年目の保育士さんと
先輩保育士さんへ。

僕が保育士1年目の時、
「いつも笑顔で子どもと関わる」
という事を目標にしてました

でも、
これが本当に難しいんですよね💧

何もできなくて当たり前なんだけど
保育士としての自分の無力さや
職場という世界での人間関係の
壁にぶつかって
全てがうまくいかずに
笑顔を失ってしまった時期があって

あの頃

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その足は何処へ向かう?

その足は何処へ向かう?

【その足は何処へ向かう?】

昨日は、
朝から色んな発想が
ぐるぐる頭を巡って
これから先の事を考えると
一人でわくわくが
止まらなかった。

閃いた事の中には
すぐに実現できそうな事もあれば
準備に何年もかかりそうな事もある

ただ、
「時間と労力がかかるから」って、
今始めなかったとしたら
何年か先に実現できたかもしれない事は
何年経っても実現できないまま。

それは嫌なので、
小さくてもいい

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詩人として起業して5年。

詩人として起業して5年。

【5年】

2008年、
詩太として活動をはじめて
はじめてチラシを作ったとき
アトリエがあった方が
雰囲気がでるかな~っと
実家の一室に小さな机を置いて
そこを【あとりえ 温】と
名付けました。

6年後の2014年、
保育士を辞め
詩人として生きる事を決め
魚町にアトリエを構え起業しました。

そして、今日
2019年4月7日で
起業してちょうど5年。

小さな机から始まったアトリエは
古民家

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雨ふり。

雨ふり。

雨ふり。

悲しくて苦しい過去を
乗り越えた時
心に溜まった悲しみの半分くらいは
優しさに変わるんだと思う

米津玄師の歌が優しいのも
SEKAINOOWARIの歌が優しいのも

きっと
苦しかった頃の
自分に向かって
歌ってるからなんじゃないかなと思う。

もしもあなたが今
苦しくて苦しくて
辛い日々を過ごしているなら、

その日々を越えた時が
きっと
あなたの悲しみが
誰か

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それでいい

それでいい

できなくてもいい
頼ってもいい
好きな事がなくてもいい
やりたい事がなくてもいい
夢がなくてもいい

それでも、
主人公はあなただから。

今が幸せと感じられるなら
それでいいから。


アルクツ

アルクツ

アルクツ。

春、
よく晴れた日には
お散歩したくなる

雨の日には
足音が
賑やかになる

お気に入りの靴履いてさ。

卒業

卒業

卒業式の日の朝、
いつもと同じはずの朝なのに
少しだけ違うにおいがした。

嬉しいような
さみしいような

きっとあの感覚は
「別れ」や「終わり」を
はっきりと意識した時に
感じるんだと思う。

それぞれの余白へ旅立つ日

余白だらけの未来には
当たり前なんかいらない。

なんだって
思い描いていけるんだ。

一生懸命

一生懸命

言葉での応援も力になるけど
一生懸命に生きる姿そのものが
人の励みになることがあると思う。

願い続けて
手足を手に入れた
カエルの様に

自分が変われば
まわりの環境もきっと変わる。

お別れと思い出

お別れと思い出

出会いがあれば
お別れもあって

お別れがあるからこそ
新しい出会いがある。

先日、市内の幼稚園に
本の寄贈に行ってきました✨

年長クラスの子どもたちは
もうすぐ卒園。

残り1カ月、
友達や先生と過ごせる
限られた時間の中で
たくさんの思い出を
作ってほしいなぁという想いを込めて
作品を描かせていただきました😊


このゆるキャラくんは
小倉にある美容室amonさんの

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