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「#最近行ってよかった店」投稿作品を紹介します!vol.3~ 「常連のお店」ほか

noteさんとのお題企画「#最近行ってよかった店」にご応募いただいた作品の中から、テーマ別に素敵な作品をピックアップ。

最後となる今回は、「常連のお店」、「店員さんとのエピソードが印象的なお店」「テクノロジーや技術の進歩を実感したお店」の3テーマで作品をご紹介したいと思います

テーマ4「常連のお店」

定期的に通い続けているお店、行きつけのお店、いつも常連さんがいるお店など、馴染みのお店にまつわるエピソードをご紹介します。

・お金や時間をかけてでも行きたい場所

車、電車、新幹線を乗り継いで片道約2時間かけて通う美容院があるというマーさん。事情があってショートヘアにしていたそうですが、SNSで「ショートカットが得意な美容師さん」を検索して良さそうな人を発見。片道約2時間かかるものの、近くで用事ができたときに行ってみると、その仕上がりに嬉し涙を流すほど感動したとのこと。ショートヘアに対して好意的な印象を持てただけではなくホスピタリティの素晴らしさもあいまって、約3年以上経った今もその美容師さんのところに通い続けているそうです。マーさんにとって、お金や時間をかけてでも行きたい大切な場所であること、モチベーションアップや前向きな気持ちになれるお店であることが伝わってきます。

・2つの常連のお店をつないだ、貴重な体験

毎月2〜3回の頻度で通い続けるラーメン屋が2件あるという、澄山シンさん。「常連さん」として認知してくれるそのお店で店員さんと会話することも楽しみの一つになっているようです。ある日、片方の店舗の店員さんから退職することを告げられ、その後、もう一方のお店に行った際になんとなくその店員さんのことを店主に話すと、「もう1店舗出す事を考えてて一緒にやれる人いないかな?って思ってたんですよ」という話を聞いたそうです。そこで澄山シンさんが後日退職する店員さんに伝えた結果、なんと退職後、新店舗の店主を務めることになっていた、という素敵なエピソードを綴ってくれました。常連店の店員さん同士をつなぎ、新しいお店が生まれるというのはとても貴重な体験ですね。そのお店が3店舗目の常連のお店になるのか、今後が楽しみですね。新店舗のラーメンの味も気になります。

・インスピレーションやモチベーションが高まる場所

ほぼ毎週通っているお店を紹介してくれたのはShigeru Matsuoさん。開店1年で行列ができる定食屋さんになったというそのお店はメニューが一つしかなく、あとは「白ご飯」か「炊き込みご飯」のみ。毎週変わるその料理は1品1品のクオリティが高く、「開店以来一度もメニューが被っていない」ことから、Shigeru Matsuoさんは「今週はこんなメニューで来たか!なるほど!」と店主との駆け引きを楽しむかのように通っているとのこと。どのメニューの写真もとてもおいしそうですね。創意工夫が凝らされたランチから、インスピレーションやモチベーションをいただける気持ちがわかります。

・月1回開催の店。話を聴くこと、聴いてもらう事が心を豊かに

お坊さんが接客してくれるBARの常連だという、重久 亜希子@アキ🐈声でも伝える社労士×ハラスメント対策×パラレルワーカーさん。お店を知った頃はコロナ禍のためオンラインで月1回BARを開催していたようですが、そのときに初参加して以来「すっかり行きつけと言い切れるようになった」と言うほど、毎月参加するようになったそうです。その後、実店舗が再開し足を運んだことで、対面ならではの魅力を体験してますます好きになった様子。天文館坊主BARでは今まで聴いたことのある法話に対する印象が変わったり、これまであまり関わりがなかったお坊さんを身近に感じたり、自分の話を聴いてもらう経験が出来たり、と貴重な機会となっていて「心が鎮かに、そして豊かになる時間」を満喫しているようです。普段人の話を聴くことが多いお坊さんとお話できるからこそ「聴く姿勢」の大切さを改めて感じられるのかもしれませんね。

・常連さんのいるお店に、勇気を出して入店

雰囲気が魅力的で、すごく気になっていたお店に訪れてみたというさぼてんさん。そこはいつも賑やかでご飯も美味しそうだと思いつつも、いつもマスターと常連さんが楽しそうにしていることから「閉ざされた」雰囲気も感じていたそう。しかし、実際は初見さんお断りの雰囲気でもなかったという話を聞いたことで行ってみると、マスターや常連さんが優しく受け入れてくれたようで、その会話から楽しく過ごせたことが伝わってきました。「知らない大人」だからこそ話せる話、素直に聞いてしまう話はありますよね。勇気を出して一歩を踏み出したことで、そういう場所を見つけられて良かったですね。

