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健康法・健康常識の確認

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健康法や健康の常識なんてものは時代によって結構変わってきたりします

一昔前では、「卵は1日1個まで」「肉を食べると早死にする」「脂質はとってはだめ」などといったことが平気で言われていました

現代ではこれらは違うと言われています

しかしこういった健康に関する情報は人によるし、前提条件も大事になってきます

なので今回紹介するものも人によっては合わないものがあるのは重々承知しています

なので軽い感じで見てもらって、こんな考えもあるんだなぁ!!

くらいの感じでいけるといいと思います

今回の記事でわかること

・現代の健康の常識がわかる

以上のことについて解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください

血液サラサラが本当にいいのか?

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血液サラサラの方が血液ドロドロよりもいいと思っている人は多いと思います

テレビのCMなんかでは仕切りに血液サラサラを謳いまくっています

しかしこうした血液に善悪なんてないとしたらいかがでしょうか?

どんな人でもいつでも血液サラサラではなく血液はドロドロになるのです

どんな時に血液ドロドロになるのかというと

・ここぞというとき

・瞬発力が必要な時

そんな時に、身体は酸素を遮断して血液の流れを止めて、一気に力を出しているのです

血液がずっとサラサラのままだと、血管の中がスッカスカなので力が入らないということが起こってしまいます

なので、血液が常にサラサラじゃないといけないというのは間違いで、必要に応じて使い分けているといった認識が正しいと言えます

血流にはオンとオフがあるということです

湿布やアイシングを気軽にしていないですか?

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腰痛や肩こりのひどい人がよく湿布をベタベタに貼って対応しています

湿布を貼ると、なんだか気持ちが良くて効いた感じがすると思います

湿布は気軽にもらえますが、痛み止めの薬で消炎鎮痛剤が入っています

なので薬という感覚で使っている人はあまり多くないでしょう

しかしそういった腰痛や肩こりを治したかったら湿布を貼るのはやめた方がいいでしょう

消炎鎮痛剤として湿布に使われている「アスピリン」「インドメタシン」「ケトプロフェン」は体内で分泌される生理活性物質「プロスタグランジン」を抑制する作用があります

プロスタグランジンは組織内に分泌されて血流を増やす物質です

筋肉痛や打撲などで血流障害が起こるとプロスタグランジンが血流を回復させるのです

その時に、治癒反応である「痛み」「熱」「腫れ」「かゆみ」を起こします

腰痛や肩こりの原因は筋力の低下や精神的なストレスによる血流障害の場合が多いです

そこで湿布を使ってプロスタグランジンを押さえ込んでしまうと、その時は痛みがひきますが、湿布を貼り続けることで血流障害を繰り返していることになります

腰痛や肩こりの原因が血流障害の場合、湿布を貼り続けることで痛みの原因が取り除かれることなく、慢性化してしまうというわけです

さらに怖いのは、プロスタグランジンを抑えてしまうと体が冷えます

そうなると、胃痛や腹痛、膝痛など他の痛みを起こしてしまうという副作用も発言する可能性があります

湿布はあまりに簡単に貼れてしまうので意識しないと思いますが、100%の経皮吸収率を持っています

なので飲み薬でとる痛み止めよりも副作用が出てしまうことがあるということを意識しておきましょう

その他に、捻挫や打撲をした時に患部に腫れや痛みが出た時、安易に氷や冷却スプレーを使って冷やし過ぎないようにしましょう

腫れや熱は先ほども言いましたが治癒反応です

アイシングには未だ論争が絶えませんが、冷やすことで治癒を遅らせてしまう可能性があるということを頭に入れるべきであると言えます

筆者個人の考えでは、めちゃくちゃ痛くてどうにも動けない時に動かないといけない時は冷やして痛みを鈍らせて生活するという認識です

そこそこ我慢出来るくらいの痛みなら過度なアイシングは不要でしょう

ちなみに中日の山本昌投手や広島の黒田博樹投手はアイシングしない派で有名です

これも人によるので、自分で試して調子の上がる方を選択していけば良いでしょう

思考停止でみんながしているからというのはやめましょう

猫背は本当に良くない

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猫背は良くないというのはみなさんご存知でしょう

では何が良くないのかということは知っていますか?

