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tumugi
2022年12月24日 12:36
道を塞ぐ大きな岩少しずつ削る穴があき大量の空気通る岩の向こうは憧れの世界多くの人やもの色んな香り楽しげな笑い声に音楽少しずつ塞ぐずっとここにいる私削っては諦めて嫌になるそれでも向こう側へ行きたくて焦る私は生きている一秒でも早く向こう側へ体はまだ抜けない?まだ?陰道進んで半分この先は陽道へ
2022年12月18日 12:28
例えば私が欲しいものを持って生まれる人がいる私が叶えたいことをたやすく叶える人がいる比較癖それは私にないものしか見えなくするもう何も叶わないのではないかと気持ちを沈ませる思い出にひたる若い頃はよかった楽しかった幸せだったいま積み上げている日々を忘れるこんなに頑張ってきたのに報われていないという嘆き思い出にひたる幸せしかなかったか?辛さや苦労もあった都合よく忘れている
2022年12月3日 12:48
感情のない銀河空間登って沈む宇宙の火誕生した生きものたち時間を作った星時のタイミング消えていくもの出会うもの果てるまで懸命に生きる偶然たち闇を知り光を知る必ず回る宇宙の光感情のない世界では生きられない時々わたし風前の灯火普通じゃない世界で普通じゃない経験を投げ合う経験から生まれた気持ちがゴトリと落ちてゴツゴツした寝床をこしらえていく個性は楽しい孤独
2022年11月26日 14:50
生まれて初めて立ち上がろう生きようとしていた頃があった短い人よりは長めに長い人よりは短めにある今自分の足で立つことが怖いもう一度ただ立つ生きることを楽しむどんなことも恐れずただ楽しんできた自分は飛んでいたのだろうか横になり終わりを待つほうが楽だなんて期待するより諦めるほうが楽だと決めつけてしまったそこには変化がないと気づいてもいる変わりたいという本音変わ
2022年11月19日 14:38
一番外乾いていく地に落ちていくより低い気温を耐え抜くため超えていくための営み小さきもの 集い笑う時ありほころび枯れゆく小さきもの ぽつりきて家族きて仲間きてバラバラに感じ刻み去る時来ればまたぽつりザクザクと音を立てただ生き残る様を眺めにやってくるひとりでもよく語り触れ笑む集えばより笑うここに残らず超えていけ暮れても暮れ
2022年11月12日 13:04
手摘みの距離でずっと一緒にいられたらよかったただそこに在るものたちと踊るように遊び回った記憶手つかずのものたちは変わらずにいたそのことを忘れて過ぎたわたしの時間壊す前から分かっていたこと壊すのは簡単で短すぎた過ち止まらなかったなくしたあとに気づくこと便利さの後ろめたさ失った規模の大きさわたしもあなたの一部だった記憶の奥深くに刻まれた祈り手つかずの存
2022年11月5日 17:08
いつも顔色をうかがっていた女の子不機嫌な母の期待に応えようと一生懸命がんばり続けた女の子笑ってほしかったずっと笑顔でいてほしかった大好きだよといってほしかった優しく抱きしめてほしかった安心したかったの母の機嫌がいい日、ごめんねと謝ると「いいよ」と優しく言ってくれた。大切な記憶もっと優しくされたかったもっと欲しいものは手に入らないまま今日を作り出すことが
2022年10月29日 12:45
幼い頃は神さまの存在を信じていた神さまにたくさん助けを求めてきた願いが叶わないと神さまなんていないんじゃないかと疑うようになった辛いことをいくつも経験すると神さまなんていないんだと思うようになった経験から失った信じる気持ちまた変えようのないことで落ち込む日掬い上げてほしい気持ちだけが舞い戻るもう僕は神さまを信じていない身勝手に整えられていく思い出に浸る時間一生懸命自
2022年10月22日 14:58
水色にペイントされた板の上上手に乗っけた小さな足鉄の鎖を握りしめ奇声をあげて勢いよく空へ母親らは緊張した面持ちで小さなベンチに横並びこの先新しく生まれる気持ちはあるだろうか恋をして人生に夢をみた私があなたのあなたが私の肩を支え足元に注意をはらいながら歩く日同じ人に恋をして、また共に人生最後の夢をみるそんな日を迎えてみたい見つめ合える最期には、おぼろな姿私には私
2022年10月15日 13:20
私が感じる気持ちをあなたも感じているのでしょうか同じように感じていたいあなたと一緒に喜びを感じたい私は他の誰でもないあなたとつながりたいと思っています間違えているときにはまた気づかせてください似たような失敗を責めないみんなと違うことを恐れない人は嫌い、怖いと決めつけない制限だらけにしてきた私の失敗を許してくれるでしょうかあなたはまだいてくれるのでしょう?あな
2022年10月2日 10:34
見飽き聞き飽き言い飽きて普通がなにかもわからないまま満足を探して迷い込むこころ退屈する贅沢な時間つぶし他人は他人といいながら好奇心に忙しい止まらない目生きるためでなく遊ぶために食べる子供その美しい顔は無表情無言のまま忙しい指先命あれば歳をとるいくつかの役割終えて放心しまた生まれた頃に戻っていく見飽き聞き飽き言い飽きない気持ちを求めて死ぬまで巡る幼い感
2022年9月26日 13:07
生まれたての風に飛ばされて過去雑念の全てを投げ捨てる彼方に吹き上げる風に憧れ追いかけたいのに走れない私にも吹いてほしい追い風不自由になったがまだ目が見えることに感謝するそして忘れる慣れ親しんだ負水に身を沈める私は新鮮な風を必要としているまだ足りない舞い上がり感動したい歳はとったがまだ五体満足であることに感謝するそして忘れる慣れ親しんだ負水にこころ沈める私は新
2022年9月17日 13:04
あなたが私を置いていくことを恐れていたぶつかり合い波打った長い時間違うスピードで老い続けるあなたと私目を合わそうとしないあなたから伝わる迷惑をかけてごめんその小さな姿は、私がいてごめんねと、あなたの幸せを願い続けた過去の私 あなたのことなんか知らないよと言える側になり、あなたがあなたなりに私を愛してくれた思い出が苦しい。許せなかった思いまでもあなたへの想い懸命に個を生き
2022年9月10日 12:33
季節は必ず巡っても春 長い人生夏 長い人生秋 長い人生冬 長い人生人さま 行く手さまざま春 短く夏 短く秋 短く冬 短く同じ長さ同じ期間 巡る人生はなし植えてばかり水やりばかり収穫ばかり準備ばかり巡らない人生 あったりなかったり私と誰か季節の違う人生を同時に進んでいけばうまくいかない工夫がなされているような生きてみなければ分からない分からな