マガジンのカバー画像

Image Generation

157
運営しているクリエイター

#画像生成AI

【ComfyUI】商用利用可能なFLUX.1[dev]並のモデル登場!OpenFLUX.1を評価してみた

【ComfyUI】商用利用可能なFLUX.1[dev]並のモデル登場!OpenFLUX.1を評価してみた

画像生成AIの進化は止まりません。新たに登場した「OpenFLUX.1」は、すでに高評価を得ているFLUX.1-schnellモデルをベースに、「蒸留」を取り除いたことで、さらに高い柔軟性を持ったオープンソースのツールです。従来のモデルが持つ課題を克服しつつ、微調整(ファインチューニング)が可能な設計で、より高品質な画像をわずか数ステップで生成できます。

この記事では、OpenFLUX.1がどの

もっとみる
【今旬の画像生成AIの比較】特徴と使用感の所感【Midjourney,FLUX-1,StableDiffusion,SeaArt,DALL-E3】

【今旬の画像生成AIの比較】特徴と使用感の所感【Midjourney,FLUX-1,StableDiffusion,SeaArt,DALL-E3】

画像生成AIはどれを選べばいいかわからない?
この記事では、主要な画像生成AIの特徴と使い心地について、実際に使ってみた経験と偏見も交えながら比較してみようとおもいます。

あらかじめ言っておきます。
月額払うなら私はMidjourney・Niji journey派です。

MidJourney(ミッドジャーニー)

特徴: アート風や幻想的な画像作りが得意です。クリエイティブな仕事をする人におす

もっとみる
そうだ!AI画像生成をちゃんと勉強しよう💡15章:ControlNet その5

そうだ!AI画像生成をちゃんと勉強しよう💡15章:ControlNet その5

ControlNet「Segmentation」「Shuffle」「Tile」

※勉強するのはStable Diffusion、SeaArt系になります。

コントロールネットについては残すところあと3つになりました。
その残りの、「Segmentation」「Shuffle」「Tile」を学んでいきたいと思います。
今日で終わったらいいな~😙

本日も変わらず等身大の私ですよろしくお願いしま

もっとみる
そうだ!AI画像生成をちゃんと勉強しよう💡17章:背景が透過された画像を作る

そうだ!AI画像生成をちゃんと勉強しよう💡17章:背景が透過された画像を作る

(20241013 更新)

※勉強するのはStable Diffusion、SeaArt系になります。

AIで生成したかわいい女の子を素材として使いたいって思ったことある人もいるかと思いますが、背景があるため素材としては使いにくいと思います。

そこで今日はローカル環境のStable Diffusionでも背景透過ができる拡張機能を勉強して、AI画像を素材として使うスキルを身につけていきたいと

もっとみる

画像生成AI「Adobe Firefly」を体験しよう!

まるで未来のクリエイティブ体験がここにあるかのように──
「Adobe Firefly」があなたを新しい世界へと誘います。

テキストを打ち込むだけで、まるで自分の手で描いたかのような美しい画像が目の前に広がる瞬間。

それがこのツールの魅力です。

Fireflyってどんなツール?

「Firefly」は、Adobeが誇る最先端のAI画像生成ツールです。

ユーザーはほんの数行のテキストを入力す

もっとみる
日本人なら「ImageFX」やろが!~日本人感がエグ過ぎる画像生成AI~

日本人なら「ImageFX」やろが!~日本人感がエグ過ぎる画像生成AI~

どーもこんにちわ。
だんだんと秋の到来を感じる気候になってきましたね。
良く大阪出張に行くのですが、途中の京都で降りてしまいたくなる今日この頃です。
新幹線ではインバウンドの方がとにかく多いですね。
自分が乗った新幹線の車両、ほとんどが外国の方でした。
えんやすえんやすぅ~。

私はいつも窓側の席を利用するので、自分の席に座るために外国人の前を「ソ~リ~」って言いながら通りました。
「どうぞ」って

もっとみる
FLUX.1のモデル紹介 [Aug 2024](更新終了)

FLUX.1のモデル紹介 [Aug 2024](更新終了)

