遊びと環境1『手の届く場所にお気に入りのおもちゃを置きましょう。』
せっかくなので、シリーズ物にしてみます(^^)
自分のブログの過去記事にも遊びについては書いていますが、昔の自分と今の自分では、経過した時間の分、考えていることに変化があるので、そんな自分に出会うためにも、書いてみようと思います。
『手の届く場所にお気に入りのおもちゃを置きましょう。』
こちらについて深堀りします。
子どもは興味を持ちます。それは風であったり、光であったり、人であったり、物であったり、様々です。そしてその対象に向けて手を伸ばします。そして触ります。
手かざしという遊びがあるのですが、文字通り、手をかざして遊びます。自分の手をひらひらとさせて、その行方を見ます。短い時間ですが、じっと見ています。
自分の手を認識すると、その手で何かをしようとします。その延長線上に、おもちゃに触るがあります。
子どもが興味を惹かれたもの、そのモノが手に届くのならば、子どもはきっと触ります。そして遊びだす。試します。だから、手の届く場所におもちゃを置くとよいです。
自分の遊びたいモノがそこにあるとわかると、子どもは喜び、そして安心します。いつでもそこから遊び出せるからです。喜びと安心は遊びのベストパートナーです。
もうすでにご存じの方が大勢いらっしゃるとは思いますが、子ども用の椅子や棚はサイズ感が子どもに合っています。それは使いやすいからです。大人と子どもでは体のサイズに差があります。使いやすさを求めた形が、あれらのサイズ感になるわけです。
『手の届く場所にお気に入りのおもちゃを置きましょう。』
寝返りができない赤ちゃんには、モビールのような見て楽しいおもちゃを
寝返りが始まったら、うつぶせで、届くところにおもちゃを
ズリバイなどの移動が始まったら、移動できる範囲内で届く場所におもちゃを
段階を経て、手の届く場所は変化していきます。その変化に合わせていきます。
環境は、子どもの成長とともに、成長します。
つまり、環境は育っていくわけです。