私は広告代理店で働く、 社会人3年目のただのOLだ。 仕事はできないし、 恋愛はいつもうまくいかないし、 部屋はゴミ屋敷で小蝿が湧くし、 ダイエットは続かないし、 ただ息をして食べて排泄をして眠っている。 休みの日は夕方頃に起きて、 薄暗い部屋の中で1人、 ウーバーで頼んだマックや、 オリジンで買ったギトギトののり弁を食べている。 ウーバーは高いので、何度もアンインストールをしては、インストールしてを繰り返している。 自己肯定感はすこぶる低い。 恋愛で何度も失敗し、
随分前から私の心や身体は当にボロボロで、 日々なんとか人間の形を保って生きている。 まずは群発頭痛というあり得ないくらい痛い病気についてお話すると、これは27歳の私が人目も憚らず東京駅のホームでポロポロ涙を流してしまうくらい本当に痛い。 右目の奥が鋭利な何か(アイスピックやアリエルのお父さんが持ってたなんか大きなフォークみたいなやつ)でグサグサ抉られているかのように痛い。 この痛みが来ると、私は仕事も遊びも何もかも全て放棄せざるを得なくなる。 原因も治療法も無い。 い
13時を過ぎたけれど、 私はまだベッドから起き上がれていない。 カーテンも開けていなければ、 部屋の電気もつけていない。 なんだか体がずっしり重くて動けていないという方が正しいかもしれない… 「ずっしり」という言葉、割と好き。 お饅頭の中に入ったあんこみたいだな… 11時20分くらいにお腹が空いたので、なんとか起き上がり賞味期限が4時間20分切れたサンドイッチを食べた。 私の舌も胃も多分適当なやつだと思うので、 この数時間の誤差は全く問題が無い。(多分) 私の親友や妹
お久しぶりです。 ほうじ茶です。 なんと!!この度!!! KADOKAWA様より紙の本を出版させていただくことになりました!!!!! 嘘みたいな本当の出来事です!!!!! みなさんにお知らせしたくて、実はずーっと、うずうずどきどきしておりました!! 書籍化が決まったというメールを担当さんからいただいた時、ちょうどお昼休憩中にガッツリ豚丼を頼んでいたのですが、嬉しくて嬉しくて泣きながら食べました。 驚きすぎて味がほとんど分からなかったです…!!! (今度リベンジしに
悲しいことは、できるだけ、できるだけ、 ツイートしないように心がけている。 どうか誰のことも傷つけないように… どうか嫌な気持ちにさせないように… 何度も何度も読み返して、 〈が〉と〈は〉を修正したり、 〈!〉を〈!!〉に増やしたりしながら、 ツイートしている。 そして、毎回、〈どうか誰のことも…〉と祈りを込めながら、〈ポストする〉のボタンを押している。 それでもやっぱり人それぞれ感じ方や 受け取り方は違くて、 不快にさせてしまったり、 悲しませてしまったりすることもあ
〈あ、もう無理かも…〉 〈頑張れないかも…〉 〈何もかも捨てて消えてしまおうかな〉 と思う瞬間が、 歳を重ねるたびに増えてきた気がする。 実際のところ、もう何年もストレスによる過食に悩み、最近にいたっては、夜になると蕁麻疹や咳が出るようになった。 どうせなら、色とりどりの金平糖とか出てくれればいいのに…そしたら温かい紅茶に入れて夜に1人でティーパーティーを開催するのに… なんてメルヘンなことを考えて、現実から目を逸らすなどしている。 そんな毎日ギリギリの私には、 決めてい
Twitterが不具合で見れなくなって、 感情を吐露できる媒体がなくなったので、 久しぶりにnoteを更新してみる。 私の中で、SNSはそれぞれ用途が異なる。 Twitterは、その時の気持ちや出来事を書くので、 私にとっては写真みたいなもの。 綺麗な情景や、温かみのある友達を写したい。 個人的なインスタは、ちょっとの偽り。 こうありたい、こうなりたいと思った理想の自分で、私にとっては化粧みたいなもの。 可愛くうつれた友達との写真や美味しかったご飯やケーキなどを載せる。
グループ展に参加できることになった。 ずっとしてみたかった。 ずっとフォロワーさんに会ってみたかった。 友達の縁が、思いもよらない形で繋がって、 あれよこれよと話が進んだ。 今は、どのようなレイアウトにするか、 何のグッズを作るか、 どうしたら来てもらえるか、 当日の流れなど、 いろいろ、本当にいろいろ、話し合っている。 ファミレスで話したり、 友達のオフィスで話したり、 なんだか高校の頃の文化祭準備みたいで、 楽しくて、ずっと続いてほしいと思う。 前を歩く友達の背中
