永遠の課題「デジタルデトックス」への意欲が湧く4冊+おまけ
昨日の記事で、スマホを漫然と使い続けることについて書きました。
そこで一緒にオススメ本もご紹介したかったんですが、字数が多くなってしまったので、今日に分割してみた次第です。
よかったらお付き合いくださいませ。
1.スマホ脳
タイトルが簡潔で良いですねえ。
そして、noteを始めてから複数回取り上げている一冊でもあります。本当に名著だと思っているので、良いものは何度でも推したい! というスタンスです。
SNSに多種多様に取り入れられている、脳の報酬中枢を煽る仕組みも、頭に入れておいたほうが良いもの。さらっと読みやすいので、悩んだらこれが最適です。
2.僕らはそれに抵抗できない 「依存症ビジネス」のつくられかた
ドラッグなどの物質に限らず、ランニングなどの健康習慣であっても、行動の依存症「行動嗜癖」となり得る様子を解説しつつ。
断つために最も有効なのは「距離を置く」ことだと、説得力でもって述べる一冊です。
「デジタルデトックス」と言われて思い浮かぶ筆頭はスマホですが、それ以外にもオンラインゲームやNetflixなどの動画配信サイトを愛用している人なら、こちらを勧めます。
3.スマホ・デトックスの時代:「金魚」をすくうデジタル文明論
「すくう」はおそらく「掬う」よりも「救う」の度合いが強いものと思われます。冒頭の章を読むことで察していただけるかと。
デジタルデトックスの実践書というよりは、書名後半の「デジタル文明論」として読むのが最適な一冊。ショック療法っぽい効果を期待できるかと。
4.デジタル・ミニマリスト スマホに依存しない生き方
デジタルデトックスの実践書として読むなら『スマホ脳』と並んで推したい一冊です。
私自身ここまでスマホを悪者みたいに書いてしまっているけど、一方でスマホを使うことによる恩恵も確かにあるんですよね。その恩恵を大事にしつつ、主導権を取り戻すための実践に重きを置いた点が好ましい。
おまけ:スマホを置いて旅したら
こちらは未読なので「おまけ」にしてみました。
以前書店で見かけてから、なんとなく頭に残っている一冊なんです。
偶然とはいえ、ここまで紹介してきたのが海外作家の翻訳本ばかりになってしまったので、より身近な実践として楽しめそう。
まとめ
現代を生きる以上、スマホなどのデジタル機器を完全に断つのも難しいものです。
だったら「どう主体的に付き合うか」のスタンスで考えたいもの。
その一助になってくれる本たちのお話でした。
お読みいただき、ありがとうございました。
今日から3月ですね!
良い日になりますように◎