100冊から選んだ買ってよかった本3冊2022年版
2022年も残すところあと2日。今日から明日にかけてお送りする2022年を振り返るシリーズ。
今回のテーマは、買ってよかった本。2022年、購入した本は100冊。
サラッと読みたい本は図書館で借りて、手元に残したいと思った本を購入。「本との出会いが人生を豊かにしてくれる。」そんな気がします。
学びの多かった3冊について秋に挙げてますので、こちらもお読みください。今回は、読書の秋にあげた3冊とは別の本を3冊紹介します。他にも紹介したい本があります。しかし、記事が長くなるので、詳しくは最後に掲載してある記事のリンクをご覧ください。
料理の四面体
読み進めるうちに、料理の本質が見えて目からウロコが落ち、爽快感MAX。旅行好き、料理好き、食に関心のある方にオススメの一冊。世界を旅しながら出会った料理。 旅して食していくうちに、解明されてゆく料理の原理。世界の郷土料理を体感しながら、著者と一緒に「料理の原理とは?」の答えを探していく読者参加型のエッセイ。
世界中の郷土料理も歴史、地理的要素が絡まり合って、ユニークな食材、調味料があります。日本ですら、地域によって手に入りやすい食材が異なります。それを表しているのがお雑煮。地域によって異なるつゆの味、入れる具材。
しかし、調理法は全世界、大体同じ。主に、生、加熱、茹でる、揚げる、蒸す。
料理を覚えていくと、こうすれば料理ができるという料理の原理が見えていき、レシピのバリエーションが増えていきます。それでは、非効率でわかるまで時間がかかるため、本書の力を借りて料理の本質を探しましょう。
結論は、たいていの料理は四面体で表すことができるということ。料理を結びつける基本要素4点とは何でしょうか?ヒントは卵料理にあります。
サイコロジーオブマネー
お金についての概念が変わった本。投資を始める前に読むべき一冊。お金持ちであり続けるためのマインドを整える本。書いてあることは、よく考えるとどれも当たり前のことばかり。しかし、収入が増えていくと見失いがち。お金を稼ぐ方法ではなく、お金を守るためのマインドが身に付きます。「なぜ、人類史上最高の投資の成功者ウォーレンバフェットは、80年間稼ぎ続けられるのか?」など、読み進めると、自分なりのお金の守り方が見えてきます。
未来の科学者たちへ
京都大学名誉教授の永田和宏教授と2016年ノーベル医学賞受賞の大隈良典教授の対談形式の本。本来のテーマは、「なぜ、日本の研究力が落ちたのか?」。私にとっては、何のために学んでいるのか、迷ったときの道しるべになった一冊。理系、文系問わず、学生のうちに読むべき一冊。単位を取ることに必死になっていた学生時代。お金がなく、バイトに明け暮れた学生時代。進学した目的を見失ってませんか?とくに、そんな方にオススメです。
本来、あるべき学問の姿とは何か?学ぶ、研究するために、必要なものとは何か?が分かる本です。
「自分の好きなことを遠回りでもいいから追究するべき。」その言葉が強く背中を押してくれるでしょう。学びの原点に戻れる一冊です。
今回紹介した3冊によって、「料理、お金、学問とは何か?」を考えさせられ、今までの概念も覆されました。
お年玉は本を買いましょう。一人暮らしで困ったときのための貯金でもいいいですが、余裕があれば本を買って読書すると、知識が積み重なって見える世界がガラリと変わります。「知層」を作っておけば、社会に出た時に武器になります。(2010年頃、ACジャパンのCMで登場しています。)
私が本を読み始めたのは社会人になってから。「もっと早く本の面白さに気づいていれば…」と後悔しています。
まとめ
今回紹介した本は、「料理の四面体」、「サイコロジーオブマネー」、「未来の科学者たちへ」の3冊。
料理の四面体は、料理の原理を著者と一緒に探るミステリー小説のような本。サイコロジーオブマネーは、お金持ちの本質が分かり、投資以前に読むべき本。未来の科学者たちへは、学問についての本質がわかる。
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