好きでわくわくする事②~私は愛されていた...~
父親は、自分がされて嫌だった事を、なぜ私や妹にしたんだろう...と考えました。
父親と私、よく似ているという事は、父親の思考回路と、私の思考回路もきっと似ているだろうと思いました。
父親本人は、TVで高校野球を観る事はありませんでした。
という事は、当時の事は父親にとっては相当傷ついた事で、悔しさや残念な気持ちは未完了のまま残っていた。思い出すと辛くなるから、高校野球を観なかったのではないか... ...と思いました。
でも、幼い私は好んで観ていた。自分(父親)と同じ好みを持っている私の姿は、父親本人と重なったかもしれません。
父親は、自分が経験した事と同じような辛い経験を私もするかもしれないと考えた。
そうしたら私が傷つくだろうと考えた。
無意識に...、自分と同じように傷つく経験はさせたくない、守らねばと思った... ...かもしれない。
自分が信じた宗教の教えとも相まって、子供を抑圧し制限した。
私には、静かに、腑に落ちていく気づきでした。私に部活動や、他の様々な事をするのをあんなに許さなかったのは、宗教教義だった為。
私が傷つく可能性を事前に取り除いて守る為。
それにより自分(父親)は安心感を得ていた為。
後半2つが、無意識の思いからだった。
...めちゃくちゃだ...、と思いました。
自分がされて嫌だった事と同じ事を子供に押し付けるなんて。
見えない本音の気持ちと、表現の仕方が正反対。
極端に、真逆の愛情表現だと思いました。
宗教教義によって、父親の本音は余計に見えなかった。
結果、父親によって私は傷つけられたんだ... ...。
やり方、間違ってるよ...、間違ってる...。過保護... 過保護過ぎ...。度が過ぎたんだ... ...。
ほんとにもう...。...やめてよね...(呆れ)。もう...。泣きながらそう思いました。
気持ちのスタートは、私の事を守らねばという気持ちからの事だったんだ。...私の事を、大切に思ってくれていたからの事だったんだ...。と。
そして、
私...愛されていたんだ...。愛されていた...。
そう思い、そう思え、泣きながら、笑えました。
(父親の)自分のそういう経験があったなら、どうして私の事もあれはダメこれもダメと制限したのよ...、しないでよ...、と。
もう少し考えてほしかった。
そして叩かないでほしかった...。
叩かないで、ほしかったけどね...。
ほんとにもう... ...(仕方なかった)。私の本音でした。
自分が、なぜか気持ちがわくわくするドラマを観た事で、高校野球という、父と私が唯一共通して好きだった事を思い出す事になりました。
父親と私を結ぶ共通の物事が、私を癒してくれた事になり、連鎖して気づきをくれました。
わくわくする気持ちで、自然と引き寄せられて観始めたドラマ。
こんな事を思い出して、色々気づいていくなんて、思っていませんでした。
父親とのやりとりを思い出す事に繋がり、父親の気持ちに気づく事が出来て、また心の癒しになりました。
わくわくする所にも、大切な事に気づくきっかけがありました。
心が安らぎ、わくわくする物事。純粋に好きな事。楽しみ。支えになっていた物事。
人によってそれぞれ違って、様々で、1つではなく幾つもあるかもしれません。子供の頃になぜか好きだった物事かもしれません。
その好きな物事に、正直になる自分を素直に許して、素直な自分を素直に認める、心の力を緩める時間。心地よく、ホッとひと息...する時間は大事ですね。
心をほぐしてくれる物事は、魂に直結していて、心の捻れをほぐして、ありのままの私で生きる事に道案内してくれるような...そんな気がしました。
わくわくを感じて、感謝して、素直になる事は恥ずかしい事じゃなく、素敵な事だと思います。
無条件に引き寄せられる物事。
何の無理もなく、格好もつけず、飾らずに、自然に惹き付けられる物事。楽しく、夢中になる物事。それはきっと心が、魂が、わくわくしている物事。
そのわくわくする心に従っていたら、心が正直になって、素直になって、何かその時に大切で、必要な事に自然に気づける...。
それをそのまま素直に受け取る事が大事な気がする。そんなふうに思いました。
私の父親は、真逆の愛情表現をする人でした。
ほんとにもう... ...なんでよ。素直に、ありのままを表現してくれたらよかったのに。そうしたら私も妹も苦しまなくて済んだかもしれないのに。と思いました。
そう出来ない、不器用な人でした...。
やれやれ...と思いました。複雑なのに単純で。根はとても素直なのに頑固。私も同じでした。
今は、お父さんありがとうね、という気持ちも思います。
次回父親に会う時は、素直に、他愛のない話しが出来たらいいと思っています。
メリークリスマス🎄.*
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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