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子育てと保育と

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保育士が子育てを励ましたくて作ったマガジンです。 少しでも子育てが楽しくなりますように。 ホッと一息つけますように。
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遊びについて

遊びについて



何年かに一度、遊びについて改めて考えたくなるときがあります。

その何年かに一度がやってきたので、改めて書きます。

保育士という仕事柄、遊びは大切なものです。

保育所保育指針という保育士にとって指針があるのですが、そちらにも遊びの大切さは書かれています。

子どもはただ遊べばいいのです。

そして、その子どもの遊びを保育士は見ます。子どもの遊びを通して、その子の今を知り、その子の過去を知り

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運動は運動だけにあらず

運動は運動だけにあらず

こんにちは、てりーです。
お正月が過ぎ、1月も半分が過ぎました。お正月のゆっくりとした雰囲気から仕事はじめ、だんだんとせわしなくなり、といった感じです。

一年の始まりに運動を一念発起がんばろうという方もいらっしゃるかと思います。
子どもたちは一年の始まりに関係なく、健康であれば元気に走り回るのが世の常、元気よく走り回っている子どもたちをみると嬉しくなります(^^)

さて、その運動ですが、筋力や

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それぞれの文化

それぞれの文化

こんにちは、本日もてりーにお付き合いください。
コーヒーを本日も飲んでいます。コーヒー美味しいですね。

文化、についてです。
文化とはなんぞや、となりますと、Google検索をかけると以下のようになります。
世の中が開けて生活水準が高まっている状態。文明開化。
人類の理想を実現して行く、精神の活動。技術を通して自然を人間の生活目的に役立てて行く過程で形作られた、生活様式およびそれに関する表現。

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空間の認識のお話

空間の認識のお話

コーヒーが好きです。
こんにちはてりーです。コーヒーはもうなくてはならない存在です。なんでこんなに好きなのかわからないくらい好きです。飲まないとなりません。きっと中毒です。カフェインのとりこです。

さて今日は、空間認識の話です。
空間を認識する能力のお話です。
しかし、私は研究者ではなく学者でもないので、学術的な根拠はありません。あるのは自分の経験と、勉強してきた蓄積だけ。論文が学会で発表されて

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文字にすること。

文字にすること。

こんにちは!
てりーです👓
文字にすることで見えてくるものがあります。
文字にすることで見えなくなるものがあります。
そのどちらも大切にしたいと思いつつ、どうしても詰め込みすぎて、何が言いたいのかわからなくなります(笑)
自分にとって文字にすることは頭の中の整理の意味合いがあります。あとは、書いていて、新たな発見があったりなかったり。整理して区分して思考して…。

自分としては、もっと軽く、もっ

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遊びと環境3『大人との協力において、自分の万能感を養っていけるように、環境を用意していきます。』

遊びと環境3『大人との協力において、自分の万能感を養っていけるように、環境を用意していきます。』

そして、シリーズ3つ目です。
ゆるゆると書いていけたらと思っています。
インプットばかりしていると、頭の中がどんよりすることがあります。こんがらがる、というか。
アウトプットは、頭の中を整理する。誰かのために書いてはいますが、自分のためでもあります。
誰かのため、の、誰か、は、子どもであったり、親御さんであったり、お孫さんのいらっしゃる方であったり、保育士さんであったり、とにかく、子どもと関係のあ

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遊びと環境2『少しむずかしいおもちゃにも興味を持てるように、いつでも出せるところに置いてあげましょう。』

遊びと環境2『少しむずかしいおもちゃにも興味を持てるように、いつでも出せるところに置いてあげましょう。』

遊びと環境についての論考、というと、小難しい雰囲気、哲学、というと、また違う。
思考の文章化、見える化、とでも言いましょうか。

さて、今回は以下についてです(^^)

『少しむずかしいおもちゃにも興味を持てるように、いつでも出せるところに置いてあげましょう。』

子どもにいきなり包丁を渡す大人はいないと思います。
危険ですからね。怪我をしてしまいます。誤った使い方は命にも関わります。
しかし、子

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遊びと環境1『手の届く場所にお気に入りのおもちゃを置きましょう。』

遊びと環境1『手の届く場所にお気に入りのおもちゃを置きましょう。』

せっかくなので、シリーズ物にしてみます(^^)

自分のブログの過去記事にも遊びについては書いていますが、昔の自分と今の自分では、経過した時間の分、考えていることに変化があるので、そんな自分に出会うためにも、書いてみようと思います。

『手の届く場所にお気に入りのおもちゃを置きましょう。』
こちらについて深堀りします。

子どもは興味を持ちます。それは風であったり、光であったり、人であったり、物で

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遊びの環境

遊びの環境

堅苦しいタイトルになりますが…。

 保育士は遊びを通して、子どもの教育を担います。また、養護も遊びを抜きにしては語れません。専門的な言葉でいえば、【教育と養護が一体となった云々…】というフレーズがありますが、そちらの一体化を目指すのであれば、遊びはとても大切な手段となります。
遊びは生活の中の一つのフレーズです。そして子どもにとっては水分補給と同じくらい必要なものになります。子どもからは遊びを奪

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