無花果について
この前、個展に来てくれたお客さんにイチジクのシフォンケーキをいただいた。美味しいなーって食べながら裏の原材料のシールを見ててふと思った。
「イチジク」はなんで「無花果」って漢字なんだろう?
これってなんだか不思議な漢字だなと。漢字から想像すると、花が咲かずに果実をつけるとかそんな植物なのかな?思い返すとたしかにイチジクの花って見たことないな。
調べてみるとびっくりしました。
イチジクも花は咲くのです。
咲く場所が特殊なんです。
どこに咲くかというと、果実の内側に咲くんだそうです。
あの果実を切った時の内側の空洞にある意味ヒダヒダみたいなやつがイチジクの花だったんです。あれって種じゃなかったんですね。
なるほど。
「無花果」という漢字は、
「花が無い」のではなく
「花が見えない」からだったんだ。
表向きには花開かずとも
内側にはたくさんの花を咲かせ
実をつけることもあるんだ。
どんな行動も努力も
目に見えて花開かなくとも
必ず自分の中で花咲かせ
確実に実をつけている。
もしもあなたが
自分には花が無いと思っているのなら
それはきっと見えてないだけ。
その花がいつか
みんなの目に届いて
誰かを喜ばせるなんてことが
あるかもしれないね。
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