過去の積み重ねではなく未来をみる
やりたいことをやって生きていきたい、成功した人生を送りたい、誰もが一度は考えること。僕も今の仕事に縛られずやりたいことを……、という願望は常に持ってます。
しかし、なにをしていいかもわからないし、自身がなくて行動を起こせない人のために、本書「物語思考 「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術」(けんすう(古川健介)著)では、
まず料理のレシピのように考えて、ある程度までは今ある知識にのっかってしまうことを勧めています。
たしかに多くの人の成功体験を書いた本が多数出版されているし、自分がやりたいことも、探せばどういったルートをたどって成功者は成功を納めていったのかがわかります。
そして、その目的を達成するための過程をいかに物語のように楽しくつくっていくかに重点を置く。
この過程を楽しむ物語思考のために、まずやらなければいけない「頭の枷を外しながら、なりたい状態を考える」に焦点を当てて考えてみました。
○思考が行動に影響を与える
昨日までこうやってきたから、コツコツ毎日努力してきたから。過去の積み重ねによって未来の状態を決めるのではなく、未来にどうなりたいかが決まることで現在のやるべきことが決まる。
なりたい自分を想像することが今の自分の行動に影響を及ぼすという考えには説得力があるなと思いました。
○抽象度・解像度を上げていく
なぜそうなりたいのかを考えてみる、やりたいことの抽象度を上げてみる。そうすることで、より一層理想に近づける。
抽象度の次に、解像度を上げていきどんどん現実に近づけていきます。
やってみると意外と楽しかったりします。
○失敗は成功の母
急がば回れとも言われるように、一見無駄そうなことでもやってみると良かったりすることもあります。とにかくやってみる。
ムダなことをしないようにすることで、なにもしないリスクが高まることにつながることも。株もそうだし、政治やスポーツも誰も未来は予測できない。ムダを承知でやってみる重要性に気づきました。
○まとめ
自分の目標や目的を決め、なぜそうなりたいのか、どうしたらそうなれるのかを考える。そして失敗やムダになるかもしれないという思いに負けず、とりあえずやってみる。
今までの過去を振り返るのではなく、未来に目を向ける大切さを感じました。
やりたいこと、理想の未来像へのヒントをつかめる一冊でした!
最後までお読みいただきありがとうございました。
おしまい。
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