「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」
ケリー・マクゴニカル「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」読了。
「ストレス」についての「思い込み」を変える本です。
本書では「マインド・セット」と呼んでいますが、「ストレスは害になる」と思えばそうなるし、「ストレスは役に立つ」と思えばそうなる。
「思考は現実化する」ですね。
数々の実験で、「ストレスの欠如は人を不幸にする」と分かっているそうです。
忙しい人ほど「ストレス」も大きい代わりに、「生きがい」も感じている。
「退屈」はうつ病や死亡リスクを高めるとか。
ストレスは子育てや仕事、介護、人間関係などで感じる人が多いようですが、喜びや生きがいもまたそこにある。
アドラーが、「人の悩みはすべて人間関係だが、幸せもそこにある」と言ってたような。
ストレスを「悪いもの」と捉え、避けようとすると、生きがいや喜びも感じられなくなってしまう…。
人生の不思議。
ケリー・マクゴニカルさんの著書を順に読んでいて、今は「スタンフォードの心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルール」を読んでいます。
各自が持つ「思い込み」を最新の研究成果で変えてくれるシリーズで、読んで学んだことを生活に取り入れることで、柔軟になれる気がします。