小学校で外国語が必修になってますが、日本はまだまだ日常の中で英語に触れる機会は少ないです。 小中一貫教育の流れで、中1ギャップの解消に努める学校も多くなってますが、英語の授業は特にギャップに苦しむ生徒が多いと聞きます。 そこで、こちらの本を紹介 小学校低学年で学習する「のはらうた」の英語版です。 日本語版の詩と、英語版の詩が交互に載っています。 こちらを使って、日常の中に英語を忍ばせ、英語を聞いて考えるという経験をちょびっとだけ増やすアクティビティを提案します。 5,
前回紹介したビッ○リマン風似顔絵の作り方です。 まず作り方とは別ですが、とりあえず見本として、生成AIで人物の顔を生成しました。使用したのはこちら。 で、ここから作り方です。 顔写真をAIで線画風にします。これは線をシンプルにして、似顔絵にするとき、目や鼻などのパーツをとらえやすくするためです。使ったのは、さっきとはまた別のAIです。 次に、線画を参考にしながら、以下のジェネレーターでパーツを選んで似顔絵を作成します。 似顔絵を作るときに、対象本人と普段からかかわりが
ここ最近は教職大学院の実習で、学校現場で過ごす日々。 久々に食べる給食がおいしいです。 内側だけど、ある意味外側の人として現場にいると、色々見えてくるものがあり、有意義な学びです。 そんな中、教員以外、支援員や事務職の人たちと話していると、また教員とは別の視点で現場の中で過ごされているんだな、と思います。 現場は忙しいので、教員としてがっつり働いていると、なかなか教員以外の職員の方とのコミュニケーションて難しいんですよね。 ひどい場合には、名前もよく知らないなんてこともあっ
小学校2年の国語教科書の常連、レオ・レオ二作の「スイミー」。 スイミーってね、当時の国際情勢と絡めて読むとすごいんです。 でも、すごいのに、小学校2年生じゃ、当時の国際情勢なんて分からんのです。というわけで、授業じゃ全然使えない、教科の研究会で教員相手にドヤれる程度の無駄知識を披露します。 「スイミー」の発表は1963年です。 これ以前に、世界がどういう状況だったかというと、 ・1955年 ワルシャワ条約機構が成立。東西冷戦が激しくなっていく。 ・1956年 ハンガリ
4年生の理科で、人の体の仕組み(骨と筋肉の働きについて)を学びます。 自分の体の筋肉の動きを触って確かめるのが一番なんですけど、4年生ではまだ体の発達が不十分で、筋肉の動きや硬さが分かりにくいこともあります。 市販の教材…筋肉と骨の模型もありますが、ただの模型なので、筋肉の収縮と弛緩を理解しにくいんですよね。 そこで、人工筋肉を簡易的に自作すると、筋肉の動きや働き、どうやって骨を動かしているのかが理解できます。 人工筋肉なんて大仰に言っても、100均の材料でできるなんちゃ
大学院に行っていますが、原籍校の運動会には顔を出します。 そんな中で思ったのですが、若い体育主任にうまく伝達されてない技術がある・・・!かもしれない。 私自身はずっと情報教育畑で経験を積んできたので、体育主任周りの仕事を手伝ったのは若いころだけなんですが、そのころ教えてもらった技術で、伝わってないものがあるっぽい・・・。 人手不足とか、偶然教わる機会がなかったなかったなどの理由かとは思いますが、私も体育畑じゃないということで、知っているのに積極的に広めてこなかったことに責任
HUGって知ってますか? 避難所運営ゲームの略で、大規模災害が起きたときの避難所の運営について、ゲーム感覚でシミュレーションし、実際の災害時の避難所の運営について学べるというものです。 一般財団法人日本防火・防災協会の総合情報誌に、大まかな説明が記載されています。開発したのは静岡県で、図上訓練として複数人で話し合いながら行うものだそうです。 https://www.n-bouka.or.jp/local/pdf/2015_03_28.pdf 実際の場面で起こりうるこ
「日本の公教育はものすごい変化の時代に入っている。今のままの自分では、その変化に対応しきれないだろう。」 そう考えたのが、私が教職大学院で学ぶことを決めたきっかけでした。 で、大学院で、いろいろな改革の流れがあることや、学校教育を大きく変化させていくことが求められていることを知り、学んでいます。 でも、きっとこの大きな流れや変革を現場が飲み込むのって、そうとう時間や手間、努力が必要そうです。コロナ禍で一気に進んだ一人一台端末の活用だって、地域差がすごいようです。制度
修学旅行や自然体験学習の季節が近づいてますね。 それぞれの活動では自立的な取り組みのために、子供だけでのグループ行動が組み入れられていることが多いですね。 しかし、グループの安否確認は引率教員にとって負担であると思います。 正直、素行が不安な学年集団だと、気が気じゃない場合もあります。 で、今回はアイディアじゃなく、既存のサービスの紹介です。 レンタルGPS・スマホで、安否確認しましょう。 調べてみたら結構提供している会社があるみたいですね。 さすがIT時代だなあと
夏休みや春休みに学校全体でやる仕事と言えば・・・? 備品点検ですね。 面倒だなあ・・・という思いを持っている人も多いのではないでしょうか。よくある話として考えられるのは、 ・備品が多すぎて時間がかかる。 ・一覧にあるのにどうしても見つからない備品がある。 ・全然使ってないのにいつまでも残してある備品が無駄なスペースを占拠。 ・時代遅れの機器なのに、壊れていないからなかなか廃棄できない。 ・前任者が適当に備品点検してたせいで、新しい担当者が色々困る。 とかでしょうか?
