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WindowsでPaints-Undoを試す(VRAM 12GB以上)

WindowsでPaints-Undoを試す(VRAM 12GB以上)

Last update 7-14-2024
※(7-14) Paints-Undoをベースに、線画とスケッチの生成に特化したSketch-Genの記事を書きました。
※利用前に、リポジトリの最後に書いてある免責事項を必ず確認してください。

▼ 0. 本記事について0-1. 概要

 本記事では、Paints-UNDOをインストールして実行する手順を紹介します。こちらの作者は、ControlNet

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画像生成AIモデル「Kolors」の使用経験

画像生成AIモデル「Kolors」の使用経験

 こんにちは、Browncatです。
 中国のKuaishou Technology社(快手科技)は7月6日、画像生成AIモデル「Kolors」をリリースしました。
 Kolorsは学習ネットワークはSDXLと同じくU-Netですが、テキストエンコーダとして、CLIPやT5ではなくChatGLM3を用いているのが特徴です。
 そこでKolorsの生成結果を、Midjourney、DALL-E 3、

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【StableDiffusion】ControlNet anytestを使ってポーズを維持したイラスト作成してみた【ControlNet】

【StableDiffusion】ControlNet anytestを使ってポーズを維持したイラスト作成してみた【ControlNet】

■記事の対象ユーザ

・サムネイル画像を作るのにキャラのイラストを入れたい
・でも絵が描けない
・3Dモデルもいじれない
・生成AIでどうにかできない?

■ようするに?

サムネ画像にあるようなポーズのメイキングを紹介していきます。

はじめに私はnoteの記事やYoutubeの動画などでサムネイルなどを作る時に
自キャラLoRAを使ってサムネ用イラストを作っているのですが、
ポーズに関してはワ

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【画像生成AI】AIイラストを超高解像・高画質にできる!「Aiarty Image Enhancer」の使い方

【画像生成AI】AIイラストを超高解像・高画質にできる!「Aiarty Image Enhancer」の使い方

5/24(金)、Digiarty Software社からAIイラストや写真を高画質にできる「Aiarty Image Enhancer」がリリースされました。

「Aiarty Image Enhancer」を使用すると

以下の画像のように高画質後では

ぼやけが綺麗になくなりクオリティを上げることができます!

最大8倍(8K)まで高画質化させることができるので、超綺麗に仕上げることができます

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目次-AI呪文の検証&比較メモ-

目次-AI呪文の検証&比較メモ-

ないとめあしーぷの水野くろです。生成呪文検証&比較と書いてありますが、完全に個人的な検証用のメモなので情報の更新に関しては非常に不定期となります。これが使えるよ!みたいな比較サイトではなく個人的な検証メモです。関係性のある単語→翻訳→生成し反映具合を確認するなど興味本位で色々な呪文を検証予定のため使う使わないは自己責任でお願いします。見に来ていただいた方向けに特設コーナー作成予定です。

【注意】

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生成の品質を簡単に高める『Embedding』の使い方 |Stable Diffusion

生成の品質を簡単に高める『Embedding』の使い方 |Stable Diffusion

Embeddingとは?『Embedding』は、長文のネガティブプロンプトの記述を省くことができる追加学習機能です。
Embeddingを使うことで、簡単に手の崩れや悪い品質の生成を避けることができます。

👇上側がEmbeddingを使わずに生成した画像で、下側がEmbeddingのモデルを使用して生成した画像になります👇

EmbeddingのダウンロードCIVITAIのサイトからEmb

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【StableDiffusion Web-UI】SDXL環境を構築してANIMAGINE & Pony Diffusionを 試したい!【環境構築】

【StableDiffusion Web-UI】SDXL環境を構築してANIMAGINE & Pony Diffusionを 試したい!【環境構築】

■記事の対象ユーザ

1.StableDiffusion WebUI環境を構築してイラストを生成している
2.最近リリースされたANIMAGINE XL 3.0を試してみたいけどSDXL環境がない
3.どうせなら今話題のPony Diffusion V6 XLも・・・という欲張りさん

■ようするに?

・SDXL化自体は簡単
・ANIMAGINEはお手軽高性能だが高品質=エッチと捉えている節があ

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目の描画を改善するLoRAを作ってみた。(LoRAも配布するよ)

目の描画を改善するLoRAを作ってみた。(LoRAも配布するよ)

こんにちは でょ(𝕏:@Deyoyoyo) です。

早速ですが、AIイラストを見る中で前から気になっていたことがあります。

目の描き方雑じゃない???

一見良さそうに見えるイラストも拡大してみると輪郭がふにゃふにゃ。

う~ん。。。

そうだ!目に特化した差分LoRAを作ってみよう!

ということで、ごにょごにょして出来たのがこちら!

輪郭はくっきりしたが、そうじゃない感。。。。

困っ

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Animagine XL 3.0 でリアル調

Animagine XL 3.0 でリアル調

 初めましてGCです。Note始めました。
 先日、X(Twitter)でAnimagine XL 3.0ベースのリアルな画像を投稿して多くのいいねやRTをいただきました。見てくださった方々ありがとうございます。せっかくなので感謝も込めてどのような設定で生成したかの記録を残します。

ソフトはComfy UIを使っています。特殊なCustom nodeは使用していません。

モデルはAnimagi

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より強力になったディープフェイク機能「ReActor」を試してみる

より強力になったディープフェイク機能「ReActor」を試してみる

ちょっと前(23年10月)に「roop」を使ってディープフェイク画像を作っていたのですが、それより高性能に改良されたモノが出ているらしいとのことで試してみました!

↓これが前回試した時の記事。この時もあまりの性能の良さに驚きまくったのにもっと良くなっているとはどういうこと…??

改良版の名前は「ReActor」。
roopを使ったことがあれば環境は整ってるので、extensionから下記をイン

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イラストに取り入れたい光と空間表現

イラストに取り入れたい光と空間表現

イラストに取り入れたい要素、テクニックを自分なりにまとめました。

■影を手前に置く

イラストを描く際の小技の一つに「影を手前に置く」という手法があります。これは非常に効果的なビジュアル表現なのですが、なぜその効果があるのか解説していきましょう。

まず「手前が影で後ろが光る」ことで、奥行きの遠近感が生まれます。影と光の明暗差が近くと奥を区別しやすくしてくれるのです。空間表示に大いに役立つテクニ

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簡単にSDXLベースの画像が生成できるFooocusの紹介(Colab利用者向け)

簡単にSDXLベースの画像が生成できるFooocusの紹介(Colab利用者向け)

今回は、簡単にSDXLベースの画像生成を行うことができるFooocusを紹介します。
Foocusは、ControlNetを開発したlllyasviel氏が発表した画像生成AIのWebユーザーインターフェイスで、プロンプトを入力して1クリックするだけで簡単にSDXLベースの高精細な画像を生成することができます。

※2024.6.18追記 Animagine XL 3.1を追加しました。
※202

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日本特化の画像生成AIのJapanese Stable Diffusion XLを試してみた

日本特化の画像生成AIのJapanese Stable Diffusion XLを試してみた

SDXLなどの画像生成AIは、欧米の画像やキャプションを中心に学習しているため、基本的に英語入力が必要とされ、日本文化に根差した日本特有の物品や風景の画像を生成するのは得意ではありません。

今回、Stability AIから日本語入力が可能で、さらに日本特有のものを対象とした画像生成にも対応した日本特化の画像生成AIモデルであるJapanese Stable Diffusion XL(JSDXL

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