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10分で完成、秋の味覚きのこカレー。
ふと気がつくと10月も半ば目前。ということは、ことしもあと2カ月ちょっとです。時が経つのってホントに早いですね。
こうしている間にも、1分1秒は流れているけれど、その瞬間はそんなことを意識してはいません。あとから振り返って、過ぎていたことに気づくのが、時間という存在の不思議でもあります。
いつの間にかやってきた秋も、それらしく感じるようになってきたのは、朝晩の涼しさのおかげでしょうか。
♥秋の味覚とカレー恋しや
そうなると恋しいのは、秋の味覚。そしていつも恋しいのはこれ、カレーです。
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きっと、みんな大好きですよね。
今回はそんなカレーも秋仕様。きのこたっぷりスタイルにしてみます。
🍛つくってみよう10分カレー
そして今回最大のポイントは、その調理時間。材料を切りはじめてから、10分でカレーをつくってみる、そんなお話です。
🔪材料カットは約1分
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近頃お気に入りのきのこミックス。えのきにしめじ、まいたけ、しめじのみなさんです。
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カットしたきのこが賑やか。彩りはモノトーンでも、形がいろいろでわくわくします。
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お肉は豚にしますが、お好みで牛でもOK。重要なのは、短時間調理なので、薄切り肉にすることです。
材料カット、ここまでの所要時間は約1分。
🔥カレー粉からめて炒めに2分
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お鍋にオリーブオイルとバターを敷いて、具を炒めます。
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全体に油が回ったら、カレー粉とケチャップ、お好みソースを投入。お好みソースは中濃やとんかつソースでも大丈夫。
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しっかり全体にからめるように、炒めます。辛く仕上げたい場合は、ここでカイエンヌペッパーや、一味唐辛子を加えればOK。
炒めた時間は約2分。ここまでで3分使いました。残りあと7分です。どきどき。
🍲秘密兵器で煮込み5分
ここから煮込みがスタートしますが、短時間煮込みで味を調える、秘密兵器がここで登場します。
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それがこちら、めんつゆです。
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水と一緒に出汁になるめんつゆを加えることで、一気に味に深みが出ます。
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いわゆる、お蕎麦屋さん的な和風カレーに仕立てていくのが、短時間煮込みでおいしく仕上げるポイントです。
煮込んでいる間に、付け合わせを準備。
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ふだんはキャベツが多いのですが、今回はストックの関係でレタスに。手でちぎるのではなく、包丁で粗めの千切りにしておきました。百切りって感じでしょうか。
カレーの煮込みは5分ほど。ここまでで、1、2、5の8分所要。
🍛とろみを付けてあと2分
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カレーのとろみは水溶きかたくり粉で。
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弱火で2分ほど煮込んで、お好みのとろみをつければOK。
🍛時短きのこカレーできました
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お気に入りのシルバープレートは、ちょっとレトロな印象の和風カレーにもぴったり。
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うん、いいですね。どこか懐かしい気分です。
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10分カレーの完成です。
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赤い福神漬もいいですね。このレトロな感じ、たまりません。福神漬も最近では、自然な色味のものが主流ですが、個人的な好みは赤派です。
🥚あれをトッピング
さあ、いただきます、といいたいところですが、このタイプのカレーにはあとひとつ大事なパーツがありますよね。
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いきますよ。スプーンでカレーに穴を開ける感じで、ざっくり。
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そう、卵。それも目玉焼きでも、茹で玉子でもオムレツでもなく、生卵です。これこれ、これですよね。
きのこたっぷり、秋の和風カレー卵載せ、爆誕の瞬間です。
🍛和風きのこカレーの材料
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🍛分量(1人分)
・豚スライス…1枚
・お好みのきのこ…適量
・玉ねぎ…1/4個
・バター…10グラム
・オリーブオイル…大さじ1
・カレー粉…大さじ1.5
・ケチャップ…大さじ1
・お好みソース…大さじ1
・水…1カップ
・めんつゆ(3倍濃縮)…1/2カップ
・水溶き片栗粉…大さじ1
・ごはん…お好みの量
・レタス…適量
・福神漬…適量
🥚おまけ
そうそう、食べるときはこのタイミングがポイントです。
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いつどこで、卵を崩すか。
崩すまではカレーの味が主流。和風だしで味を決めているとはいえ、それなりにスパイシーできっちりカレー。
でも卵を崩して混ぜると、まろやかになり、一気にソフトで不思議な味になるんです。
でも、でもね。卵を混ぜたカレー、これは関西では昔ながらのソウルフード。崩すと欲しくなるのはあれ。ウスターソースです。
かけますか。和風なのに。
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おお、合う。合いますね。
懐かしいカレー、おいしいカレー。突如思いついて、時間はあまりないけれど、どうしてもカレーが食べたい。そんなとき、よかったらこんなレシピも試してみてください。
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