テーマ5「店員さんとのエピソードが印象的なお店」

店員さんとのコミュニケーションが、“行ってよかった”の理由になることもありますよね。店員さんのサービスやホスピタリティに感動した話、店員さんとのやり取りから気づきや発見が得られたエピソードなど、印象的な作品をピックアップしました。

・いつもと違う店舗で、サービスレベルの高さに感動

外出先で車のブレーキに違和感を感じ、ディーラーさんに行くことにした宙の音さん。その日のうちに見てくれるディーラーさんを見つけて初入店します。いつもと違うお店ということもあり、敷居の高さや古い車で恥ずかしさを感じていたものの、営業マンが拍子抜けするほど丁寧で親身になってくれたことや、整備士さんの丁寧な仕事ぶりに驚いたそうです。
いつもの店舗と異なる体験に、競争率の高いエリアでは当たり前のサービスなのかもしれない、という思いと「どの店舗にどんな客が行っても、同じレベルのサービスを受けられるのが理想」という、新たな発見があったようですね。そこで頂いたカルピスのおいしさが忘れられなくなるくらい心に刻まれたお店。古くても宙の音さんにとって大切な愛車と真剣に向き合ってくれたことの感動が伝わる作品ですね。

・店員さんの心遣いに気づき、リピートしたいお店に

外食の際に、ついあれこれ考えてしまうという花丸恵さん。先日レストランで食事をしたあとの、店員さんがお水のおかわりを持ってきてくれたときのエピソードを紹介してくれました。ハンバーグを食べたあと、水のおかわりを持ってきてくれた店員さんに対して、まだ手元のコップに水も氷も残っていたことから「大丈夫ですよ」とつい口走ってしまったそうです。「もったいない」を優先させてしまった花丸恵さんですが、あとから「きれいな水で口直しをしてほしい」という心遣いだったことに気づき、最初に断ったことを後悔したとのこと。当初は自宅から遠いお店だったのでリピートはないと思っていたけれど、店員さんの心遣いに触れたことでまた食べに行きたいという気持ちになったようです。お店で水を飲む、そんな日常の中にもエピソードが詰まっていることが垣間見える作品ですね。

・探していた商品が他店にあることを教えてくれた店員さん

家族に頼まれた物を買いに近所の100均に行った佐藤タイムさん。お目当てのものがなくて店員さんに写真を見せながら尋ねると、発注端末で検索をかけて探してくれますが、その商品はない様子。しかし、店員さんは私物らしきスマホで検索し、他のお店で取り扱っていることを教えてくれます。佐藤タイムさんは、「なんていい人なんだろう」と店員さんの優しさに触れ、心がほっこりしたことで、数年前までしていた接客業の仕事を、またやってもいいかもと思い始めたそうです。さらにこうした気配りができる店員さんを見て「ここの店長さんは素敵な人なんだろうな」と感じたそうです。ユーザーファーストの姿勢がお店への印象につながると改めて感じさせられるエピソードですね。

・言葉は手段、店員さんとの会話がきっかけで気づいた事

ずっと気になっていた中華料理屋さんに訪れ、食べたかった坦々刀削麺を食べることができてご縁を感じたという朝木 名々さん。そのお店で接客してくれた店員さんとのエピソードを紹介してくれました。店員さんが海外の方であることを察した朝木 名々さんは、自然とジェスチャーを使ったり表情豊かに会話をする中で、「ある種の上から目線のような感覚が一切なかった」と、お互いに理解し合おうと心を近づけるコミュニケーションが取れたそうです。言葉は伝えるための「手段」ということに気づき、普段どれくらいきちんと思いを伝えられているのか、考えさせられたとのこと。コミュニケーションを取る上で、言葉を扱うことの難しさ、だからこそ伝えようとする気持ちが重要であることを改めて考えさせられる作品です。

テーマ6「テクノロジーや技術の進歩を実感したお店」

日々、進化し続けている店舗のテクノロジー活用。利便性や効率アップに貢献するだけでなく、困りごとや不安を解決してくれたり、お店に行くきっかけ作りに貢献することもあるようです。そんな、テクノロジーや技術の進歩を感じさせる作品をご紹介します。