最近小学校からなくなりつつある教室、どこか分かりますか? 視聴覚室及びパソコン室です。 一人一台端末の導入や、特別支援学級の増加などによって、地域や学校によって、削減される例が出てきているんです。 空き教室がなくて、やむを得ず削減したという場合なら仕方ないですが、単純に必要がなくなって遊ばせているというのであれば、より有効な使い方をしていけたらいいなと思います。 そこで今回は元視聴覚室、元パソコン室の活用アイディアいろいろ出していこうと思います。予算とか実現性
もうすぐ8月も終わり。 全国的にはもうそろそろ2学期が始まっている地域もあるようですね。 2学期には6年生が修学旅行を行う小学校も多いと思います。 そういう学校では夏休みのうちに6年生の担任の先生が下見のために修学旅行先の実地確認に行ったという話も多いんではないでしょうか? 修学旅行に関しては、6年生担任にとって負担が大きい業務です。学校としても、6年生担任以外も、校長や級外が不在となり、手薄になります。 コロナ禍では、修学旅行の実施が難しくなり、近場での実施
皆様に閲覧いただき、ビュー1000、スキ100をそれぞれ超えました。特に目標にしていたわけではありませんが、ちょっとした節目かなと思うと、うれしく思います。 思いついたことを好きに垂れ流しているだけなんですが、興味を持っていただいて大変ありがたく思います。 いつも読んでくださる皆様に御礼申し上げます。 今後も思いつく限りアイディアを垂れ流していきたいと思います。 さて、お礼を述べさせていただくだけも何ですし、今日は終戦の日ということで、戦争についての話を。 創
お盆です。夏休みです。 子供たちは夏休みの宿題に取り組んでいますね。 世の中では夏休みの宿題を廃止するなどの試みをしている学校も現れ始めているようですが、賛否両論あるようです。多様化の時代、夏休みの宿題が一律で出されることに対する疑問の声も大きくなってきている感もあります。とはいえ、自分で進んで取り組むような子はいいけど、勉強が苦手な子、嫌いな子は宿題がないと怠けてしまって1学期の学習内容を忘れてしまう、という意見もあります。 夏休みの宿題と言えば、1学期の学習内
食育、難しいですよね。 食物アレルギーでなくても、あれが食べられない、これが食べられないで、給食の時間が憂鬱という子も多くなっているようです。 それに対しての指導でも、どこまでやるのか、というところで難しさが増しています。 個人的には、作ってくださった方への感謝、食物になってくれた生き物への感謝として、自分の皿に出されたものは、完食は難しくても最大限食べきれるよう努力するのが仁義、とは思います。 しかし、それをどうやって、どこまで伝えるかで、問題になるか、ならないかが決まっ
全国的に小中連携、小中一貫教育の取り組みが進んでいます。 少子化による子供の減少による施設の余剰や、中1ギャップの解消など小中連携により解決を図れるであろうことは多く、推進していくべき取り組みであろうと考えます。 しかし、現場レベルでは、施設分離型の小中一貫教育が多く、連携がうまくいかないということが多いように思います。 で、大学院での演習の中で、他のグループが小中連携に資するおもしろいアイディアを出していたので紹介します。※本人たちに了承済み 小中連携歌を歌って