猫背のままだと空気を十分に吸うことができません

背中がまっすぐな状態・・・3000cc

猫背の状態・・・200〜500cc

さらに背中が曲がっている状態だと内臓が圧迫されてしまい血流障害や消化不良など様々な影響が出ます

呼吸と血流の循環が悪いと免疫機能の低下を招き、病気の予防ができなくなり老化を促進してしまうのです

姿勢の良い人は健康そうで若々しく、なんだか機嫌が良さそうです

それでは正しい姿勢とはどんなものでしょう?

それは骨盤の中心の「仙骨」が立っている状態です

猫背は、仙骨が寝てしまって正しい姿勢を保つことが難しくなります

こうなってしまう原因は、腰や背中の筋力の低下があります

そうなると骨や関節も弱くなります

猫背で動かなくなってしまうと、そこからそこから廃用性萎縮が進みます

廃用性萎縮とは、安静状態が続くことで体の機能が衰えることで、寝たきりの人が動けなくなるのと同じ原理です

筋力の低下は猫背を助長することになり、発熱力が低下します

そうなると低体温になり免疫力が低下します

筋力の低下から噛み合わせが悪くなる咬合障害が起こり、唾液の分泌が悪くなり免疫力の低下をさらに進めてしまうことにもなります

姿勢が悪くなる→免疫力が下がる→病気に弱くなる→老化の促進

これらを予防するためには、日々の意識と背中を伸ばすトレーニングをお勧めします

おすすめはこれ^^

骨盤ベルトははずっと巻いてたらだめ

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治療をしていると、腰痛バンドなどのコルセットを常に装着して日々の生活を送っている人が結構います

腰を痛めてしまった直後なら良いのですが、治ってからも不安だからという理由や、楽だからという理由でずっと巻いていたらダメなのです

マジックテープの部分はほとんどくっついていない状態のものもダメの極みです(毎日装着した場合半年くらいでダメになる)

ずっと腰痛バンドを巻いたままだと、腰や背中、股関節の動きが制限されてしまい、全身に血流障害が起きてしまいます

腰痛の原因のほとんどは先ほど述べましたが「血流障害」です

腰痛バンドを巻いたまま生活していたら・・・腰痛は良くなりませんよね

先ほど紹介した湿布と腰痛バンドを併用した場合さらに追い込みをかけて腰痛を長引かせてしまう結果となります

どうしたら腰痛が治るのか?

ヘルニアや脊柱管狭窄などの症状でない場合はほとんど血流障害が原因です

腰が痛くても動かせる範囲で少しずつ体を動かして血流を促進させましょう

無理して腰を動かす必要はありません

腰以外の痛くない部分を動かせば良いのです

手押し車に頼りすぎると良いことがない

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高齢者というと手押し車を使っているイメージがあります

この手押し車は体勢を前傾にすることで腰への負担が軽減して、脊柱管狭窄症の人はとても楽に歩くことができます

おまけに疲れたらそれに座って休むこともできます

しかしそういった人もいきなり手押し車を使うのではなく、杖を使うようにしましょう

手押し車を使った場合、腰を突き出して曲げて猫背以上に極端な前かがみの姿勢になってしまいます

前かがみになると、呼吸がしにくくなり、血流が悪くなり、免疫力の低下が進みます

その他に、腰椎の間にある椎間板が変形してきてどんどん弱くなり腰から下肢にかけての痛みや痺れが増大します

そして関節が固定されたままの不自然な姿勢を続けることによりどんどん背中の湾曲が進行してしまいます

これらを進行させたくなければ、最初から手押し車を使うという選択をしないで、杖を使っていきましょう

転倒にさえ気をつければ、椎間板や血流に悪影響を及ぼす心配がなく筋肉や関節もよく動かすことができます

体にいいものだけ食べるのではなく悪いものも食べよう

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出典「範馬刃牙」板垣恵介

いいものばかり食べていたらとても体は調子がいいと思います

しかしそんなにいいものばかりを食べるのは本当に体いいいことなのでしょうか?

