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悲しいけれど

悲しいことは、できるだけ、できるだけ、
ツイートしないように心がけている。

どうか誰のことも傷つけないように…
どうか嫌な気持ちにさせないように…
何度も何度も読み返して、
〈が〉と〈は〉を修正したり、
〈!〉を〈!!〉に増やしたりしながら、
ツイートしている。

そして、毎回、〈どうか誰のことも…〉と祈りを込めながら、〈ポストする〉のボタンを押している。

それでもやっぱり人それぞれ感じ方や
受け取り方は違くて、
不快にさせてしまったり、
悲しませてしまったりすることもある。
本当に申し訳ないと思う…

ツイートをした直後に、
フォロワーさんが数人減っていると、
〈もしかしたら誰かのことを嫌な気持ちにさせてしまったのかもしれない…謝りたいな…〉と思う。

きっとそこまで考えなくていいはずだけれど、
私はどうしたって考えてしまう。

〈死ね〉や〈キモい〉など、悲しい言葉を言われてしまうこともある。

悲しい言葉をいただくことに、
慣れたつもりでいたが、
本当は、大丈夫なフリをしているだけで、
全然大丈夫じゃない。
そもそも、
傷つくことに慣れてはいけないのかもしれない…

きっと、おそらく同じ方が、
複数のアカウントを使って、
悲しい言葉を送ってくることに、
どうしても、どうしても、耐えられなくて、
さっき、弱気なツイートをしてしまった。

本当だったら、ツイートせずに自分だけで受け止められたらよかった…
見てくれてるフォロワーさんたちまで、嫌な気持ちにさせてしまった。悲しませてしまった。
申し訳ないことをしてしまったと反省しながら、今こうして行く当てのない気持ちをnoteに綴っている。

自分のことを言われるのは、
まだ全然大丈夫だが、
祖母のことや友達のことを悪く言われるのは悲しい…そもそも書かない方がいいのかもしれない…

そして私は、悲しい言葉を送ってくる方たちを、
ブロックすることですら躊躇ってしまう…
〈ブロックされたら悲しいよな…〉
〈嫌な気持ちになるかな…〉などと考えてしまう…

どうしようもないほど悲しいことを言われた時だけは、ブロックさせていただいている。

これまでも、何度かブロックさせていただいた。
ただ、その方たちのアカウントと言われたことは全てスクショにとっているので、全部、全然覚えている。

悲しい言葉を送ってくる複数アカウントの方も、〈きっと同じ方だろうな…でも、もし全然関係ない人だったらどうしよう…〉と思い、結局ブロックできない。
そして、〈もしやこの方もあの人の別垢なのかもしれない…〉などと疑心暗鬼になっている。

仕事帰り、電車の中でいただいたDMやリプを読んでいたら、ポロポロと涙が溢れてきて、急いで端っこに行って、窓の外の真っ暗な景色を見た。

フォロワーさんの優しくて温かい言葉に救われた。

〈救われてます!〉と言っていただけることがあるけれど、救われてるのは間違いなく私の方で…日々生きられているのもフォロワーさんがいてくれるからで…と思う。

やっぱり私はいつか、紙の本を出版したい。

〈紙の本を読むことが、私の夢になりました!〉
と言ってくれるフォロワーさんがいてくれる。

顔も知らない私の夢を応援してくれてる方が、
この地球のどこかにいてくれるという事実が、
泣きたくなるほどに嬉しい。

この先いくら傷つこうが、
いくら泣くことがあろうが、
書くことをやめないで頑張りたいと思う。




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