糖質オフ混ぜそば
その日はたぶん暑い1日だったんだと思います。
冷蔵庫には仕込んでおいた味玉があり、冷凍庫には常備菜のチャーシューが冷凍してあって、もやしも買ってあったそんなある日。
🍜その日はきっと暑かった
おそらくそんな冷蔵庫の中を思い浮かべながら、家路についたときラーメンが食べたくなったんでしょう。
でも、その日はきっと暑かったんです。
そこでふと思い付いたのが混ぜそば。単に麺類が食べたいというだけなら、熱々のスープのいらない麺類も、冷たい麺類もあまたありますが、この日はラーメンが食べたかったんです。
そこで混ぜそばの出番とあいなりました。
🍜本日のトッピング
冷蔵庫の中にこんなラインナップが揃っていたら、そりゃラーメンも食べたくなるというもの。
味玉
チャーシュー
のり
万能ねぎ
このままあったかいラーメンにもできるラインナップ。味玉とチャーシューは我が家では常備菜です。チャーシューは、スライスして小分けでラップフィルムでぴっちり包んで、冷凍しておくと便利です。
🍜味の決め手はタレにあり
💧和えダレの材料
・自家製タレ
・中華だしペースト
・千切りのねぎ
味のベースは中華だしペーストと我が家の万能ダレ。香りと食感のアクセントになる、白髪ねぎもここでスタンバイ。
中華だしは粉末もありますが、今回はつゆなし麺なので、ペーストのほうが便利です。
🍜茹でたらあとはスピード勝負
たっぷりのもやしと一緒に中華麺を茹でます。
もやしを入れるのは食感のアクセントにプラスして、いつもの糖質制限を意識しています。
ここからはスピード勝負。よく水を切った麺ともやしが熱々のうちに、タレと中華だしのお皿にイン。
熱で中華だしペーストを溶かしながら、味付けします。白髪ねぎも、麺の熱でしんなりとなって、しっかり混ざりました。
まんべんなく混ぜたら麺はOK。ペーストには油分が含まれているので、全体に絡めることで、麺同士のくっつきも防げます。ちょうど茹で上げたパスタをオリーヴオイルで和えるのとおなじ効果ですね。
トッピングを飾れば、このとおり。
美味しそうにできました。
🍜豪快にすすっていただきます
食べるときはあらためて底から混ぜるように、麺をすくってすすります。
ずずずっ。ずずずーっ。
ラーメンと違って、つゆが飛び散ったりしないので、豪快にいきましょう。
🍜混ぜ麺アレンジ
シンプルな混ぜ麺は中華だしのペーストがあれば、味のベースと旨味はしっかり決まります。つまりそれは、今回の醤油系の味付け以外にも、アレンジがいろいろできるということ。
❶塩ラー油混ぜ麺
まずはシンプルな塩味にラー油のアクセントを利かせたアレンジ。塩味自体は中華ペーストに含まれるものを活かすので、あらためて塩をプラスする必要はありません。
❷味噌混ぜ麺
こちらはコクのある味噌風味。お皿に入れる前に、お味噌を少量のごま油かサラダ油とあわせてペースト状にしておくと、混ざりやすくなります。お好みですりごまを一緒に合わせても美味しいです。
❸ソース混ぜ麺
ちょっと意外な感じもしますが、スパイシーで美味しいのが、ウスターソースで和える混ぜ麺。焼きそばとおなじ調味料でも、炒めないので香ばしさはなく、さらりとした新感覚の味わいです。仕上げに塩もみして絞ったキャベツと、紅しょうがを和えたものを載せるのがおすすめ。ちょっと焼きそばを意識したトッピングですが、やっぱり焼きそばとは、また違う面白さがあります。
❹酢こしょう混ぜ麺
かた焼きそばにお酢をかけて食べたりしますよね。あのイメージのアレンジです。中華だしペーストで混ぜたら、上からさっとお酢を回しかけて、こしょうをたっぷり振ればOK。断然爽やかなアレンジです。
❺キムチ混ぜ麺
最後はキムチ味。中華だしペーストと万能だれに、コチュジャンをプラスして麺に絡めます。トッピングにどっさりとキムチを載せたらできあがり。細かく切ったキムチを麺に混ぜ込むスタイルもおすすめです。
まだまだいろいろ考えられそうな、混ぜ麺アレンジ。今回のレシピをベースにして、なにか新しい組み合わせを思いついたら、オリジナルのマイ混ぜ麺としてお楽しみください。
📓麺もライスも糖質制限
トケイヤkitchenの糖質制限レシピに関する記事をマガジンにまとめました。
中華麺はもやしで嵩まし、パスタにはえのき、ごはんのかわりに水切り豆腐という、糖質オフの三本柱が活躍するメニューを紹介した記事がずらりです。
ちょっと糖質を抑えたいけど、好きなものはしっかり食べたいな、というときに参考になると嬉しいです。