体に優しいものばかりを食べることで起こる弊害①腸管の軟弱化

毎日消化の良いものや野菜食ばかりの人は腸管の働きが悪くなる、軟弱になる可能性があります

たまには少し負担になるものも体に入れて鍛えましょう

そうしないと内臓の機能が鍛えられないのです

もし不測の事態が起きて体に悪いものしか食べることができなくなった時、こういった軟弱な食生活の人は真っ先に体調を崩します

体に優しいものばかりを食べることで起こる弊害②副交感神経に偏りすぎる

体に負担のかからないものしか食べないと、体はストレスにさらされる回数が減るので副交感神経に偏りすぎてしまい、神経のメリハリにかけてしまうということです

そうなると、気迫のない打たれ弱い体質になってしまいます

たまにある飲み会や、冠婚葬祭でご馳走を食べたりしないといけない時に、体を壊すほどのダメージを受ける可能性があるのです

体に優しいものばかりを食べることで起こる弊害③解毒機能が低下する

人類はもともと飢餓を経験していて、なんでも食べて死ぬのを防いできました

その時に死なないために解毒の機能を持っています

解毒のためには肝臓で解毒作用を行う酵素が働く必要があります

解毒する必要のない状態が長期間続くとその機能も弱くなり解毒が困難になります

ここでも、添加物の入ったものを食べないといけない場面で、本来の解毒機能が発揮できず嘔吐や下痢などを起こすことになります

範馬勇次郎も言っている様に毒も喰らい栄養も喰らう

だからと言って毎日毒を喰らっていてはだめです

ときどき真面目なご飯をやめてみるくらいの感じで行くのがちょうど良いでしょう

子供のピーマン嫌いは直す必要がない??

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出典「ドラゴンボール」鳥山明

ピーマンはポリフェノールを多く含むクセが強い野菜です

同様に、パセリ、セロリ、ゴーヤ、にんじんなどもあります

なぜこれらは子供が嫌うのでしょうか?

それは大人と子供のエネルギーの使い方が違うからです

子供はピーマンなどの栄養は代謝できないので、代謝できないものは体に入れたくないという普通の反応が起こるのです

決してわがままで言っているのではなく普通に体が受け付けないので他の野菜で栄養を補えば良いだけのことです

嫌がる子供に無理強いすると、代謝に全力を注ぐのでミトコンドリアが疲弊して気分が悪くなったり下痢や頭痛などの体調不良が起こります

大人になれば代謝できる体になるのでご安心を

まとめ

身体は必要に応じて血液をサラサラとドロドロに切り替えている

ここぞという時は血液ドロドロになる

血液サラサラが正義ではない

痛み、熱、腫れなどは患部を治す治癒反応である

湿布やアイシングは治癒反応を抑えて治るのを遅くして慢性化させる

早く治したいなら安易に湿布やアイシングをしない(場合による)

猫背は良くない

猫背は筋肉の減少による骨や関節への影響、呼吸の抑制、血流障害、低体温といった弊害を招き、免疫力を下げてしまうので、病気になりやすく老化を促進する

腰痛バンドは固定により血流障害を悪化させるため、腰痛がなかなか治らない

よほどの腰痛以外は、動かせる範囲で少しずつ体を動かして血流を促進させるのが早く治すポイント

手押し車は、背中の変形、呼吸の抑制、血流障害、下肢の痛みや痺れを進行させる原因になるので、できたら杖などで対応したい

毒を喰らい栄養も喰らう

そうしないと不測の事態で悪いものを食べた時に体が対応できない場合がある

たまに内臓に負荷をかけて鍛えよう

クセの強い野菜を子供が嫌うのは、大人とのエネルギーの違いから

大人になるとエネルギーの転換が起こり味覚も変わる

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです

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