・モバイルオーダーが注文方法に対する不安を解決

注文方法がよく分からないという理由で、スターバックスを飲んだことがなかったというお布団こもりさん。インターネットでオーダーの仕方を調べると呪文のような長いセリフが出てきたことから足が遠のいていたとのこと。この夏、職場の先輩からモバイルオーダーの存在を教えていただいたことで、「呪文を唱えずに」コーヒーを注文できることを知り、とても美味しかったことから、今では足しげく通っているそうです。モバイルオーダーは効率化や利便性をイメージしがちですが、店頭でのやり取りが苦手な人や注文方法がわからないときの不安な気持ちに寄り添ってくれる役割もあるのだと教えてくれました。今後も便利なサービスの進化に期待したいです。

・口紅はデジタル合成のお試しで。気遣いレスな買い物

妹の結婚式に向けて、初めてデパートコスメを利用することになった、田舎暮らしのUさん。店員さんとのコミュニケーションが気がかりではあったものの、そこでは似合う色を数字で出してくれる色センサーや、リアルタイムのデジタル合成で口紅を試せるため、気を使って微妙な買い物をしてしまう心配がないことを実感。「プロと数字の安心を買った」と、満足のいくお買い物ができたようです。慣れない買い物はハードルを感じるときもありますが、新しいサービスを使うことで気持ちのハードルが下がるのはありがたいですね。

・利便性とほっこりする空気感のバランスが絶妙なお店

朝ごはんにずっと利用していたお店が異動のため生活圏になくなってしまったという野やぎさん。朝ごはんがおいしければ仕事を乗り切れる、ということから次のお店を探すことにしたそうです。求めるのは旅館のような「ふつうの朝食」。そして、たまたま見つけた定食屋さんでシンプルながら安心する味に満足するとともに、注文はタッチパネル、お会計はQRコード付きの伝票でキャッシュレス決済と、ストレスフリーな導線にも感動。「心が閉じてるときにやり取り最小限であったかいごはん食べられるの最高すぎませんか???」と、とても気に入った様子です。あまり人とやり取りしたくない朝のテンションや、ゆっくり時間をかけられないときのニーズに応えつつ、温かい朝ごはんが食べたいという気持ちも満たしてくれる。利便性と店内の空気感のバランスが、野やぎさんの心に響いたようです。

番外編:noteユーザー同士の交流と作品投稿

最後に番外編として、noteユーザー同士の交流から2つの素敵な作品が生まれたことをご紹介したいと思います。

以前からnoteで交流があり、ドムドムハンバーガーのキャラクターの話題で盛り上がっていたという星野うみ。さんとき子さんは、念願叶ってドムドムで会うことができたそうです。その様子をお互いnoteに綴ったのがこちらの作品です。

お誘いしていいのか迷いながらも勇気を出してお声がけしたという星野うみ。さん。そのお誘いを受けてとても嬉しそうなとき子さん。待ち合わせ場所に向かうあいだのドキドキ感や、お会いできたときの喜び、そして大好きなドムドムで過ごした時間の楽しさが、双方の作品からたっぷりと伝わってきます。

「…SNSという広い世界で出会ったわたしたちが大阪と東京の距離を越えてリアルに会える時間ってほんとうに奇跡なんだと思うけど、これはきっと必然で。」(星野うみ。さん

noteの出会いは不思議。
ちゃんと会いたい人に会わせてくれるんですね。
」(とき子さん

お互いにnoteでの奇跡的な出会いを噛み締めているところもリンクしています。そのような素敵な体験を、「#最近行ってよかった店」に投稿してくださってありがとうございます!

以上、「#最近行ってよかった店」に応募いただいた作品を3回にわたりご紹介させていただきました。(vol.1 / vol.2

今回の投稿企画もみなさまから数多くの素敵な作品を投稿いただきありがとうございました。おかげさまでご紹介させていただいた作品だけではなくご紹介できなかった作品からも、心温まるエピソードや、ユニークな視点でお店の魅力を語っていただいた作品、熱量のある文章や写真で行ってみたくなるようなお店紹介など、たくさんの共感や発見をいただくことができました。

お店や人との出会いは一期一会。それぞれが体験し、感じたシーンをまたnoteで共有させていただけることを楽しみにしています。
これからもお店にまつわる様々な情報を発信していきたいと思いますので、引き続き東芝テックnoteをチェックしていただけると嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします。