月曜日の会社が嫌すぎるので、おすすめの現実逃避方法を共有します

月曜日の仕事が憂鬱だ。
とんでもなく行きたくない。
ずっと温かい毛布に包まれて寝ていたい。
行きたくなさすぎて、
駅まで向かう道で涙が2粒流れた。

そんな私は現実逃避を始める。
私の現実逃避の方法は主に3つだ。

1つめは、ISSからの地球ライブ配信を見ることだ。
当たり前だが地球は青くて丸い。
ジョニーデップもレディーガガも私も、
この地球で生きて地球で死ぬと思うと、
なんだか今悩んでいることがどうでもよくなる。
楊貴妃やクレオパトラ、エジソン、中臣鎌足も
この地球で生きて、この地球で死んだ。
中臣鎌足って言いたかっただけだ。

2つめは、毒キノコを調べることだ。
「ドクササコ」というキノコはとても怖い。
その毒で直接的に死ぬことはないが、
2〜3ヶ月、体の末端に痛みが続く。
あまりの痛みに自殺をする人、
昏睡状態に陥る人、
眠ろうにも痛みで眠れない。
麻酔も効かない。
水の中だと少しマシになるが、
炎症を引き起こして死ぬこともある。
めちゃくちゃ怖い。

3つめは、人間観察だ。
電車の中で見かける人の人生を、
ひたすらに想像する。

〈あの女の人が持っているキーホルダーは、
別れた彼氏とお揃いだけれど、まだ捨てられていない…〉

〈サラリーマンが持っている白い大きな紙袋には、丸いケーキが入っていて、子供のために早く仕事を終わらせて帰っている…〉

〈ゾゾタウンでドレスを見ている女性は、
そこまで仲良くない友達の結婚式に行かなければいけなくて、本当は1人で旅行でもしたい…〉

勝手に想像して共感したり悲しくなったりと、
失礼なことをしてしまっている。

ただ、みんな誰かの何かで、
辛いことも楽しいこともそれぞれあって、
生きているのだと思うと少しだけ救われる。

それでは会社行ってきます…