※ Last update 8-31-2024
※ モデルが充実してきたのを見届け、更新を終了しました。

■ 概要▼ はじめに

 FP8、NF4、GGUF形式を中心に、FLUX.1モデルをピックアップして紹介しています。現状把握が目的なので、二週間足らずで更新を終了しました。LoRAは既に大量にあるので扱っていません。

 FLUX.1関連の記事は、メニューよりどうぞ。

 下記の記事も更新を

もっとみる
Google Colab で Flux の ControlNet を試す

Google Colab で Flux の ControlNet を試す

「Google Colab」で「Flux」の「ControlNet」を試したのでまとめました。

前回1. ControlNet「ControlNet」は、「Stable Diffusion」モデルにおいて、新たな条件を指定することで生成される画像をコントロールする機能です。プロンプトでは指示しきれないポーズや構図の指定が可能になります。

今回は、「InstantX」提供の「ControlNet

もっとみる
ComfyUI で FLUX.1 の画像生成とLoRAを試す

ComfyUI で FLUX.1 の画像生成とLoRAを試す

「ComfyUI」で「FLUX.1」の画像生成とLoRAを試したのでまとめました。

1. FLUX.1「FLUX.1」は、「Stable Diffusion」の開発者たちが立ち上げた「Black Forest Labs」が発表した最新の画像生成AIモデルです。

2. Fluxの画像生成Fluxの画像生成の手順は、次のとおりです。

(1) 「Stability Matrix」で「ComfyUI

もっとみる
Google Colab で Flux のLoRAファインチューニングを試す

Google Colab で Flux のLoRAファインチューニングを試す

「Google Colab」で「Flux」のLoRAファインチューニングを試したのでまとめました。

1. AI Toolkit by Ostris今回は「AI Toolkit by Ostris」で「Flux」のLoRAファインチューニングを行いました。

2. 学習データの準備今回は、「東北ずんこ・ずんだもんプロジェクト」で提供されている「画像学習用データ」を使います。

(1) 「東北ずんこ

もっとみる
画像生成AIで、禁断のお姫様画像を作ってみた

画像生成AIで、禁断のお姫様画像を作ってみた

その昔、デゼニランドというパソコン用アドベンチャーゲームがありました。
昭和時代の人しか知らないと思います。
富士通のFM-7というパソコンで、カセットテープのプログラムをロードして遊んでいた記憶があります。
今見ると、ひどくチープなグラフィックですが、当時は夢中になったものです。

おっと、今回はその話とは全く関係はありません。

そういえば、日本にもどこかの地方に夢の国はあるそうですね。
著作

もっとみる
Quanto と Diffusers による Diffusion Transformers のメモリ削減

Quanto と Diffusers による Diffusion Transformers のメモリ削減

以下の記事が面白かったので、簡単にまとめました。

1. はじめにここ数か月間、高解像度のText-to-Image (T2I) にTransformerベースのdiffusionバックボーンが使用されるようになりました。これらのモデルは、初期のdiffusionモデルの多くで普及していたUNetアーキテクチャではなく、diffusionプロセスの構成要素としてTransformerアーキテクチャ

もっとみる
Google Colab で FLUX.1 を試す

Google Colab で FLUX.1 を試す

「Google Colab」で「FLUX.1」を試したので、まとめました。

1. FLUX.1「FLUX.1」は、「Stable Diffusion」の開発者たちが立ち上げた「Black Forest Labs」が発表した最新の画像生成AIモデルです。

2. FLUX.1 [dev]「Google Colab」でのFLUX.1 [dev] (ガイダンス蒸留モデル) の実行手順は、次のとおりです

もっとみる
FLUX.1 の概要

FLUX.1 の概要

「FLUX.1」の概要をまとめました。

1. FLUX.1「FLUX.1」は、「Stable Diffusion」の開発者たちが立ち上げた「Black Forest Labs」が発表した最新の画像生成AIモデルです。

2. FLUX.1 のモデル「FLUX.1」には、アクセシビリティと機能のバランスをとるために、FLUX.1 [pro]、FLUX.1 [dev]、FLUX.1 [schnell

もっとみる