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ストレッチとお風呂の良い関係

ゆったりと湯船に浸かったのはいつのことだろう・・・・

我々日本人はいつの頃からか湯船に浸からなくなってしまった・・・

ゆっくりとお風呂に入ることには、リラクゼーション効果以外にもたくさんのメリットを体にもたらしてくれます

今回は、入浴がもたらす効果をざっくりと紹介していきたいと思います

ストレッチ効果をアップさせたい人は最後までぜってぇみてくれよな!!

お風呂が癒されるわけ

風呂は最高

お風呂に入ると気持ちいいです

あたりまえ体操ですね

では何で湯船に浸かることで人はリラックスする事ができるのでしょうか?

入浴で心身の疲れがとれる理由は大きく3つあります

①温熱効果

体を温めることで自律神経をコントロール
ストレスなどによって引き起こされる自律神経のバランスの崩れが、肩こりや内臓系の不調の大きな原因です
入浴によって体が温まると、血行が良くなり、筋肉の緊張もほぐれてくることで深いリラックス効果を得る事ができます
また、体が温まることにより血管が拡張し、新陳代謝が高まり、体内の不用物の排泄を促すこともできます
さらに運動などで疲れて硬くなった筋肉や腱を柔軟にする事ができます

②水圧

水圧を加えることで血流が促進される
お湯に浸かることで体は水圧を受けています
この水圧により腹部が圧迫されると、横隔膜が上に押し上げられて肺の容量が減少し、呼吸が頻繁になり心臓の動きが活発化し血流が促進されます

③浮力

浮力を得ることで副交感神経が優位になりリラックスできる
水に浮くことで体が軽くなり、筋肉の緊張をほぐす事ができます
さらに、関節への負担も減ります
また、筋肉が弛緩することで脳への刺激が減り「α波」が優位になることで、心をリラックスした状態に導く事ができます


ストレッチのベストタイミングは入浴後

風呂から上がったらすぐにストレッチ

人間の関節には筋肉と骨とを繋ぐ「腱」というものがあります
腱が硬いと、運動中に怪我が起こりやすくなります
ストレッチも同様で、腱が硬い状態で無理にストレッチをすると腱を痛めてしまう可能性がある上に、ストレッチ効果は半減します
そこでおすすめなのが、入浴です
お風呂から上がってストレッチすることで、腱が柔らかくなり、関節に無理なストレスをかける事なく、安全にストレッチを行えます
とくに、加齢によって関節は硬くなるために、中高年以降の人がストレッチを行うときは、お風呂の後がいいでしょう

交感神経と副交感神経って?

働きはいつも対をなしている

自律神経には「交感神経」「副交感神経」の2タイプがあります

そしてこの2つの神経が人間の活動をコントロールしています

交感神経と副交感神経がバランス良く働くことで、人間は心身の健康を保つ事ができます

交感神経が活発になっているときは副交感神経の働きは抑えられ、副交感神経が活発になっているときは、交感神経の働きは抑えられます

この二つのちょうどいいバランスによって、人間は健康を保っています

入浴が良質な睡眠をもたらす

人間は、体温が下降する時に眠気を感じます

お風呂に入ると体温や心拍数が上がるため、一旦交感神経が強くなり、目が覚めたような感覚になると思います

その後、お風呂から出ると今度は体温が徐々に低下し、だんだん眠くなってくるのです

つまり、質の高い眠りを得るためには、体温をスムーズに下げる事が重要となってきます

ストレッチや筋トレをした後には体温が上がり、交感神経も高ぶった状態が続いている事が多いです

なので、それを抑えるために入浴をする事がおすすめです

入浴の結果副交感神経が優位にになり、スムーズに眠る事ができます

また、質の高い眠りを得るには室温や湿度も適正にしておく必要があります

エアコンを十分に活用して室温・湿度を調整して快適な環境を作りましょう

快眠への鍵となる「睡眠ホルモン」であるメラトニンは強いあかりを浴びると分泌しなくなるので、夜は暖色系の灯りにして暗くして寝ましょう

快眠の条件

・室温は夏26℃・冬17℃にする
・湿度は50%±v5%にする
・厚手のカーテンで外の音を軽減する
・スムーズな寝返りをうてる大きめの枕を使う
・冬は保湿性を高めるために敷布団の量を増やす
・部屋は暗くする

成長ホルモンが筋力アップのカギ

レム睡眠は、浅い眠りで脳が活発に動いている時に発生します
眠っていても目玉が動いている事が多いです 夢を見るのはこの状態の時です
ノンレム睡眠は深い眠りで脳も体も休んでいる状態の時です

人間は平均90分の間に深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)を行っています

このサイクルを1サイクルとして、眠りについた最初の2サイクル(3時間置いて質の高い睡眠が取れるかが疲労回復のポイントとなっています)

就寝後の最初の2サイクル中が成長ホルモンが最も多く分泌される時間帯です

成長ホルモンが分泌されることで、疲労回復やトレーニングなどで傷ついた筋肉が修復されます

しかし、ノンレム睡眠の時間帯に眠りが浅かったりすると、十分量の成長ホルモンが分泌されないので、翌日に疲れが残ることになります

とくに、トレーニングを習慣化している人の場合には、良質の睡眠、それも最初の3時間に深い眠りを得られるようにしたいというのがここでのポイント

まとめ

入浴で体が回復するのは「温熱効果」「水圧」「浮力」によるもの

ストレッチは入浴後に行うと関節に無理なストレスをかける事なく安全にできる

交感神経と副交感神経はバランスを取り合って人間は心身の健康を保つ事ができる

入浴することで体温が上がり交感神経が強まる

その後体温が下がり副交感神経が強まり、徐々に眠気が来て質の高い眠りに入る事ができる

よく眠るためには、室温や湿度を適切に設定して、部屋の明かりを落として快適な環境を作ろう

良質の睡眠は最初の3時間にいかに深い眠りにつけるかがポイント

眠るために良い環境を整えましょう

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです

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