お風呂がめんどくさくて、 それはもうめんどくさくて、 入るまでに6時間くらいかかってしまう。 今日だって19時に入ろうと思ったのに、 気づいたら25時を回っている。 人間は、 月にも行ける。 手のひらサイズの薄い機械で世界と繋がれる。 それはそれは甘いシャインマスカットを生み出せる。 人体の冷凍保存だってできる。(らしい…) 天候だって自由に操れる。(らしい…) それなのになぜ、傘とお風呂だけ進化しないのか… そろそろ手を使わないで雨を避けれるバリアや、 一瞬で綺麗にな
お風呂に入るのが面倒くさいのも、 友達からのラインが返せないのも、 誘われた飲みを断ってしまうのも、 食器洗いたくなくて冷凍のパスタを食べてしまうのも、何をするにも面倒くさくて、 後回しにしてしまうのも、 全部、全部、5月のせいにしていた。 よくある五月病だと思っていた。 6月になって気づいた。 あいつは何にも悪くない。 悪いのは自分だった。 もう1年の半分が終わってしまうという事実が怖くて、逃げたくて、日曜22時、渋谷のドンキに行った帰り、夜に溶けてしまおうかと思った。
ダイエットをして7キロ痩せたのに、 今日、嘘だろってくらい食べ物を食べてしまった。 何を食べたか思い出したくないので書けないが、 それはもう、本当に、本気で食べた。 食べすぎて吐いた。 食べすぎて今寝られない。 胃がはち切れそうで、体の向きを変えたり、 クッションを敷いたり、白湯を飲んでみたり、 いろいろ試したが、一向に良くならない… 友達は妊娠してお腹が張ってるというのに、 私は食べ物を食べてお腹が張っている… この違いは大きい… こんな気持ちになるなら、 食べなけれ
ちょっと気になる人と、ご飯を食べに行く。 服は、毎度のこと頭から爪先まで全身新しいのを買った。 美容院も予約したし、マツパにも行った。 何でここまで頑張るのかというと、 私はデートがすこぶる苦手だからだ。 デートに良い思い出がない。 米粒を喉に詰まらせて死にそうになったり… 映画館やプラネタリウムで唾の飲むタイミングが分からなくなって内容に全く集中できなかったり… とにかく私は緊張すると、 普段しない粗相をしてしまう。 少しでも粗相をしないように、 細心の注意を払い
恋が終わった。 私はこれから誰かをまた、好きになれるだろうか… 温かいご飯を食べて、 温かいお風呂に入って、 温かい布団で眠って、 昼くらいに起きよう。 年末は沢山ダラダラして、 年始から頑張ろう。 自分を好きになれるよう、 部屋を綺麗にしたり、 ダイエットを続けたり、 意味のない、自分を傷つける行為はやめよう。 私はきっと、これからとびきり綺麗になれる… そんな気がする。 渋谷のスタバで、ホワイトモカを飲みながら、 パソコンを無意味に広げてみる。 できるOLにみえる
小さい頃から、ピアノも習字も英語もスイミングも何も続いたことがない。 このnoteだって、しばらく投稿できていなかった… 部活に入ってはいたものの… たいした結果は残していない。 大学の頃、野球サークルに入っていたが未だに野球のルールは分からない。 スコアの書き方なんてもってのほかだ。 ただ、安い居酒屋で美味しくないお酒を先輩や後輩と、わちゃわちゃしながら飲むための場所だった。 今となっては、それらは私にとって必要なことだったと思える。 私が毎日続けられていることと言
今日は何だか頑張れなかった… 頑張りたかったけど、どうにも調子が出なかった。 月の初めだったからか、 生理で体調が良くなかったからか、 所属していた部所から異動した初日だったからか、 お金がないからか、 ダイエットに負けてしまったからか、 色んな理由が浮かぶと同時に、どれも違う気がする。 できれば働きたくない。 できれば動きたくない。 楽してお金は稼げないということは分かっている。 もし楽して稼げる仕事があるなら、 みんなそれをするはずだ。 そんな仕事はないので、 み
月曜日の仕事が憂鬱だ。 とんでもなく行きたくない。 ずっと温かい毛布に包まれて寝ていたい。 行きたくなさすぎて、 駅まで向かう道で涙が2粒流れた。 そんな私は現実逃避を始める。 私の現実逃避の方法は主に3つだ。 1つめは、ISSからの地球ライブ配信を見ることだ。 当たり前だが地球は青くて丸い。 ジョニーデップもレディーガガも私も、 この地球で生きて地球で死ぬと思うと、 なんだか今悩んでいることがどうでもよくなる。 楊貴妃やクレオパトラ、エジソン、中臣鎌足も この地球で生き