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新玉、新じゃが、春キャベツでカレーをつくろう。

新玉ねぎ、新じゃがいも、春キャベツ。この季節の料理を彩る春野菜たちは、つくる気分まで浮き立たせてくれるような気がします。

みずみずしさとか、甘さとかやわらかさとか、春野菜を表現するワードはどれもおいしそうでいっぱい。


🧅春野菜を一度に

そんな春の主役たちを一度に楽しめるメニューはないかなと考えていたら、ありました。思いつきましたよ。

そう、カレーです。玉ねぎにじゃがいもはおうち風カレーの王道。

そして、きょう金曜日はカレーの日。これはカレーをつくって記事にするしかありません。

今回は玉ねぎとじゃがいも、カレーの定番野菜を新玉新じゃがにして、さらに春キャベツも加えてみようという作戦です。

🍛いざ、春カレー

🍛材料(1皿分)
・牛こま切れ…50グラム程度
・新玉ねぎ…1/2個
・新じゃがいも…小さめ1個
・春キャベツ…1枚
・にんにく…1片
・カレー粉…大さじ1
・お好みソース…小さじ1
・ケチャップ…小さじ1
・コンソメパウダー…小さじ1
・水…1カップ
・白ワイン…1/4カップ
・めんつゆ…大さじ1
・バター…5グラム
・こしょう…ひとつまみ
・ごはん…適量
・青ねぎ…適量

お肉は関西出身の自分にとっては、やっぱり牛。ビーフカレーが好みです。

スライスしたにんにくをバターで炒めて、香りが出てきたら、牛肉、新玉ねぎ、新じゃがいもを入れます。

このとき、炒めるお鍋はそのまま煮込みにも使うので、表面加工された焦げ付かないお鍋を使います。

玉ねぎがしんなりしてきたら、ざく切りの春キャベツを加えてさっと炒め合わせて、白ワイン、カレー粉、ケチャップ、お好みソースを投入。

白ワインの水分がなくなるまで、からめながら煮詰めます。

🔥中火でことこと15分

さあ、あとは煮込むだけ。

水、コンソメ、そして旨味のめんつゆを入れて火にかけます。

中火でことこと煮込むこと15分ほど。

水分が減って味が凝縮したら、こしょうを振って炊きあがり。

🕐短時間煮込みの秘密

煮込みとしては、短時間の15分もあればおいしく煮込めて、時間のない日の夕飯にも重宝するレシピです。そのポイントは、やわらかな春野菜を使うことにプラスしてこのあたり。

  • 麺つゆで旨味をプラスする

  • 牛肉は薄切りを使う

  • くっつかないお鍋で沸かしながら煮詰める

麺つゆのおかげで、短時間でも味が調いやすいと思います。味的にはすこし和風な印象も生まれて、お蕎麦屋さんのカレーみたいな親しみやすい旨味が加わります。

牛肉は薄切りを使うことで、煮込み時間を気にしなくてもやわらかで、火も確実に通ります。あとはお鍋。

短時間で煮詰めながら煮込むので、弱火でとろとろというわけにはいきません。すこし強めの火でも焦げ付かないタイプのお鍋を使うのがおすすめです。

🍛春のカレーの完成です

さあ、カレーができたら、あとはごはんにかけるだけ。このタイプのカレーは、シルバープレートが似合います。

彩りに小口切りにした青ねぎをぱらぱらと。

新じゃがいも、新玉ねぎはもちろん、煮込んだ春キャベツが食感と甘みのいいアクセントに。

優しい味の春のカレーになりました。

今回のレシピではカレーソースの口当たりは、さらりとした仕上がりに。とろみが欲しい場合は、小麦粉や天ぷら粉をバターで炒めてルウをつくったものを溶かせばOKです。

それもめんどうなら、水溶き片栗粉を加えてすこし煮込んでもOK。

そのときの調理に使える時間や手間を掛けることに対する気分などで臨機応変に料理するのも、ごはんづくりを負担に感じないポイントかなと思ってます。

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tokeiya
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