【自閉症3歳】虐待相談ダイヤルに電話③ 指示通り動いたら
こちらの記事のつづきだよ。
この電話をきっかけに
長男あんぱん(当時3歳)が
癇癪を起こした時の対応に
とても気を付けるようになった。
しかしそれは
パン粉の怒りの感情を我慢することであり
パン粉に
予想以上のストレスをかけることになる。
★★★
あんぱん寝かしつけの場面。
あんぱん
「布団いらない」
あんぱんは
理不尽に怒りながら訴えてきた。
パン粉
「寒いのに布団いらないの?」
あんぱん
「いらない」
仕方なくあんぱんの布団をはがした。
しかし、はがした瞬間
あんぱん
「ふとんいる」
またも怒りながら訴えてきた。
布団をかぶせてあげると
あんぱん
「ふとんいらない」
はがしてあげると
あんぱん
「ふとんいる」
かぶせてあげると
あんぱん
「ふとんいらない」
はがしてあげると
あんぱん
「ふとんいる」
エンドレスリピート。
本来であれば怒りたいところだが
このときは
虐待相談ダイヤルの
お姉さんのアドバイスを受け
怒りたい気持ちを抑えて
ひとつひとつ丁寧に向き合った。
しばらくして
あんぱんの要求が変わった。
あんぱん
「ママ、ふとんいるって言って」
パン粉
「ふとんいる」
あんぱん
「大きい声で言って」
パン粉
「ふとんいる」(大声)
あんぱん
「小さい声で言って」
パン粉
「ふとんいる」(小声)
あんぱん
「大きい声で言って」
パン粉
「ふとんいる」(大声)
あんぱん
「小さい声で言って」
パン粉
「ふとんいる」(小声)
あんぱん
「ふとんいるって言わないで」
ええええ~!?
あんぱんによる【怒り+言語統制】は
心の狭いパン粉にとって
気が狂いそうになること。
何も生まれないやりとりを
30〜40分続けた。
(よく耐えたな、当時のパン粉)
それでもなお
イライラがおさまらないあんぱんは
あんぱん
「電車とって!」
おもちゃの電車を
とって欲しいと言いながら
理不尽に蹴られた。
パン粉
「パパ、とってくれる?」
あんぱん
「ママがとるの!」
また蹴られた・・・
パン粉
「はい、持ってきたよ、どうぞ」
しかし渡した瞬間
電車はパン粉の顔面に投げつけられた。
痛い・・・
涙が出てきた。
ごはんのだんな
「パン粉もかわいそうだけど
あんぱんもかわいそう。
あんぱんはパン粉に
攻撃したいわけじゃないんだよ」
このときは
「え~~~!?」と思ってしまった。
ごはんのだんな
「今日はおれがあんぱんと寝るから
パン粉は別室で寝たら?」
いや、あんぱんと寝るのはパン粉の仕事だ。
泣き止むんだパン粉・・・
怒りを抑えるんだパン粉・・・
パン粉・・・・
パン粉は過呼吸になった。
こんなことで過呼吸になるなんて
なんとメンタルの弱いこと。
あんぱんもこれにはびっくりしたようで
パン粉の過呼吸がおさまると
すぐに寝てくれた。
(その後すぐ
30分に及ぶ夜泣きをしていたが)
翌日
ごはんのだんな
「俺、人生で初めて
生で過呼吸になっている人を見たわ」
ごはんのだんなも見ていて
辛かっただろうね~
感情を押し殺しているばかりでは
自分のメンタルがやられてしまう。
皆様も
ためこんでいるものがあるのなら
何らかの形で発散を!!!