夏の大発明ヒヤチュー豆腐
冷やし中華の季節もあとすこしですね。食べようと思えば、一年中食べられる料理だと思うのですが、なんとなく残暑が落ち着き、秋が本格的にやってくると、ことしの冷やし中華は終わったなという気分にさせられます。
おそらくラーメン屋さんの“冷やし中華はじめました”に刷り込まれてしまっているのでしょう。はじまりがあると、その先に終わりもないともやもやしてしまうようになったんだと思います。
🍜冷やし中華をアレンジする
冷やし中華はもともと大好きなんですけど、在宅勤務が続いていた頃、糖質オフを心がけるようになり、こんなメニューがお気に入りでした。
冷やし中華の麺をもやしに代えた、糖質オフメニュー。これがなかなかおつまみ的にいい感じです。麺だと主食感が出て、おつまみとはいいづらいところですが、それをもやしに代えると、食感と軽さはまさにおつまみ。暑い日にビールが止まらなくなります。
🍜糖質オフおつまみ第2弾クイズ
そして、今回作ってみたのは、冷やし中華のおつまみ化第2弾。もちろん糖質オフもばっちりのこちら。
トッピングに隠れてしまって、麺のかわりになる本体が見えません。ではいっそクイズ形式にしましょう。
さて、今回のアレンジメニューは、冷やし中華の麺を何に代えたアレンジでしょうか。
ヒント1
トッピングのハム、キュウリ、キムチは細切りではなく、細かく刻みます。なぜならば、麺と違って食べるときにスプーンを使う予定なので、すくいやすくするためです。
続いて卵も準備。
ヒント2
卵は錦糸卵ではなく炒り卵です。これもスプーン対策です。
味付けは基本の甘酢醤油系。
・醤油
・酢
・砂糖
・おろししょうが
・ごま油
ごま油以外の材料をよく混ぜあわせてから、ごま油を少しずつ垂らして仕上げます。
もうおわかりですね。
では答えの発表です。
⬜答えはいつものあれ
答えはあれ。トケイヤkitchenの糖質オフレシピ素材として活躍する、あれが登場です。
はい。
水切り豆腐。
その上からたれをたっぷり。
🇮🇹セパレートトッピング
そしてトッピング盛り付けの秘密兵器登場。
アルミホイルを細く切って、十字に組み合わせたものを上に仮置きします。
これを使うと、トッピングが混ざらず、きれいにエリアごとに盛り付けられるのでおすすめ。
左上から時計回りに、ハム、炒り卵、キムチにきゅうり。4食彩りよく並びました。
ハムとキムチが赤系なので、このふたつは隣り合わないようにするのがいい気がします。こういうちょっとしたこだわりが、盛り付けのポイントかなと思ったりもします。味に影響なくても、見た目麗しいのは嬉しいですよね。
⬜アレンジ完成
真ん中にマヨネーズとからしをどどーん。そういえば冷やし中華のマヨネーズって、添えるのか添えないのかみたいな話題があった気もしますが、いつの間にかけっこう定番になってますよね。
最後に紅しょうが。すると垂直方向にハム、キムチとの赤系トリオのセンターラインが完成。同時に、水平方向は卵の黄色、紅しょうがの赤、きゅうりの緑で、まるでイタリアンカラー。
あとは、スプーンですくって、わしわしいただきます。それぞれの具をひとすくいして食べたら、ところどころ混ぜて食べるのもいい感じ。この、トッピングスタイル、素晴らしい発明です。普通の冷やし中華に囚われてしまうと、千切りにしてしまうところを、みじん切りにするアレンジを思い付いて大正解。
☀️夏の名残のアレンジおつまみ
もともと水切り豆腐をライスもののごはんの代役に使うレシピはいくつか紹介してましたが、麺の代役にするのは珍しいかもしれません。なかなかいいひと品になりました。この夏のマイ大ヒット、おつまみ発明です。
ふと思ったのですが、これは冷やし中華のアレンジなんでしょうか。それとも冷奴のアレンジなんでしょうか。トッピングなのか、豆腐なのか、どっちを主役に考えるかでかわりそうですね。そういうところで考えてしまう性分です。
糖質オフを気にしないときであれば、この豆腐をそのまんまごはんに代えたら、冷やし中華飯にもなりますね。甘酸っぱいたれってごはんにあうと思うので、そのうち試してみたいです。
あ、そのうちというのは、来年の夏の話かもしれません。ことしははや9月。冷やし中華の終わり近づく季節です。秋は秋でいろいろ美味しいものがありますしね。
夏野菜から、きのこや秋刀魚に秋鮭、秋茄子、秋の味覚に移り変わる前の夏の名残。それをしめくくるアイディアおつまみ爆誕のお話でした。来年の夏はもっと活躍しそうです。
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